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我が子との会話 第10話 – 動物園に行こう その2

我が子との会話ロゴ 前回、会話自体を現在の最大の敵であるくまのプーさんに阻まれ、涙を飲みました。そのプーさんのDVDが今まさに終わろうとしています。
動物園に行くのです!
それでは始まります。


我が子との会話 第10話 – 動物園に行こう その2

ユイナは物凄い集中力でプーさんを見ています。隣の僕の事なんか全く眼中にないといった様相です。非常にまったりとした日曜日の朝です。まあ、これはこれでアリなのでしょうか。
ふと殺気を感じて僕は振り返りました。そこには
プーさんを観るヒマがあったら洗濯物でも干しやがれ(殺
と言わんばかりに睨み付ける嫁K子の姿が・・・
僕は慌てて全く気づかないフリをしてプーさんが終わるのを待ちました。
 
 
ユイナ
オシマイ、デス!
 
 
「オ」と「デ」にアクセントが付くこの「オシマイデス」。ユイナはいつしかこんな風に言うようになりました。こんな言い方誰が教えたのでしょうか?謎です。
DVDとテレビの電源を自分で切り、次の獲物を探そうとしています。ホントに落ち着きがありません。
ayu
「動物園行きたいヒトー!?」
ユイナ
「どうぶえんー?」
ayu
「そうだよ、動物園行きたいヒトー!?」
ユイナ
はあーーーい!
 
 
 
 
リアクションは上々です。
 
 
 
 
ayu
「じゃあ、準備するからちょっと待っててね」
ユイナ
「はあーーーーい」
 
 
 
 
早速お出かけセットを準備です。ほぼ初めての二人きりでのお出かけです。初めてついでに、バスと電車を乗り継いで行く事にしました。
グズグズ言った時用に好物のレモンタブレットは必需品です。あとこれまた好物の「おっとっと」も。
 
子供が出掛けるのに必要なグッズはかなりの量になります。着替えからヨダレカケ、自前のスプーンやフォーク、タオル等リュック一杯に膨れ上がります。なんだかんだでお昼前になってしまいましたが、準備が出来たので出発です。肝心なのはママが一緒に行かない事を早い段階で悟られない事です。
ayu
「じゃあ、行こうか。しゅっぱつしんこーう!」
 
 
ユイナ
「しゅっぱーーーつ!」
 
 
ゴキゲンのユイナに肝心な事を説明します。
 
 
ayu
「あのねえ、動物園に行く子は、パパとお手てを繋がないといけないんだよ」
ユイナ
「はいわかりました」
 
 
えらくあっさりと承知したので拍子抜けです。念を押しておかないと。
 
 
ayu
「パパとちゃあんとおててをつないで動物園に行こうね」
ユイナ
「はいわかりました」
 
 
超一流の返事。心がこもってないカンジがするのは気のせいでしょうか。ともかく二人で手を繋いで玄関を出ることに成功しました。感激です。もちろん嫁K子には隠れてもらっていました。今日のお出かけは、ママの事を出来る限り思い出させないように超努力しないといけません。
 
二人で歌いながらバス停まで向かいます。歌は勿論「アイアイ」です。
ayu
「アーイアイ」
ユイナ
「アーイアイ」
ayu
「アーイアイ」
ユイナ
「アーイアイ」
二人
おさーるさーんだよー!!
 
 
 
 
超順調な滑り出し。サイコウです。バス停につくと丁度バスが来ました。素晴らしいタイミングです。
 
 
ayu
「あ!バスが来た!」
 
 
ユイナ
「やったー!バスだー!」
 
 
大好きなバスに乗ることが出来てご機嫌です。バスカードも自分で差し込んでいます。嬉しそうです。バスに乗るなり一生懸命外を眺めています。
地下鉄の駅に着くと今度は電車です。ここから動物園最寄の駅まで20分少々。若干の長丁場です。僕はユイナに言い聞かせました。
 
 
ayu
「電車のなかでは静かにしてないとダメだよ」
ユイナ
はいわかりました!
ayu
「他のお客さんに迷惑だからね」
 
 
ユイナ
はいわかりました!
 
 
 
ayu
「・・・・」
 
 
 
 
相変わらずの超一流の返事にあきれながら地下鉄に乗ります。予想通りものの一分も経たないうちにゴソゴソと動き始めます。席から立ったかと思うとあらぬ方向に駆け出します。僕はユイナの首根っこを掴んで引き戻します。
 
 
ayu
「電車の中では座っててね。他のお客さんに迷惑でしょ?」
 
 
ユイナ
「はい!」
 
 
ayu
「おりこうにできますか?」
 
 
 
ユイナ
はいわかりました!
 
 
ayu
「・・・・・」
 
 
この後、繰り返す事数回。全く言う事を聞くつもりがない事は分かっていたんですが、これを止めるにはもうアレしかないです。
 
 
秘密兵器「おっとっと」登場
 
 
 
 
ayu
「おっとっと、いる?」
 
 
ユイナ
「おっとっとたべたい!」
 
 
 
魔法のお菓子、おっとっとを食べて一気に静かになるユイナ。ああ、エサで釣るようでやだなあ。
数十分後、地下鉄を降りた僕らは動物園に向かう前に昼ごはんを食べることにしました。
 
ayu
「何が食べたい?」
ユイナ
「おうどん!」
ayu
「わかった。おうどんたべよう」
ユイナ
「やったー」
 
 
しかし探せど探せどおうどん屋さんは見当たりません。仕方ないのですぐに見つかったちょっと高級そうなソバ屋にはいる事にしました。
ayu
「あったよー。おうどん的なお店」
ユイナ
「やったー」
 
この時まだ二歳でしたが、ユイナの食べる量は半端ではく、大人一人分のおうどんを食べてしまいます。いつもうどん屋さんに行くとかけうどんをペロリと平らげてしまうのです。
しかしメニューを見て驚きました。ざるそばがなんと一杯1500円もするのです。しまった!
店員
「いらっしゃいませ。ご注文は?」
ayu
「あのう、ざ、ざるそばの大盛りとかありませんか?」
 
 
店員
ありません(即答
 
 
ayu
「・・・という事は大盛りにしたい場合は・・・・・」
 
 
 
店員
二段ご注文頂く事になります
 
 
ayu
「・・・・・」
 
 
 
 
二人で3000円のざるそば(泣
 
 
なんだか物凄いこだわりの手打ちソバだそうで、確かに旨い、旨いのだけれども、僕とユイナの口には贅沢すぎでした。しかも量があり得ないくらい少なく、他のサイドメニューを頼もうにも、単品料理が800円以上のものしかないのです。
 
ご飯セット(ごはんと漬物)800円ってどうよ(泣
 
僕は味わうヒマもなく、あっさりと平らげてしまいました。横ではユイナがフォークでざるそばを食べています。
ayu
「ユイナちゃん、パパにおそば少し分けてくれないかな?」
 
 
ユイナ
ダメ!ユイナの!
 
 
ayu
「そうだよね、やっぱり・・・」
 
 
程なくしてユイナもあっさりと平らげてしまったようです。
 
 
ユイナ
「パパ!」
ayu
「ん?どうしたの?」
 
 
 
 
ユイナ
おうどん!おかわり!
 
 
 
 
ayu
「!・・・・そ、それは・・・」
 
 
 
 
ユイナ
おうどん!おかわり!
 
 
 
 
ayu
「さあユイナ動物園にいこう」
 
 
 
 
ユイナ
おうどん!ギャーーーーーーー!(泣
 
 
ayu
「動物園にはキリンさんがいるかな?」
 
 
ユイナ
ギャーーーーーーーーー!!(泣
 
 
ダダをこねるユイナをきっぱりと無視し、僕はそそくさと3000円を払い、二度と来ることはないであろうソバ屋を後にしました。
動物園はもうすぐそこです。
TO BE CONTINUED…

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