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嫁との会話9 – エビ命

2011/07/25

無類のエビ好き
突然だが、嫁K子はエビが何よりも好きだ。将来自分の娘には「エビ子」と名付けるのではないかとのウワサも飛び交っている程だ。
 
 
それは激しく困ります(泣
 
 
 
先日はそんな嫁K子の誕生日。イタメシが食いたいと子供のようにダダをこねるので、かねてから超ウマイと評判だけは聞いていたイタリア料理店「樋口」に行ってきた。場所はもちろんヒミツだ。
20分程軽く道に迷い、軽く僕の無能さを罵られながらようやく到着した「樋口」は、2階建てコーポの狭い通路を抜けた先にあった。「トンネルを抜けるとそこは・・・」といったカンジで、店に入るとそこは別世界だった。


ディナーラッシュのようなイタリア料理店

大好きな映画です
まさに映画ディナーラッシュの厨房を彷彿とさせるオープンなキッチン(映画はオープンキッチンじゃなかったけど)で元気のいいイケメン(死語)の店員が料理を運んでいる。
しばらく待たされて、若いイケメン(死語)がメニューを取りにきた。
店員
「コースがおすすめですよ」
K子
「ふうーん・・・・」
ayu
「あ、もしかして、エビがないから不満なのか?エビは今日は諦め・・・」
K子
「・・・・あのー。」
店員
「なんでしょう?」
K子
「このコースの中にエビを入れてください★
店員
「は?・・・・・少々お待ち下さい・・・」
初めて来たお店でなんたるワガママ!店員は「そんな客初めてだよ!」と言わんばかりの顔で引き下がっていった。キッチンで忙しそうにしているシェフに尋ねているようだ。
ayu
「おとなしくコースにしとけばいいのに。なんか悪いよー」
K子
「いいの!だってエビが食べたいから
ayu
「・・・・・・」
しばらくして、シェフが直々にこちらに向かってきた。なんか悪いなあ。
シェフ
「エビでしたら、2品のパスタの内のひとつを削って手長エビのオイル焼きをお持ちしましょうか?」
K子
「うわあ!嬉しい。お願いします!」
さすがである。激しく忙しそうな厨房をもいとも簡単に動かしてしまうこの図太さ。そして、程なくして出てきた手長エビのオイル焼きは有り得ない位美味く、口にする度に笑いがこみ上げてくる料理だった。勿論これには嫁K子も満足そうだ。
K子
「エビってやっぱり美味しいよね~」
ayu
「そりゃ直々に作ってもらったんだから尚更だね」
K子
「アンタだって賛成してたじゃない!」
ayu
「いや僕はやめとけと・・」
K子
食べたくないならそのエビワタシが食べます!
ayu
「・・・・・・・(泣」
そんな押し問答を繰り返している僕らの席にまたシェフが近づいてきた。さっきまで凄んでいた嫁K子の声色が手のひらを返したように変貌する。
K子
「この手長エビ、ものすごく美味しいです~。ありがとうございます~」
シェフ
「そうですか。ありがとうございます。ところで、次にお持ちするパスタもエビを使ったものにしましょうか?」
ayu
「おお!是非お願いしたらいいんじゃな・・・」
K子
「いえ、結構です」←きっぱり
シェフ
「・・・・・・失礼します」
激しく美味い料理を作ってくれたこのシェフも、この時ばかりはいつもの僕のように見えた・・・(泣
TO BE CONTINUED…
 

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