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    8月
    28
    2011

    誰かあの地下の井戸を突き止めて欲しい

    カテゴリ:[コピペ]怖い,2ch | タグ:

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    新ブログ始めました!
    http://crossbreed.hatenablog.com


    犯罪系というかヤバい所に足を突っ込んでしまった系の紹介です。

    以前、

    気がついたら夕方
    俺が出会った不思議な男の話をしよう
    「朝起きたら記憶が無くなっていた」スレ
    僕はいったい誰なのでしょうか?

    こんなコピペを紹介しました。どれも背筋がゾっとするリアリティのあるコワイハナシ。

    今回のはアングラなお仕事をされていた方の赤裸々な告白です。こういうのが実は一番怖いのかもしれません。

    902:本当にあった怖い名無し:2008/01/21(月)00:52:13ID:wohjQNUp0

    これを書いたら、昔の仲間なら俺が誰だか分かると思う。
    ばれたら相当やばい。まだ生きてるって知られたら、また探しにかかるだろう。
    でも俺が書かなきゃ、あの井戸の存在は闇に葬られたままだ。だから書こうと思う。
    文章作るの下手だし、かなり長くなった。
    しかも怪談じゃないから、興味の湧いた人だけ読んで欲しい。

    今から数年前の話。俺は東京にある、某組織の若手幹部に使われてた。Nさんって人。
    今やそういう組織も、日々の微妙にヤバい仕事はアウトソーシングですよ。
    それも組織じゃなく、個人が雇うの。警察が介入してきたら、トカゲの尻尾切りってやつね。
    その代わり金まわりは、かなり良かったよ。

    俺は都内の、比較的金持ちの日本人や外国人が遊ぶ街で働いてた。
    日々のヤバい仕事っていうとすごそうだけど、実際に俺がやってたのは、
    ワンボックスで花屋に花取りに行って、代金を払う。
    その花を俺がキャバクラから、高級クラブまで配達する。
    キャバクラ行くと、必ず花置いてあんだろ?あれだよ。
    で、花配りながら集金して回る。
    もちろん、花屋に渡した代金の、3~5倍はもらうんだけどね。
    3万が10万、5万が25万になったりするわけよ。月に3千万くらいにはなったね。

    俺がやるヤバい仕事ってのは、最初はその程度だった。
    それでも結構真面目にやってた。
    相手も海千山千のが多いからさ。相手が若僧だと思うと、なめてかかって、値切ろうとするバカもいるんだよね。
    その度に暴力沙汰起こしてたんじゃ、仕事になんないわけだ。起こす奴もいるけど。
    でも警察呼ばれたら負けだからね。次から金取れなくなるから、組から睨まれる。タダじゃすまんよ。
    そういう時、俺は粘り強く話す。話すけど、肝心なトコは絶対譲らない。
    一円も値切らせないし、ひとつの条件もつけさせない。


    これなんてVシネ?


    詳細は以下より



    壮大な前置きの後、物語は始まります。


    903:本当にあった怖い名無し:2008/01/21(月)00:54:00ID:wohjQNUp0

    前置き長くなったけど、まあうまくやってるってんで、
    Nさんの舎弟のSさん、Kさんなんかに、結構信頼されるようになった。
    それで、時々花の配達に使ってるワンボックスで、夜中に呼び出されるようになった。
    積んでるのは、多分ドラム缶とか段ボール。
    荷物積む時は、俺は運転席から出ない事になってたし、後ろは目張りされてて見えないから。
    それで、ベンツの後ろついてくだけ。
    荷物を下ろしたら、少し離れたところで待たされて、またベンツについて帰って、金もらって終了。
    何を運んでたなんて知らない。
    その代わり、1回の仕事で、花の配達の1ヶ月分のバイト代をもらえた。

    ある夜、また呼び出された。
    行ってみると、いつもとメンツが違う。いつもはSさんかKさんと、部下の若い人だった。
    ところがその日は、幹部のNさんがいて、他にはSさん、Kさんの3人だけ。
    3人とも異様に緊張してイラついてて、明らかに普通じゃない雰囲気。
    俺が着いても、「エンジン切って待ってろ」って言ったまま、ボソボソ何か話してた。
    「・・・はこのまま帰せ」
    「あいつは大丈夫ですよ。それより・・・」
    途切れ途切れに会話が聞こえてたけど、結局俺は運転していく事になった。何だか嫌な予感がしたけどね。

    後ろのハッチが開いて、何か積んでるのが分かった。
    でも今回は、ドラム缶とか段ボールじゃなかった。
    置いた時の音がね、いつもと違ってた。重そうなもんではあったけど。
    更に変だったのが、SさんとKさんが同乗した事。いつもは俺一人でベンツについてくだけなのに。
    しかも、いきなり首都高に入った。
    あそこはカメラもあるし、出入口にはNシステムもあるから、
    こういう仕事の時は、一般道でもNシステムは回避して走るのに。



    904:本当にあった怖い名無し:2008/01/21(月)00:54:47ID:wohjQNUp0

    首都高の環状線はさ、皇居を見下ろしちゃいけないとかでさ、何ヵ所か地下に入るよね。
    恥ずかしながら、俺は運転には自信あるけど、道覚えるのは苦手なんだよね。方向音痴だし。

    多分環状線を、2周くらいしたと思う。
    車が途切れたところで、突然Nさんが乗るベンツが、トンネルの中で、ハザード出した。
    それまでSさんもKさんも、ひと言もしゃべらなかったけど、
    Sさんが「右の車線に入って止めろ」って。言われるままに止めたよ。そこって合流地点だった。
    で、「中洲みたいになってるとこに、バックで車入れろ」って言うから、その通りにしてライト消した。

    両側柱になってて、普通に走ってる車からは、振り返って見たとしても、なかなか見つけられないと思う。
    まあ見つけたとしても、かかわり合いにならない方が良いけどね。
    Nさんが乗ったベンツは、そのまま走り去った。

    SさんとKさんは、二人で荷物を下ろしてたけど、俺にも下りて来いって。
    俺はこの時も嫌な予感がした。今まで呼ばれた事なんて無かったし。
    SさんとKさんが、二人で担ぎ上げてるビニールの袋。
    映画とかでよく見る、死体袋とかいう黒いやつ。もう中身は、絶対に人間としか思えない。



    905:本当にあった怖い名無し:2008/01/21(月)00:55:26ID:wohjQNUp0

    とんでもない事に巻き込まれたって思って、腰が痛くなった。多分腰抜ける寸前だったんだろう。
    何で組の人じゃなくて俺なの?ってその時は思ったけど、その理由も後になれば分かったんだけど。

    で、Sさんが「ポケットに鍵があるから、それ使って、金網の扉の鍵開けろ」って言うから、言う通りにした。
    金網開けて5~6メートルで、また扉にぶつかる。
    扉というより、鉄柵って感じかな。だって開ける為の把手とか無いし、第一鍵穴すら見当たらない。
    どうすんだろうな~と思ったら、またSさんが別のポケットを指定。
    今度は大小ひとつずつの鍵。コンクリの壁にステンレスの小さい蓋が付いてて、それを小さい方の鍵で開ける。
    中に円筒形の鍵穴があって、それは大きい方の鍵。
    それを回すと、ガチャって音がして、柵が少し動いた。
    右から左に柵が開いた。壁の中まで柵が食い込んでて、その中でロックされてる。
    鍵を壊して侵入は、出来ない構造らしい。

    更に先はもう真っ暗。マグライトをつけて先に進んだけど、すぐに鉄扉に当たった。
    『無断立入厳禁防衛施設庁』って書いてあった。
    これは不思議だった。だってここ、道路公団の施設だよね?
    ていうか、こんなとこ入って平気なのかな、って思った。
    まあこの人たちのやる事だから、抜かりは無いとは思うんだけど、
    監視カメラとかあるんじゃないのって、不安になった。
    まあ中に進んだら、もっと不思議なもんが、待ってたんだけどね。
    鉄の扉も、さっきの鉄柵と同じ要領で開いて、俺たちは中に入った。



    906:本当にあった怖い名無し:2008/01/21(月)00:56:30ID:wohjQNUp0

    SさんもKさんもうっすら汗かき始めてて、随分重そうだったけど、運ぶの手伝えとは言わなかった。
    中に入るとすぐ階段で、ひたすら下に下りて行った。結構下りた。
    時々二人が止まって、肩に担ぎ上げた『荷物』を担ぎ直してた。

    階段を下りると、ものすごく広い通路が左右に伸びてた。多分幅10mくらいあったと思う。
    下りたところで、ひと休みした。
    通路はところどころ電灯がついてて、すごく薄暗いけど、一応ライトは無しで歩けた。
    俺たちは反対側に渡って(って言いたくなるくらい広い)、左手に向かって進んだ。

    時々休みながら、どれくらい進んだかな。
    通路自体は分岐はしてない。ひたすら真っ直ぐで、左右の壁に時々鉄の扉がついてる。
    ある扉の前でSさんが止まって言った。
    「これじゃねえか。これだろ」
    そこには『帝国陸軍第十三号坑道』って書いてあった。字体は古かったけど。
    信じられる?今の日本にあるのは陸上自衛隊でしょ。何十年も前のトンネルなのか、これは?

    SさんもKさんも、汗だくで息も荒くなってたから、
    扉を入ったところで、また『荷物』を下ろして休憩する事にした。
    二人とも無言だったから、俺も黙ってた。
    しばらくして、Sさんが「そろそろ行こう」って言って、袋の片側、多分『足』がある側を持った。そ
    したら・・・
    『袋』が突然暴れた。
    Sさんは不意を突かれて手を放してしまい、弾みで反対側の袋の口から、顔が出てきた。
    猿ぐつわを噛まされた、ちょっと小太りの男。



    907:本当にあった怖い名無し:2008/01/21(月)00:57:16ID:wohjQNUp0

    どっかで見たことある・・・それもあるけど、
    分かっていながらも、袋からリアルに人が、しかも生きた人が出てきた事にビビッて、俺は固まってた。
    SさんがKさんに、
    「おい何で目を覚ました!」「クスリ打てクスリ!」「袋に戻せ!」
    とか言ってるのが聞こえた。
    Kさんは「クスリは持って無い」とか、何とか答えてた。
    その間も『袋』は暴れてた。
    暴れてたというか、体を縛られてるらしく、激しく身をよじって、袋から出ようとしていた。

    するとSさんが、袋の上から腹のあたりを、踏んづけるように蹴った。
    一瞬『袋』の動きが止まったけど、「ウ~!」とすごい唸り声を上げながら、また暴れ出した。
    Sさんは腹のあたりを、構わず蹴り続けた。それでも『袋』は、暴れ続けた。
    やがてKさんも加わって、二人で滅茶苦茶に蹴り始めた。
    パキって音が、2、3回立て続けにした。多分肋骨が折れたんだと思う。

    『袋』の動きが止まった。その時なぜか男は頭を振って、俺に気が付いた。
    それまですごい形相で、暴れていた男が、急に泣きそうな顔で俺を見つめた。
    Sさんが「袋に戻せ」と言うと、Kさんが男の肩のあたりを足で抑えながら袋を引っ張って、男を中に戻した。
    今でもその光景は、スローモーションの映像のまま、俺の記憶に残ってる。
    男は袋に戻されるまで、ずっと俺を見てた。一生忘れられない。



    908:本当にあった怖い名無し:2008/01/21(月)00:57:44ID:wohjQNUp0

    Kさんが、袋の口をきつく縛るのを確認すると、Sさんは更に数回、袋を蹴った。
    「これくらいかな。殺しちゃまずいからな」
    Sさんはそう言って、俺を見た。
    「お前、こいつの顔を見たか」
    「いえ・・・突然だったんで、何が何だか」
    そう答えるのが精一杯だった。
    その時に、本当はどこかで見たような気がしたけど、思い出せなかった。

    SさんとKさんは、再び動かなくなった『袋』を担ぎ上げた。
    それまでと違うのは、真ん中に俺が入ったこと。
    もう中身を知ってしまったので、一連托生だ。

    それから、その13号坑道ってやつを延々歩いた。
    今までの広い通路とはうって変わって、幅が3mも無いくらいの、狭い通路だった。
    右手は常に壁なんだけど、左手は時々、下に下りる階段があった。
    幅1mちょいくらいの階段で、ほんの数段下りたところに、扉がついてた。

    何個目か分かんないけど、Sさんがある扉の前で「止まれ」って言った。
    そこもまた『帝国陸軍』『帝国陸軍第126号井戸』って書いてあった。
    (128だったかも。偶数だった記憶があるけど忘れた)
    それで、Sさんに言われるまま中に入った。
    中は結構広い部屋だった。小中学校の教室くらいはあったかな。
    その真ん中に、確かに井戸があった。でも蓋が閉まってるの。重そうな鉄の蓋。
    端っこに鎖がついてて、それが天井の滑車につながってた。
    滑車からぶら下がっている、もうひとつの鎖を引いて回すと、
    蓋についた鎖が徐々に巻き取られて、蓋が開いてく仕掛けになってた。



    909:本当にあった怖い名無し:2008/01/21(月)00:58:23ID:wohjQNUp0

    オレは言われるままに、どんどん鎖を引っ張って蓋を開けていった。
    完全に蓋が開いたとこで、二人が『袋』を抱え上げた。
    もう分かったよ。この地底深く、誰も来ない井戸に投げ込んでしまえば、二度と出てこないもんね。
    でもひとつだけ分からない事があった。なんで『生きたまま』投げ込む必要があるの?

    二人は袋を井戸に落とした。ドボーン!水の中に落ちる音がするはずだった。
    でも聞こえてきたのは、バシャッて音。この井戸、水が枯れてるんじゃないの?って音。
    SさんとKさんも顔を見合わせてた。
    Sさんが俺の持っているマグライトを見て、
    顎をしゃくってみせ首を傾げて、『井戸を覗け』ってジェスチャーをした。
    マグライトで照らしてみたけど、最初はぼんやりとしか底まで光が届かなかった。
    レンズを少し回して焦点を絞ると、小さいけど底まで光が届いた。
    光の輪の中には、『袋』の一部が照らし出されてる。
    やっぱり枯れてるみたいで、水はほとんど無い。
    そこに手が現れた。真っ白い手。さらにつるっぱげで、真っ白な頭頂部。
    あれ、さっきの『袋』の人、つるっぱげじゃ無かったよな。
    ワケが分かんなくて呆然と考えていたら、また頭が現れた。
    え?2人?ますます頭が混乱して、ただ眺めてたら、その頭がすっと上を向いた。目が無い。
    空洞とかじゃなくて、鼻の穴みたいな小さい穴がついてるだけ。
    理解不能な出来事に、俺たちは全員固まってた。
    しかも2人だけじゃ無さそうだ。奴らの周囲でも、何かがうごめいている気配がする。
    何だあれ?人間なのか?なぜ井戸の中にいる?何をしている?



    910:本当にあった怖い名無し:2008/01/21(月)00:58:52ID:wohjQNUp0

    その時、急に扉が開いて、人が入ってきた。
    俺は驚いてライトを落として、立ち上がってた。SさんとKさんも。
    入ってきたのはNさんだった。Nさんは俺たちを見て、怪訝そうな顔をした。
    「S、もう済んだのか」
    Sさんは少しの間呆然としていたけど、すぐに答えた。
    「済みました」
    Nさんは俺たちの様子を見て、俺たちが井戸の中身を見た事を悟ったみたいだった。
    「見たのか、中を」
    俺たちはうなずきもせず言葉も発しなかったが、否定しないことが肯定になった。
    「さっさと蓋閉めろ」
    言われて俺は、慌てて鎖のところに行って、さっきとは反対側の鎖を引いて回した。
    少しずつ蓋が閉まっていく。
    「余計な事を考えるんじゃねえ。忘れろ」
    そう言われた。
    確かにそうなんだけど、ぐるぐる考えた。
    『殺しちゃまずい』って、Sさんは言ってた。
    Sさん自身も、なぜ殺しちゃだめなのか知らなかったんだと思う。
    生きたまま落とした理由は?生きたまま・・・あの化け物のような奴らがいるところへ。
    考えたく無くなった。

    俺たちは来た道を戻り、車で道に出た。
    今度はSさんとKさんは、Nさんのベンツに乗っていった。
    そしてそれが、3人を見た最後になった。



    911:本当にあった怖い名無し:2008/01/21(月)00:59:15ID:wohjQNUp0

    俺は思い出していた。あのとき『袋』に入っていた男の顔を。
    最近出所してきた、会長の3男だった。
    出来の悪い男というウワサだった。ケチな仕事で下手を踏み、服役していたらしい。
    俺は2、3回しか顔を合わせた事が無かったが、
    大した事無さそうなのに、威張り散らしてヤな感じだったのを覚えてる。
    だからといって、会長の息子を殺すのはアウトだよ。死体を隠したっていずれバレる。
    それでも出来るだけバレないように、俺を使って運んだんだろうけど。

    あの出来事から2週間くらいして、Nさんが居なくなった。
    『お前も姿をくらませ』って、Sさんから電話があった。
    バレたんだ。会長の息子を殺ったのを。

    組から距離をおいていたのが幸いして、俺は逃げ延びる事ができた。
    SさんやKさんがどうなったのかは知らない。
    あれから数年、俺は人の多い土地を転々としている。
    これはあるネットカフェで書いた。
    もうすぐネットカフェも、身分証を見せないと書き込めなくなるらしい。これが最後のチャンスだ。
    組の人たちがこれを知れば、どこから書いたのか、すぐに突き止めると思う。
    だから俺は、この街には二度と戻ってこない。

    誰かあの井戸を突き止めて欲しい。なぜあの井戸に、暴力団なんかが鍵持って入れるのか。
    そうしたら俺の追っ手は、皆捕まるかも知れない。
    俺は逃げ延びたい。これからも逃げ続けるつもりだ。




    この方の無事を祈るばかりです。

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