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我が子との会話 第10話 – 動物園デート その3

我が子との会話ロゴ なかなか上手くいかない我が子との関係を打破すべく、初めての動物園デートに踏み切った僕とユイナ。
前回は初めて行ったソバ屋で散々な目にあったのですが、その後上手く動物園にたどり着くことができるのでしょうか。
長くてすみませんが、以下よりどうぞー。


我が子との会話 第10話 – 動物園デート その3

腹4分の状態で僕らは動物園へのバスに乗ることにしました。
動物園までは10分程度で到着します。しばらくして来たバスに乗り、一番後ろの席に座りました。
はあ、まだ動物園についていないというのに、この疲労感は一体どういうことなんでしょうか。時刻にして13:30。まだまだこれからです。
と、なんだか静かにしているとなりのユイナを見ると、
 
 
 
寝 て る !
 
 
 
後数分で到着するというのに、このタイミングで寝るのかよ!
動物園前のバス停で超巨大な2歳児(この時16kg)を抱っこして降りた僕は、目の前の動物園入り口を眺めたまま途方に暮れるのでした・・・・(泣
それから1時間半。全く起きる気配もなく、バス停のベンチでイビキを書きながらユイナはご就寝でした。勿論僕も抱っこしながら熟睡していたのですが、物凄い不安定な姿勢で寝ていた為、カラダのアチコチが激しく痛かったです。
パっと目が覚めたユイナは開口一番
ユイナ
「パパ!早く起きて!」
ayu
「・・・ん?あ、ああ・・・・」
ユイナ
「パパ!動物園に行くよ!」
ayu
「・・・はいはい・・・」
午後3時。僕らはようやく目的地、動物園に入場する事ができたのです。
動物園に二人で入場するや否やパンフレットを何枚もゲットしようとするユイナを制し、最初の大物動物「ぞうさん」の方へ向かいます。
一人で走り出そうとするのをなだめ、手をつないでぞうさんの方へ・・・
ユイナ
「ぞうさーん!」
ぞうさんにしきりに話しかけるユイナ。いつまでこんな純粋なキモチでいるんでしょうか。
ひとしきりぞうさんを眺めた後、
ユイナ
「次はキリンさんに行こう」
ayu
「キリンさんとこは遠いから、次はチンパンジーだよ」
ユイナ
「イヤダ!キリンさんとこ行く!」
ayu
「はいはい・・・」
どうしても言う事を聞かないユイナに負け、遥か遠い場所にあるキリンさんの所に向かいました。
ユイナ
キリンさあああああん!
動物園の大物動物といえば、
ゾウ、キリン、ライオン、トラ、カバ
でしょうか、この後もハイテンションに色々な動物を見て回ります。途中、「ふれあい動物園」と呼ばれる小さな動物がいる場所で嬉しそうにモルモットを触っていました。
yuina_6025.jpg
(CROSSBREED)
 
yuina_6036.jpg
(CROSSBREED)
その後、ベンチで好物のリンゴジュースを飲んでいると、
ユイナ
「ライオンさんの所に行きたいんだ!」
ayu
「ライオンさん起きてるといいねえ」
明らかに遠回りな順路ですが、ライオンさんの所に向かいました。この日は時間が遅かったのがよかったのか、ライオンさんは起きていました。
檻の中を激しく動き回るライオンは大迫力でした。ご飯前でイライラしているのか、骨の残骸をもてあましたりしてます。
ユイナ
「ライオンさん・・・」
 
 
ayu
「どうしたの?ライオンさんに聞こえるように大きな声で呼んだら?」
 
 
ユイナ
「ライオンさん・・・・・・・コワイ・・・」
 
 
ayu
「ライオンさん怖くないよ。大丈夫呼んでみて」
 
 
ユイナ
「パパ!」
ayu
「なに?」
 
 
ユイナ
「ユイナ、キリンさんがイイ!」
 
 
ayu
「キリンさんはさっき見たじゃないか」
 
 
ユイナ
キリンさん!キリンさんがイイ!
ayu
「・・・・・」
この日3度目のキリンさんを見に行くときは午後5時近くになって、日も翳ってきていました。
ayu
「そろそろ帰ろうか」
ユイナ
「イヤダ!」
ayu
「動物園もう閉まるんだって」
ユイナ
「イヤダ!」
もう閉園の動物園の入り口に向かいます。途中、入り口付近にある汽車(超チャチなヤツ)にどうしても乗りたいというユイナをなんとか制して僕らは動物園を後にしました。
また同じ道のりで家路につかないといけません。動物園でハッスルしすぎたユイナは帰りの全工程を爆睡していました。
バスから地下鉄へ、地下鉄からバスまでの移動はダッコです。あの超重量級(当時16kg)の2歳を、です。これは堪えました。
心身共にクタビレた僕はビールの事しかアタマにありませんでした。最後のバスを降り、かわいそうでしたが、起こす事にしました。
ayu
「ユイナ、バスついたよ」
ユイナ
「・・・・・・・」
 
 
 
 
後は自宅まで数分です。
 
 
 
 
ayu
「お願いだからおうちまで歩いてね」
ユイナ
「はいわかりました」
まだ寝ぼけた調子のユイナと手をつないで(この頃には手をつなぐのがデフォルトになっていた!)歩きます。
空は真っ赤に染まり、周りの家々からは夕食の香りが・・・・
これが恋人同士ならなら間違いなくアレな雰囲気です。超疲れたけど、動物園行って本当によかった。
 
 
 
ユイナ
「パパ!」
 
 
 
 
ayu
「ん?何?」
 
 
 
 
 
 
 
 
ユイナ
また一緒に動物園行こうね!
 
 
ayu
「・・・・・うん。行こうね!」
 
 
 
 
 
 
 
 
ああ、本当に行って良かった(涙
 
 
僕はこの日の事を忘れないでしょう。泣きそうになりながら、自宅に到着しました。
 
 
二人
「ただいまー」
「おかえりー。楽しかった?」
ユイナ
「うん。ぞうさんとキリンさんがいたんだ!」
「そっかー。良かったね」
ユイナ
「パパとおうどん食べたんだ!」
「美味しかった?」
ユイナ
「うん!おいしかった!」
 
 
そんな会話が続きました。よほど動物園が楽しかったのでしょう。夕食後、お風呂に入る時間になりました。
 
 
ayu
「ユイナ、お風呂に入ろうよ」
ユイナ
「・・・イヤダ!ママと!」
ayu
「え?今日は仲良く動物園行ったじゃないかー」
ユイナ
「・・・パパ!アッチイッテ!」
ayu
「・・・・・・」
それはそれ、これはこれ、とでも言いたいのでしょうか。前日と全く変化はありません。少しはパパの事を認めてくれたかと思ったのに・・・
そして就寝前。
ユイナ
「パパ!アッチのベッドで寝て!」
ayu
「え・・・・・」
 
 
 
 
ユイナ
パパ!一人で寝て!こっちこないで!
 
 
ayu
「そんな・・・・」
 
 
 
 
今日の昼間は一体なんだったのか(泣
 
 
 
まだまだ和解の日は遠いようです。が、一歩前進かな?
TO BE CONTINUED…

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