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嫁との会話8 – ドラゴンクエストと嫁

2011/07/25

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早いもので「嫁との会話」も8話を迎える運びとなりました。ここのサイトを知る方とリアルでお会いすると必ず聞かれるのが、
「あれはウソでしょう?」
というものです。実際に会った方は激しく同意していただけると信じていますが、
全て事実です(泣
それではハジマリます。今回は12月遂に発売されたドラゴンクエスト8 空と海と大地と呪われし姫君にまつわるオハナシです。


嫁との会話8 – ドラゴンクエストと嫁

年甲斐もなく、僕は年末にドラクエを買ってしまった。実家にソフトとメモリーカードをこっそり持っていっていた僕は実家で皆が寝静まった後、年甲斐もなく夜通しドラクエを楽しんでいた。3Dになって臨場感を増した戦闘中に寝てしまい、そのまま新年の朝を迎え、戦闘中の曲と共に目覚めるという、年甲斐もない、中学生のような楽しい正月を過ごしていた。
その楽しい日々は誰にも邪魔されるべきではない神聖なもののはずだった。
嫁K子はそんな僕の無邪気な姿を何を言うでもなく、遠くから嘲笑の眼差しで眺めていた。
実家から自宅に戻り、仕事始めまで数日を残すばかりとなった1月3日、嫁K子は年末に出来なかった部屋の掃除に追われていた。僕はと言えば、前日夜からずっとドラクエ三昧という幸せな休日を過ごしていた。
「掃除するよー」
ayu
「もうちょっとやったら手伝うから待って」
「全くゲームやりだしたら・・・ブツブツ・・・」
掃除が3度の飯より大好きな彼女は、ドラクエに没頭し掃除を全く手伝わない僕を尻目に、ブツブツいいながらご自慢のダイソンで去年の汚れを排除していた。
掃除機が終わると次はケルヒャーのスチーマーだ。蒸気が部屋に舞い、スチーマーの甲高い動作音が部屋をこだまする。ドラクエの音楽を初代から担当しているすぎやまこういち氏の美しい音楽が、安っぽいスチーマーの動作音でかき消される。
 
 
僕は激しい苛立ちを隠しながら冷静にプレイしていた。
 
 
そろそろドラクエを止めて掃除を手伝わないと怒られそうなので教会に行こうとした矢先、最初の目的のボス「ドルマゲス」が僕の前に立ちはだかった。よし、こいつを倒してから掃除をしよう。
チラチラ見ていた嫁K子は僕に言った。
「あ、なんか凄そうなのが出てきたね」
ayu
「うん。これがボスだよ。勝てるかなあ」
「・・・・どっちでもいいけどね。ワタシは今から雑巾がけをするよ」
ayu
「よおーし。がんばるぞー」
ドルマゲスは思いの外強かった。瀕死の状態になりながら仲間たちは僕を助け、ドルマゲスをどんどん追い詰めていったそのとき・・・・・・突然画面が消えた。
 
 
 
 
リビングは静寂だった。そう、ドルマゲスに負けたかのように。
 
 
  
「・・・・・あっはっは!ごめーん。消しちゃった」
ayu
「・・・・・・・」
 
一体何が起こったのか僕にはさっぱりわからなかった。数分後ようやく事態が飲み込めてきた。ヤツはこともあろうに、PS2の電源を切ってしまったのだ。推定7時間分の僕の冒険が一瞬にして消えてなくなってしまった。
ayu
「・・・あれ?ドルマゲスは?・・・(泣」
「まあまあ、もう一度やればいいじゃない。うふふふふ。」
ayu
「わざとか?ぼ、僕の7時間を返せ!」
あ?そもそもゲームごときでそんな風に言われる筋合いはねえよ(怒
ayu
「(ぎゃ、逆切れ)・・・・・・(泣」
ゲームよりも掃除が大切だと何度言ったら分(以下略
 
 
 
数分後、泣きながら雑巾がけをしながら僕は、今年も頑張ろうと、心に誓ったのであった。
 
 
TO BE CONTINUED……
 

嫁との会話関連

■嫁との会話1 – 日常会話
■嫁との会話2 – 写真撮影
■嫁との会話3 – 物真似
■嫁との会話4 – タオルにまつわるエトセトラ
■嫁との会話5 – porterのカバンを巡る闘争
■嫁との会話6 – 魅惑の電動ハブラシ
■嫁との会話7 – ル・クルーゼ(Le Creuset) の鍋
■嫁との会話8 – ドラゴンクエストと嫁
■嫁との会話9 – エビ命
■嫁との会話10 – 帰ってきた嫁K子
■嫁サイト(プリマディ)

関連

■ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君