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管理人ayu

福岡市在住。エンタメ、ラジオ、音楽、ガジェット好きです。2000年頃から長いことやってます。日々の暮らしを豊かにする何かを探しております。
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新しい家族

日記,

8月のayu家は毎日バカテキストを書きながらも重く沈んだ日常でした。
最愛のユウヒがいなくなってからというもの、毎日の散歩も週末のアウトドアも行われることがなく、また、外に出て行くこともためらわれる引きこもり生活でした。

二人で生前の写真を眺めては泣き、二人だけのリビングを眺めては泣いていました。そんな二人をあざ笑うかの様に毎日の生活は信じられないスピードで流れていくような気がしてまた落ち込んでいました。
特に嫁のK子は毎日の重圧に耐えられず、会社を休んでしまうこともしばしば。
8月も終わりに近づく頃には涙は枯れたものの、なんとなく元気になれずにいました。
ただ、唯一周りの友人たちの暖かい心遣いによって、僕らは救われてきたような気がします。誰からともなく集まってくれて勇気付けられきたことはちょっと一言では表せないくらい救われました。
二人とも口に出せずにいた、「新しいユウヒを飼う」というハナシが出たのもこの頃でした。道行く犬を見るのにやっと慣れたのもこの頃です。一生懸命考えて、僕らの生活にやっぱり「ユウヒ」が必要だということを話し合いました。
そんな9月のある日、ユウヒの血統書を眺めていた僕は「繁殖者」の欄に目がとまりました。
グーグルでその名前を検索するとなんと一件だけヒットするではありませんか!すぐさま電話した僕は凄くカンジの良い、ベテランのブリーダーさんと分かるまでそんなに時間は要しませんでした。
なんでも8月上旬に仔犬が生まれ、しかもユウヒと血がつながっている可能性が高いというではありませんか。
一週間後会いに行く約束をして電話を切り、長い長い一週間を二人は過ごしました。
その間、色んな事を考えました。過去の事を、そして未来の事を。死んでしまったユウヒとの思い出をかみ締めながら。
一週間後僕らが出会ったのは、ユウヒに瓜二つのゴールデンレトリーバーの母犬とその子供達でした。ブリーダーさんに話を聞くと、なんとその仔犬達はユウヒのひ孫に当たるということ。何か運命的なものを感じたのはいうまでもありません。K子は慎重に一番ユウヒに似た色の子を選び、ブリーダーさんを後にしました。
生まれて一ヶ月の小さな仔犬はもちろん「雄飛(ユウヒ)」と名づけられました。
小さな命を抱いて、その命に「ユウヒ」と声をかけた僕はちょっとだけ涙がでました。
これから色んなことが待ち受けていることでしょうが、ずっとコイツのそばにいてあげようと心に誓いました。
我が家の新しい家族です。時々写真をUPします。全然オモロくないかもですが、軽く読み飛ばしてやってください。

ユウヒ、よろしくね。
【関連】
■新しい家族



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日記,

Posted by ayu