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管理人ayu

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スナック刑事物語 episode2 – 大惨事の湯けむり情熱編

物語スナック刑事

スナック刑事物語

流星のように現れたスナック刑事。いきなり謎に包まれたエントリであったにもかかわらず、沢山の人に激励のオコトバを頂戴致しました。この調子で書き続けて行きます。

エピソード1を読んでない方はこちらからどうぞ

それではepisode2始まりです。

スナック刑事物語 episode2 – 大惨事の湯けむり情熱編

スナックさんの職場では年に2回、温泉に行くことになっている。慰安旅行のようなものだ。
スナックさんはこの旅行が大好きだ。次の日の事を考えずに酒を浴びる程飲めるからだ。

その日、スナックさんはいつものように飲みすぎていた。
旅館での宴会の席で酔っ払ってきたスナックさんは段々饒舌になってきた。

飲み過ぎるとスナックさんは変身する。「飲めば飲むほど強くなる...」そう、まるで酔拳のように。

しかし決してジャッキーではなく師匠のじいさんにそっくりだ。

師匠

しかもこの日は浴衣姿である為、その浴衣姿で繰り出される酔拳、というかはしゃぎまくって

横○ンはみだし刑事情熱系である

事に本人は全く気付いていない。
飲み過ぎのピークを超えたスナックさんは、何を思ったか一人でフラフラと風呂に向かった。
フロの扉を開けると他には誰もいなかった。

「貸切だ!」

彼は一目散に湯船に向かった。
しかし湯加減は飲み過ぎた彼には少々熱かった。彼は湯船の縁に腰掛け、しばらく湯煙を眺めていた。

「今日は飲み過ぎたな・・・」

・・・一方その頃、部屋ではまだまだ酒盛りが続いていた。次々と空いていくビールと焼酎。スナックさんが一人いなくなったことは勿論

誰も気がついていない。

スナックの後輩ariはそのとき何故だか胸騒ぎがしたという。急激にariは風呂に入りたくなり、誰もいないはずの大浴場に一人で向かった。

ari「ス、スナックさん(!)・・・

証拠写真

そこには湯船の縁で上手に横たわり眠りこけているスナックさんの姿が。そして恐ろしい事に、

なぜか股間の部分にはキレイにタオルが!

これは丸出しのスナックさんを気の毒に思った通りすがりの誰かがわざわざかけてくれたに違いない。

後輩ariはスナックさんを起こすでもなく、生死を確かめるでもなく、そばにあったシャンプーのポンプを持ち、必死で笑いをこらえながら、

スナックに向けて連射していた。

数分間のシャンプーポンプ連射でドロドロになったスナックさんの身体は

ボディビルダーのように輝いていたという。

執拗なariの攻撃にもスナックさんは一向に目を覚まさない。その雄姿を腹痛を伴う爆笑とともに眺めたariは笑いにも飽き、服を脱ぎ浴室へ戻った。そして自分の身体を洗っているとスナックさんの目がようやく覚めた。

ari
「寝てましたね。」
「あ・・・・あぁ・・オレなんでこんなところにいるんだろう?」
ari
「(プ)・・・・・・・」
「・・・・・・・」

無言で身体を流す二人・・・・

「・・・・・・・」
ari
「・・・・・・・」
「・・・・・おかしいな、ヌルヌルが取れない・・・」
ari
「・・・・・プー(アンタの身体はシャンプーで一杯だからだよ!笑)

ありったけのシャンプーがカラダにどっぷりと塗りたくられていることに全く気付かないスナックさん(泣

スナック今日も収穫なし!

TO BE CONTINUED….

スナック刑事物語もくじ

■episode1 – 福岡ドーム編
■episode2 – 大惨事の湯けむり情熱編
■episode3 – 飲み過ぎた合コンとプレイボーイ
■episode4 – 街のネオンとビールと上司
■episode5 – 秋田でモーニングコール
■episode6 – 披露宴の後で
■episode7 – スナックが愛したクルマ
■episode8 – サウナさん登場!
■episode9 – スナックさんがセクハラ?

物語スナック刑事

Posted by ayu