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管理人ayu

福岡市在住。エンタメ、ラジオ、音楽、ガジェット好きです。2000年頃から長いことやってます。日々の暮らしを豊かにする何かを探しております。
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[コピペ]泣ける

558 名前: 1/4 投稿日: 03/04/12 02:59 ID:yXfW0hhy
この前妻に先立たれたんですよ、この前と言っても随分前だけどね。
で、生まれて初めて一人で乳児を育て始めたわけですわ。
正直最初は乳児を育てるのって簡単だと思ってたのよ。
みんな普通に育児してるからさ。

あのね、俺が間違ってた。あれは男一人でやるもんじゃない。
女性だね、お母さんが愛情込めてやるものだよ。
最初に寝かせつける時さ、めちゃめちゃびびってお腹そろ~ってさすって頭そろ~っと撫でたのよ。
10秒くらいかけてさ。でなんか怖くなって手を止めちゃったのさ。
そしたら娘がさ「もっと撫でて!」って感じでぐずるの。

同じ過ちは2度繰り返さないのが俺よ。
だからお腹トントンしたのさ。えぇ、そりゃもうトントンしましたとも。
全てを忘れてトントンしたよ。
ちょっと強すぎるんじゃないか、
とか実はそろそろミルクやる時間だとかオムツも確かめないといけない事とか色々忘れてね。
だって娘が撫でろって言ったからね。

そしたらエライ事になった。
もうすごい号泣。すごい喧しさ。耳元でシンバル鳴らされたくらい。
空港の隣に住んでる人でもきっと驚く。
それで横見たら娘がすごい勢いで俺の事見てんの。
ホントごめんなさい。

正直「男なら女房の忘れ形見くらい一人で育てるぜ!
なんて見栄張らないで素直に娘と一緒に妻の後を追えばよかったと思ったよ。
心の底から一人で育てると決めた事を後悔して今後の事を不安に思ったね。

でも会社行って同僚に、
「赤ん坊の世話なんて簡単だな!専業主婦なんてただの暇人だよ。」とか言っちゃってんの。
ホント俺ってダメ人間。
誰か助けて下さい。

559 名前: 2/4 投稿日: 03/04/12 03:00 ID:yXfW0hhy
この前娘の尻に赤い染み見つけたんですよ、初めてね。
で、生まれて初めて娘の初潮に気付いたわけですわ。
正直最初はそんなの簡単だと思ってたのよ。
みんな普通に気付いてるからさ。

あのね、俺が間違ってた。
あれは男親が処理するもんじゃない。女性だね、母親でなくてもいいからとにかく女性がやるものだよ。
最初に娘に知らせる時さ、めちゃめちゃ怯んで娘の肩そろ~って叩いて「あのさ」って静かに囁いたのよ。
10秒くらいかけてさ。
でなんか言いにくくなって下向いちゃったのさ。
そしたら娘が俺の視線に気付いてさ「もっと早く言ってよ!」とか怒るの。

同じ過ちは2度繰り返さないのが俺よ。
だから謝って生理用品買いに行ったのさ。
えぇ、そりゃもう買いましたとも。全てを忘れて買ったよ。
俺は結構ごつい外見してる事とか、
レジのお姉さんが結構若くて綺麗な事とか夜用と昼用がある事とか色々忘れてね。
だって娘が家で恥ずかしがりながら俺を待ってたからね。

そしたらエライ事になった。
もうすごい血まみれのゴミ箱。すごい血まみれ。俺の方が貧血になるくらい。
赤ん坊一人の血の量くらいあるかもしれなかった。
それで横見たら娘がすごい勢いで俺の事睨んでるの。
ホント頼むから紙に包んで捨てなさい。

正直「男ならなんでも対応できるぜ!」
なんて見栄張らないで素直に職場の若い子とかに聞いておけばよかったと思ったよ。
心の底から一人でパニクった事を後悔したね。

でも会社出て友達に話した時に、
「娘もこれで一人前だな!欲情すんなよ」とか言われて顔で笑って腹で密かにむかついてんの。
ホント俺ってダメ人間。
これから思春期迎える娘、俺一人で平気なのかなぁ。

560 名前: 3/4 投稿日: 03/04/12 03:00 ID:yXfW0hhy
この前娘が大学受けたんですよ、初めてね。
で、生まれて初めて娘の合格発表を迎えたわけですわ。
正直最初は合格発表見に行った娘の電話待つのなんて簡単だと思ってたのよ。
みんな普通に待ってるからさ。

あのね、俺が間違ってた。
あれは普通の親が待つもんじゃない。
裏口入学者の親だね、合格確実な親だけが安心して待てるものだよ。
最初に受話器上げる時さ、
めちゃめちゃびびって受話器そろ~って握ってそのままそろ~っと耳に当てたのよ。
10秒くらいかけてさ。でなんか怖くなって戻そうとしちゃったのさ。
そしたら電話の向こうで娘がさ「ちょっとお父さん聞いて!」とか言ってんの。

同じ過ちは2度繰り返さないのが俺よ。
だから「どうだった?」って聞いたのさ。
えぇ、そりゃもう聞きましたとも。全てを忘れて聞いたよ。
高1の時から決めてた第一志望だとか強気な娘は滑り止め受けてないとか…。
受かってたら彼女は一人暮らしを始めると決まってる事とか色々忘れてね。
だって娘が聞けって言ったからね。

そしたらエライ事になった。
もうすごい合格。すごい「サクラサク」。
満開過ぎて涙出てくるくらい。遠山の金さんなら肌色が見えなくなってる。
それで横見たら鏡の中の俺がすごい勢いで涙こらえてんの。ホントごめんなさい。

正直「いい父親なら娘との距離は適度にとるべきだぜ!」
なんて見栄張らないで素直にもっともっといろんな話をしときゃよかったと思ったよ。
心の底から娘との会話が減っていた日頃の自分を恨んだね。

でも妻の実家言って義理の両親に、
「これで一段落ですよ!これからは少しは一人の人生楽しもうかな。」とか言っちゃってんの。
ホント俺ってダメ人間。
娘よ、たまには帰ってきて下さい。

561 名前: 4/4 投稿日: 03/04/12 03:01 ID:yXfW0hhy
この前娘の結婚式に出たんですよ、初めてね。
で、生まれて初めて娘と腕を組んでバージンロードを歩いたわけですわ。
正直最初はバージンロード歩くのなんて簡単だと思ってたのよ。
みんな普通に歩いてるからさ。

あのね、俺が間違ってた。
あれは父親が歩くとこじゃない。
新郎だね、どうせ連れてっちゃうなら最初から新郎が腕組んで歩けばいいんだよ。
最初に歩き始める時さ、
めちゃめちゃびびって右足そろ~って踏み出して左足そろ~っと揃えたのよ。
10秒くらいかけてさ。でなんか不安になって娘の方見たのさ。
そしたら娘がさ「お父さんしっかりして!ロボットみたいだよ」とか言うの。

同じ過ちは2度繰り返さないのが俺よ。
だから堂々と歩いたのさ。
えぇ、そりゃもう歩きましたとも。全てを忘れて歩いたよ。
娘のドレス姿が眩しすぎるとか、今からでも回り右してやりたいとか、
時折励ますように娘が組んでる手に力を入れてくるとか色々忘れてね。
だって娘がしっかりしろって言ったからね。

そんで新郎のとこに辿り着いたらエライ事になった。
もうすごいキス。すごい突然頬にキス。
しかも「私からの最後っ屁じゃ!」って囁きながら。
何だよ、それ。俺を泣かせたいのか、笑わせたいのか、泣いてやるよ。
それで横見たら新郎がすごい神妙な顔で俺の事見てんの。
ホント幸せにしないとぶっ殺す。

正直「男なら余裕持って娘を送り出すぜ!」
なんて見栄張らないで素直に新郎を10発くらいぶん殴りゃよかったと思ったよ。
心の底から笑顔で送り出した事を後悔したね。

でも式場出て娘に、
「お前の世話も大変だったよ!これからしばらくはお母さんとの思い出に浸るぜ。」
とか言っちゃってんの。

「お母さん」でいてくれた時間が短すぎて名前で呼んだ事の方が多かったな、翠。
僕はいつも君と一緒にあの子を育ててきたつもりだ。
もう何年かしたら胸を張って君に会いに行きます。誉めて下さい。
《終》


父子手帖

[コピペ]泣ける

704 名前: 呑んべぇさん 投稿日: 2009/03/25(水) 09:16:52

精神的に疲れ切って夕べは倒れるように寝込んだ。
夢の中に死んだ親父が出てきた。
親父と二人、昔乗ってたR31スカイラインでドライブした。

親父が死んだことを夢の中でも認識しているはずなのに
なぜか違和感がなかった。

ドライブ中の会話で

「仕事で無理しても仕方ないぞ、
所詮人生の手段の一つに過ぎんのだから・・」

みたいなことを言われた。
涙で枕が濡れていた

[コピペ]泣ける

648 名前:2ちゃんねるのどこか 投稿日:2009/03/16(月) 14:06:51

今日、半年ぶりに家に帰ってきました。
私は末期ガンで手遅れで、もう何週間も保たないでしょうと
宣告されました。だったら家でと帰ってきました。

私は32歳。妻は28歳。
子供は二人いて3歳の男の子と0歳の女の子です。
妻の肩を借りて家に入ると、上の子が私の手を取り、
「とうちゃんおかえり!とうちゃんちいさくなったね」って笑顔で言われました。
「○○が大きくなったんだよ」って言うと、
「じゃあたくさんたべて、とうちゃんもおおきくなって、なつにうみにいこうね!」って。
妻はそれを聞いて、「今日は大きくなるご飯にしようね」って笑顔で答えていました。
ごめんな。ごめんな。ごめんな。ごめんな。ごめんな。ごめんな。 最後まで守ってあげられなくてごめんな。

いつも明るい長男へ。
一緒にW杯も行けなくてごめんな。ドイツに連れていけなくてごめんな。これから毎日サッカー教えてあげるから。

妻であり最愛の人へ。
新婚旅行に連れていけなくてごめんな。笑顔で子供と接してくれてありがとう。
落ち着いたら、新しい出会いを探して幸せになってほしい。

生まれたばかりの長女へ。
パパって呼んでもらえなくて残念だけど、ママに似て美人で優しい娘に育ってください。
純粋な笑顔のままで。ママと仲良くしてください。

父、母へ。
あの世に行ったら、酒呑みましょう。それだけが楽しみなのです。

死にたくない。 やり残したこといっぱいです。

助けてください。

[コピペ]泣ける

697 名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/12/24(水) 01:27:26
腹違いの兄貴が居る。
俺小学5年、兄貴大学生の時に子連れ同士の再婚。
一回り近く年が離れていたせいか、何だか打ち解けられないまま。
大学入試の時、入学金の事親に言えないでいたら、兄貴が知らない内に払っていた。
俺「気を遣わないでよ。いざとなれば働けば…」
兄貴「馬鹿野郎。俺はお前の兄ちゃんだ。」後でちょっと泣いた。
姪っ子が大怪我した時、限界まで輸血した。
兄貴「もういい止めろ。死んでしまう」
俺「うるさい。俺は○子の叔父さんだ」義姉共々泣かした。お返しだ。ザマミロ。

姪っ子の結婚式の時、「私にはお父さんとお母さんと、叔父さんの血が流れています」
って言われて図らずも号泣。兄貴夫婦以上に号泣。大恥かいた。
○子綺麗だったなあ…。

[コピペ]泣ける

数年前の話をひとつ。
俺、キャラクターショーやってるんですよ。
デパートや遊園地で仮面ライダーとか戦隊モノとかのショー。

で、その日はN○Tの社員慰労会イベントで「未来戦隊タイムレンジャー」ショーをやりにいったのよ。
俺は悪ボス(知らない人の為に注釈:マイク持ってショーを進行する悪役。子供と遊んで「お前の母ちゃんきれいか?」とかのたまう人)で出演だったから、ショー終了後の握手会はスタッフとして動き回ってたのね。

ほんで握手会も無事終わり、タイムレンジャー五人を控え室に誘導して、後片付けをしてたのよ。
そしたら俺の所にショーの担当者とは別の担当者が来て

「あの、すみませんが、
どうしてもタイムレンジャーに会いたい子供がいるので、
写真撮らせてもらえませんか?」

まぁ、ショー終了後にクライアントや関係者から写真撮影をお願いされるっていうのは日常茶飯事なので(一般の客には知られない様に) 俺

「あぁ、いいっすよ。
んじゃあタイムレンジャー呼んでくるんで、
その子をここに連れて来て下さい」

と言い残して控え室に戻ったのよ。
で、タイムレンジャー連れて指定した場所に戻ってみるとその子が来てたのよ。

年は3歳~5歳位の男の子。
でもその子普通とはちょっと違う子でさ、歩行器に乗って歩いてるの。
まぁ、歩いてるっつっても歩けてないらしく、お父さんが手を繋いで支えてあげてるんだけどさ。
で、俺もタイムレンジャーも動揺しちゃって。
そしたらその子お父さんの手を離して、自分で歩いて来たんだ。
右手をタイムレッドに伸ばしながら。
必死になってタイムレッドに向かって歩いてくるんですよ、ゆっくりと。

タイムレッドのとこ来たらレッドに抱き締められてさ、
その子すっごい嬉しそうな顔してんの。
表情もあんまり作れないらしく、喜んでるのかよくわかんない顔だったけど、
あれは絶対に喜んでる顔だった。

で、ふと横見たらお母さんが静かに号泣してるのよ。
お父さんも目に涙溜めながら「○○くん、よかったね」って。
それ見たら俺の目も真っ赤になっちゃってさ

で、タイムレンジャーと握手して、写真撮ってさ。
その子帰る時ずーっと後ろ振り返りながらバイバイしてるんだよね、必死に。
その家族が帰った後、担当者にも「本当にありがとうございました」って頭下げられてさ。

この現場の帰り道、タイムレッドやってた親友と
「あぁいうの弱いんだよね」としんみりしちゃってさ。

ぶっちゃけこの時、この仕事に限界を感じてたんだけど、
この事があったので身体が続く限り子供達の為に夢を!って決意して今にいたるんだけどさ。
最近特撮ヒーローがイケメンだとかで盛り上がってるけど、
やっぱりヒーローってかっこいいなって思ったよ。

あの時の僕、タイムレッドに会えて嬉しかったですか?
元気分けて上げられましたか?

東映ヒーローMAX Vol.28

[コピペ]泣ける

263 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/10/31(金) 08:57:17

半年ほど前、漏れのじいちゃんが入院した。
それまでにも何回か入院と退院を繰り返していたが、
今回はやや長くなりそうだということで、お見舞いに行った。病室は6人部屋の一般病棟。
その中にまだ小学校に上がってないくらいの女の子もいた。
じいちゃんと他愛もない話を2,30分ほどして漏れはコーヒーを買いに席をはずした。
自販機のそばにあったベンチでコーヒーを飲んでいた漏れは、ふと近くにあった部屋を覗き込んだ。
そこはいわゆるプレイルームってやつでTVがあったり、おもちゃや本がおいてある部屋だった。

その部屋にさっきじいちゃんの病室にいた女の子が座ってた。
漏れはなんとなくプレイルームに入って、その女の子に声をかけた。
「こんにちは、さっき病室にいた子だよね。名前はなんていうの?」
女の子は小さな声で「ユカ」と答えた。どうやら折り紙を一生懸命作っているようだった。
「ユカちゃんか。僕は○○○だよ。よろしくね」
ユカちゃんは折り紙をやめて漏れのほうを見て小さい声で「よろしくね」って答えてまた折り紙をはじめた。

そのときはそれで終わり、漏れはプレイルームを後にして病室に戻った。そしてその日はそのまま家に帰った。
じいちゃんの入院は長くなるとのことだったので漏れの家族が一週間おきに輪番でお見舞いをすることになった。
4人家族だからおよそ一ヶ月にいちどの見舞いになる。

そして漏れの当番の日。
着替えなどを持って病院に行き、じいちゃんと話をして、またコーヒーを買いにいった。
プレイルームをのぞくとそこにはユカちゃんがひとりでいた。

漏れは部屋のドアを開け声をかけた。
「ユカちゃん、こんにちは。僕のこと覚えてる?」
「うん」
そういったユカちゃんは立ち上がり、漏れのそばに近づいてきた。
そして「これあげる」と漏れにあるものを渡した。

266 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/10/31(金) 09:00:12

それは小さな折鶴だった。漏れはそのまま部屋に入り、色々な話をした。
病気で幼稚園にいけなくなったこと、ピアノのお稽古が嫌いなこと、来年から小学校にあがること。
折り紙は看護婦さんが教えてくれたらしい。
漏れは夏にとある国家試験をひかえていたのでユカちゃんに「ユカちゃん折り紙が得意だったら、お兄ちゃんにいっぱい鶴を折ってよ。夏に大事な試験があるんだ。」てお願いした。
たぶんユカちゃんは「試験」の意味も分かってなかったと思う。

でも、最高の笑顔で「うん」て答えてくれた。
「約束だよ、指きりしようね」漏れは指切りをして、部屋を後にした。そして、それがユカちゃんを見た最後の時だった。

次の当番の日、お見舞い道具一式を持ってじいちゃんの病室に行った。
そのとき漏れは約束のことなどすっかり忘れていた。じいちゃんに着替えを届けて、話をして、帰ろうと思ったとき一人の女性が声をかけてきた。
「○○○さんのお孫さんの方ですか?」
見たこともない人に声をかけられた漏れは少し驚いたが「ええ、そうですが。あなたは?」と答えた。

するとその女性はこう答えた。「ユカの母です。」その表情に漏れは何かいやなものを感じた。漏れの予想通りだった。
ユカちゃんは漏れが帰ってから二週間後に亡くなったそうだ。
ユカちゃんのお母さんは一通り話を終えると持っていた紙袋からあるものを取り出した。
それは透明なビニール袋にいっぱい入った折り鶴と手紙らしきものだった。

お母さんはそれを渡しながらこう言った。
「〇〇〇さんが来た日から妙に張り切って折り紙を作るようになったんです。
それに〇〇〇さんのおじいさんに字を教えてくれって頼んだらしいです。
おじいさんが理由を聞いたら『手紙をかくんだ』って」
漏れは袋を開けて中の紙を取り出した。
案の定手紙だった。たどたどしい字で「がんばってね、ユカ」とだけ書いてあった。

それを読んで漏れは病院の待合室で人が大勢いるにもかかわらず大声で泣いた。お母さんも一緒に泣いた。
しばらく泣いた後、お母さんは一言「ありがとうございました」といって席を立った。
漏れはこの夏、5歳の女の子の力一杯の応援を背に試験を受ける。ありがとう、そしてさようなら。

[コピペ]泣ける

139 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/10/30(木) 18:59:41

一昨日、姪が5歳の誕生日を迎えた。
毎年姪の誕生日には決まって実家近くの居酒屋で誕生会をしている。
そこは姪の誕生を一番心待ちにし、残念ながら姪をその腕に抱くことなく逝ってしまった俺の親父の行きつけの店だ。

親父はいまどき珍しいほどの職人気質を絵に描いたような古風な男だった。
無口で厳格で特に俺にとってはこわい父親だった。
俺たち兄妹が幼い頃、たまの休みに遊びに連れていってくれたデパートの屋上で
乗り物に乗った俺たちが「お父さん!」と手を振っても、
照れくさそうに口をへの字に曲げて不細工な笑顔を作るような、愛情表現の不得手な親父だった。

妹が産婦人科の医師からおめでたを告げられたその翌日、
酒の飲みすぎで体を壊していた親父は5年間断っていた酒を飲むために、
以前行きつけだった居酒屋に入ったらしい。
そこでいい加減酔って気分良くなった親父は帰り道、
あと家まで100メートルくらいというところで事故に遭い、
すぐに病院に運ばれたがそのまま他界した。
事故に遭って道路に横たわった親父は、
純綿のフリルのついたおくるみが入った、綺麗に包装された箱を大事そうにかかえていたそうだ。

親父の葬儀のとき、最後に会ったことを因果に感じてか居酒屋の大将が弔問してくれたので、
その数日後、俺はお礼がてら居酒屋へ初めて入った。
長い付き合いだけあって、大将は俺たちの知らない親父の一面をよく知っていた。
意外だったが、俺のことも自慢げによく話していたという。
何より大将の話の中で一番印象に残ったのは妹の体のことだった。
妹はかつて、卵子が通る卵管というところに問題があり、
産婦人科からも通常の妊娠はまず難しいだろうとの見解を示されていた。
その事実を知った父親は、俺たちの前では「まぁ、子供を産むことだけが人生じゃない。旦那と2人で幸せに生きていくってのも人生のひとつの在り方だろう。」
と半ばぶっきらぼうに言っていた。

141 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/10/30(木) 19:02:43.91 ID:SQ0Ys2Pm0
しかし、大将の前では違っていたと言う。
飲みすぎを気遣う大将の静止も聞かず酒をあおり、
「あの子が何をしたっていうんだ!俺の娘には親になる資格がないっていうのか!」とひどい荒れ様だったというのだ。
その後、長い不妊治療の末、妹がようやく妊娠できたことを知った親父は、
それでも俺たちの前では「良かったな。」と口をへの字にした不細工な笑顔で言った程度だった。

そして最期の夜。ずいぶん久しぶりに大将に会った親父は、すこぶるご機嫌だったらしい。
15分に一度おくるみの入った箱を目の前に突き出し、「こいつでくるんだ孫をもうすぐ抱っこしてやれるんだ」
と繰り返し言っては目じりを下げ、酒を飲んでいたようだ。
店を出るときに足元のおぼつかない親父に「だいじょうぶか?」と声をかけると、
「だいじょうぶだよ!俺はもうすぐおじいちゃんになるんだから!」
と理由ともつかないことを言っていたらしい。

俺は久しぶりに人前で泣いた。
別に『男は人前で涙を見せるもんじゃない』という親父の教えを頑なに守っていたわけではないのだが、
大将の話を聞いて本当に久しぶりに人前で泣いた。
本当に不器用だったんだなと思う。照れ屋だったのかもしれない。
俺も親父の愛情を読み取れるほど勘がいいわけでも器用でもなかった。

そして来月、俺もようやく親になる。親父のように愛情をたっぷりと注げる父親になりたい。
できればもっと上手くその愛情を示したいけど。

長文スマソ。その割りに泣けるのは俺だけだな・・・。

[コピペ]泣ける

5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2008/10/30(木) 15:06:27

4歳になる娘が、字を教えてほしいといってきたので、
どうせすぐ飽きるだろうと思いつつも、毎晩教えていた。
ある日、娘の通っている保育園の先生から電話があった。
「○○ちゃんから、神様に手紙を届けてほしいって言われたんです」
こっそりと中を読んでみたら、
「いいこにするので、ぱぱをかえしてください。おねがいします」
と書いてあったそうだ。
旦那は去年、交通事故で他界した。
字を覚えたかったのは、神様に手紙を書くためだったんだ・・・
受話器を持ったまま、私も先生も泣いてしまった。

「もう少ししたら、パパ戻って来るんだよ~」

最近、娘が明るい声を出す意味がこれでやっとつながった。
娘の心と、写真にしか残っていない旦那を思って涙が止まらない。

[コピペ]泣ける

110:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/30(木) 17:56:33

サキちゃんのママは重い病気と闘っていたが、死期を悟ってパパを枕元に呼んだ。
その時、サキちゃんはまだ2歳。
「あなた、サキのためにビデオを3本残します。
 このビデオの1本目は、サキの3歳の誕生日に。2本目は小学校の入学式に。
 そして3本目は…○○○の日に見せてあげてください」
まもなく、サキちゃんのママは天国へと旅立った。

そして、サキちゃんの3歳の誕生日。1本目のビデオがかけられた。
(ビデオからつないだテレビ画面に、病室のママが映し出される)
「サキちゃん、お誕生日おめでとう。ママ、うれしいなぁ。
 でもママはね、テレビの中に引っ越したの。だから、こうやってしか会えない。
 パパの言うことをよく聞いて、おりこうさんでいてね。だったら、ママ、また会いに来ます」

サキちゃんの小学校入学の日。2本目のビデオ。
「サキちゃん、大きくなったネ。おめでとう……。ママ、うれしいな。どんなにこの日を待っていたか。
 サキちゃん、ちゃんと聞いてね。
 ママが今住んでいるところは、天国なの。だから、もう会えない。
でもね、パパのお手伝いがちゃんとできたら、ママ、もう一回だけ、会いに来ます。
じゃあ、魔法をかけるよ。 エイッ!
ほうら、サキちゃんは料理や洗濯ができるようになりました」

 

111:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/30(木) 17:59:06

そして3本目のビデオ。そのタイトルは、こう書いてあった。

新しいママが来た日のサキちゃんに

そしてサキちゃんが10歳の時、パパは再婚し、新しいママが来た。
3人いっしょに、3本目のビデオを見つめた。
なつかしいママの顔が映し出された。
「サキちゃん、おうちの仕事、がんばったね。えらかったね。
 でも、もう大丈夫。新しいママが来たんだから。
 ……
 サキちゃん。今日で本当にお別れです。
 ……
 サキちゃん、今、身長はどれくらい?ママには見えない。
 (泣き崩れ、カメラを抱え込む姿が映る)
 ママ、もっと生きたい…。
 あなたのために、おいしいものいっぱいつくってあげたい…。
 あなたの成長を見つめていたい…。
 じゃあ、サキちゃん、これがママの最後の魔法です。
 それは、『ママを忘れる魔法』です。
 ママを忘れて、パパと、新しいママと、楽しい暮らしをつくってください。
 では、魔法をかけます。1、2、3、ハイッ!」
そこでビデオは終わった。

しかし、サキちゃんに、この魔法は効かなかった。
パパと、新しいママにも効かなかった。
ママは、みんなの心の中に、ちゃんと残っていた。

そして今度は、サキちゃんが主役の、4本目のビデオがつくられたのだった。
天国のママに見てもらうために

[コピペ]泣ける

272 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/10/31(金) 09:10:45

クラスの中で一人だけ「大縄跳び」がうまくできない男子生徒がいた。
長さ二十メートルの縄をクラス全員で跳ぶ。中学校の運動会が迫っていた
その子がいないと何回でも跳ぶことができる。
先生は本人と話し合って声掛け役をお願いした。
このクラスが一番上手になった。
「優勝確実」
先生は思った。「これでよかったのだろうか」
運動会の前日、女子生徒が「一人だけ外すのはいやだ」と言いだした。
全員で話し合うことにした。まず本人の気持ちを確かめた。
「やりたい」
だったらみんなで頑張ってみようよ、という意見と、でも勝ちたいし、という意見に分かれた。
勝つって何? 仲間って何?―。最初は反対した子が言う。
「少ししか跳べないかもしれないけれど、一緒に跳べたら、外して跳べることより、もっとうれしい」。だれも反対しなかった。大切なものを見つけたようだった
当日だれもが驚いた。あの子の足元を初めて縄がすり抜けた。
みんな「やった―」。
ひっかかっても、跳べたことがうれしくて抱き合って喜んだ。最初は一回、次は二回。
中断するたびにそのクラスだけ歓声が上がる。
家族たちは不思議そうに眺めていた。跳びながら、みんな泣いていた。