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管理人ayu

福岡市在住。エンタメ、ラジオ、音楽、ガジェット好きです。2000年頃から長いことやってます。日々の暮らしを豊かにする何かを探しております。
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[コピペ]いい話,[コピペ]トリビア

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「時間が解決する」とはよく言ったものですね。マジで。

14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/19(日) 23:03:58

・どうせ一年後には忘れてることだから
・命まで取られるわけじゃない
・この広い宇宙に比べたら・・・

この3つで何でも乗り越えられる

18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/19(日) 23:05:10

»14
基本そんな感じで耐え抜く

[コピペ]いい話

2014-11-27_2129

578:おさかなくわえた名無しさん:2013/12/20(金) 08:58:22.27 ID:Scf54VvA

昨日見た和風総本家のイタリアのヴァイオリン修復師さんと
日本の鋸職人さんの話はよかったなぁ。

579:おさかなくわえた名無しさん:2013/12/20(金) 09:27:03.33 ID:sZjE+TMH

みてない
kwsk

583:おさかなくわえた名無しさん:2013/12/20(金) 11:33:58.84 ID:Scf54VvA

»579
初かきこだから、あんまりうまく説明できないけど

イタリアのヴァイオリンの街って言われてるところで、ヴァイオリンの修復している修復師さんに
「メイドインジャパンのものはありますか?」って質問したら
「これだよ!」って小さな鋸を出して
この鋸のおかげで、ヴァイオリンに負担をかけることなく修復がとてもはかどるんだって

でも日本で買ったってことだけで、何処の工房で作られてるかわからないって
すごく残念そうに話してた。

で番組スタッフが、日本に戻って探しまくって、見つけたんだよね

鋸職人さんの方にもドラマがあってさ
職人さんが一人前の職人になったころ
鋸の主流は両刃の鋸じゃなくって付け替えができる替刃式のほうに需要が移ってたんだよね。
で、この替え刃式っていうのもコストは低いし、切れ味もいいし
職人さんは「あー、もう、俺たちの時代じゃなくなってくるんだ」って感じたそうなんだよね。
でも家族もいるし、そこであきらめちゃたダメって、イベントがあるたびに自作の鋸もって出店してたんだって

出店してても見向きもされないし、売れない。
そんなときに一人の女性がやってきて、「ちいさな鋸はありませんか?」って聞いてきたんだって。
その女性は木目込み人形の作家さんで、作業にどうしてもちいさな鋸が欲しかったんだって。

そこで、鋸職人さんは目からうろこが落ちた
職人さんは鋸って言ったら大工さんが使うような、大きな鋸しか思い浮かばなかったらしいんだよね。

で、そこで、鋸職人さんは、ちいさな鋸を作るようになって、それがなんか表彰されたらしいんだよ。
職人さんの努力が認められたんだよね。

584:おさかなくわえた名無しさん:2013/12/20(金) 11:34:29.74 ID:Scf54VvA

ヴァイオリンの修復師さんは、鋸職人さんの作業のビデオを見て、
本当に凄い素晴らしい、日本に行った時はぜひ訪れたいってコメントして
そのビデオを見た鋸職人さんも、自分が作った鋸が、海外で重宝にされて
使われてるってことにすごく喜んでた。

実はそのヴァイオリン修復師さんは、そのあと日本に来る予定があって、鋸職人さんのところに訪れたんだ。
鋸職人さんもやってきた修復師さんに凄く喜んで歓迎してた。

で、鋸職人さんが作った色んな形のちいさな鋸を見て
目をキラキラさせながら切れ味とか試しながら
「子供の頃におもちゃ屋さんに訪れた時みたいだ」って、凄い興奮してた。
結局13本のちいさな鋸を買っていったよ。

色々端折ってるところも、覚え違いしてるところもあるけど、大体神な感じだったと思う。
それでもなんかすごく番組見てて、ヴァイオリン修復師さんと鋸職人さんに、なごなごしちゃったよ

[コピペ]いい話

2014-11-11_2259

855:_ :2006/07/23(日) 00:30:28

三年ぐらい前に、チョッと営業でイギリスに単身赴任してた。
んで、なかなか人間関係が構築できないわ、
飯は不味いわと色々上手く行ってなかった。

ある日、唯一と言って良い勢いで美味しいランチの食える
オープンカフェを見っけて、そこでよく食事してた。

それでいつもの席で何時もの様に飯食ってたら、
糊のしっかり聴いたスーツを着た、目が爛々とした…っていうか、
妙なオーラの出てる、
骸骨みたいに細い爺さんが俺の席に着いたんだ。

んで、俺がヘッタクソな英語で、
「どちらさまですか?」と言ったら、
爺さんは爛々とした目を向けて、「日本人だな。」って言って、
俺が「イエス」と応えると、

「日本人は素晴らしい。ティータイムが無いのは頂けないが、
 仕事は素晴らしい。
 君らをチャイナやコリアと見間違う愚か者もいるが、俺にはわかる。
 しかしだアンタ、ホワイトカラーだな。
 日本のホワイトカラーはこの辺じゃあ苦労するんだ。
 そっちの大陸の馬鹿は力押しするが、日本人は優しすぎるからな。」

と、まあ大体こういうことを、アンソニーホプキンスを思わせるような、
少し落ち着いた口調で一気にまくし立ててきた。

困惑したし、良い人だと思ったんで、名前も結局知らなかったけど、
その後もカフェに行くと二分の一ぐらいの確立であって話をしてた。
本当に妙な人で良い人だった。
紅茶に砂糖がドッパドッパ入るし、それに良く喋るし、
毎回の様に何かささやかなテーブルマジックみたいな事をやって
俺を驚かせてた。

その爺さんと盛り上がった話をしてる常連として、
カフェのウェイトレスさんとかとも仲良くなれたし、
爺さんに対して声を掛ける人も多くて、その人と交友をもったりで、
イギリスにおける人間関係の幅が大きく広がって、
んで、日本人が使うと喜ばれるイギリスの諺とかも教えて貰って、
仕事も好調になった。

結局、爺さんは名前を教えてくれなかったけど、
最後に俺に、

「いいかジュン(俺)、俺は日本人が大好きだが、
 お前らはもうちょい余裕と自信を持つんだ。
 余裕を持って背筋はって、かっこつけてみな。
 お前らも俺らと似てるんだから。」

と、激励してくれた。

そんな落ちの無い良い人のお話。 

859:855:2006/07/23(日) 03:41:45

レストンクス。

素晴らしい爺さんだったよ。
でも、日本に一度来た事があるらしくて、あることについて憤慨してたな。

それは、コンビニで売ってる午後の紅茶について、何か愚痴られた。
あんときは楽しかったんで覚えてる。

「ジュン、日本で売ってる、ゴゴノコウチャとか言うアフタヌーンティー気取り、
 アレはいかんな。アレは。ストレートが特にいかん。
 ミルクティーはいいんだ。甘くて美味しいんでな。
 でもストレートのアレを紅茶と名乗るのはいかんよ。(中略)
 もし、お前の友人にアレを好き好んで飲む奴が居たら、
 日本からここのカフェにつれて来い。
 俺が上手い紅茶を飲ましてやる。」

と、午後ティーにご立腹だったのをふと思い出した。
今夏にでも遊びに行きたかったけど、休暇が取れない…orz

そう言えば気になったのがあの爺さん、
あの爺さん経由で知り合った三十過ぎのオッサン曰く、

「アイツは妖精妖怪の類に違いない。
 何故って?俺がハイスクールに通ってる頃から、あの外見なんだよ。
 きっとこの通りのフェアリーだ。」

とか言ってた。
もしかしたら、イギリスの妖精だったのかもなあ。

じいさーん、俺もスコーン焼けるようになったどー。蛇足すまん。

[コピペ]いい話

2014-08-03_2045

884:おさかなくわえた名無しさん:2008/10/12(日) 22:18:06

昔、着ぐるみ着てバイトしてた。
俺はパンダで、他にも仲間たちがゾウだのコアラだの演じてた。
まあ演じるっていうか、手を振って子供に媚びを売るんだけどね。

ある日、とにかく暴れるというか、
他の子供を強く押したり蹴倒したりして着ぐるみに寄り、
抱きつくとかではなくて蹴ったり殴ったりするDQNガキが現われた。
親は夫婦揃ってプリン髪のバカ(若)者で、ヘラヘラ笑ってるだけ。
被害を受けた子供の親はDQN夫婦を睨むが、何も言えない。
そのガキが俺の所に寄って来た時、俺は昔読んだコラムだかマンガだかを思い出した。
それは『可愛い着ぐるみを着て、子供を抱き上げ、
その子にだけ聞こえる声で「殺すぞ」と囁くという”イタズラ”』だった。

俺はガキの蹴りをかわし、横からガキを抱いて持ち上げた。
パンダの口がのぞき穴だったんで、ガキの頭をくわえ込む様に押し付け、

こ ろ す ぞ キキキキキ

と囁いてやった。
ガキがビビりながらこっちを向いたので、パンダの口中から見開いた眼を見せながら、

喰い殺すぞ、クソガキ。静かにしてろ

と囁いてガキを下ろした。
ガキは脱兎の如く親の元に走ったが、以後は一言も発さず、
プリン母の服を掴んで震えてた。

ああ、かなり効くんだなぁ、と感心した。
ガキのトラウマになってたら素敵。
それで所業が修正されれば最高、って思う。

ちなみにその後DQN両親は俺に寄り添って写真撮ったりしてたが、
ガキは怯えて近づかなかったw

[コピペ]いい話

2014-03-26_0649

29:1/2:2009/09/10(木) 20:25:39

近しい人達の死や、色々なことが短期間に重なって、嫁から表情や感情が消えた。
家事は完璧だけど、笑わないし泣きもしない。
話しかけても、ポツリポツリと返すだけ。
元々顔立ちの整ってた嫁だけど、よく研がれた刃物みたいな綺麗さに変わってた。

そんな嫁に、毎日毎日いっぱい話しかけた。朝も夜も。
だけど、テレビ見てもDVD見ても俺が料理しても無反応。本当人形みたい。

先日、仕事から帰って落ち着いてから、また嫁に話しかけてた。
でもやっぱり無表情で、なのにまっすぐに見つめてきて。
なんか急に悲しくなって、泣くの禁止してたのに嫁の前で泣いてしまった。

言葉も途切れ途切れになって泣いてる俺を、嫁はじっと見てた。
で、そのまま、スッと立っておそらく寝室に行った。

無表情になる前の嫁とのあまりの違いにまた泣けて、結局その日はソファーで寝た。

次の日仕事から帰っても、嫁はやっぱり無表情のままだった。
風呂入ってご飯食べて、テレビつけようとしたけどリモコンなくて、
嫁に聞いたらまた俺をじっと見てきた。
そして本当久々に嫁から口を開いた。

30:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/09/10(木) 20:45:45

嫁「テレビ、見ないで。」

どうしたんだと思って嫁を見てたら、さらに嫁が喋った。

「いつも、ごめんなさい。
聞こえてる、ありがとう。
声が、安心、する。
なのに、返せなく、ごめんなさい。
ありがとう。もう、苦しませない。」

変わらず嫁は無表情なんだけど、鼻の頭を真っ赤にしてポロポロ泣いてて。
どういったらいいかわからないけど、気持ちがすごく溢れた。
抱き締めた嫁体はすごく細くて、もう折っちゃいそうなくらいで泣けたよ。

それから嫁は、ちょっとずつ回復してきて、今はぎこちなくだけど少し笑う。
ずっと、嫁は無表情なだけだと思ってたけど、嫁はちゃんと表情だしてたよ。
テレビをみないで嫁をじっくり見るようになってからやっと気付いた。
目元だとか口元だとかに、ごく僅かにだけどちょっと出てた。
これからももっと嫁を見つめるぞ。キモいけど、嫁の表情に誰より気付く夫であるんだ。

嫁が喋った日なくなってたリモコンは、嫁がかばんの中に隠してた。
今でも、嫁はたまにリモコン隠す。
そんな時は二人で見つめ合って、ゆっくり過ごすんだ。

[コピペ]いい話,[コピペ]画像

Image

tumblrで流れてきたグッと来る画像。病死した教師が残した宿題だそうです。
病死じゃなくても卒業式、ともとれますね。素晴らしい。

[コピペ]いい話

busu

881:おさかなくわえた名無しさん:2014/01/24(金)13:11:50

私はブスだ。
子供の頃からその自覚があり、家族は「そんなことないよ~」とフォローする感じではなく「お前は顔がアレなんだから、他の所できちんとしなさい」という前向きなもの。
少なくとも、私にとっては、両親の接し方はありがたかった。不細工なものは不細工なんだからしょうがない。
芸人の光浦さんがテレビで売れ始めてた頃で、光浦さんを見て、なんか「顔が悪くたって人生やりようはある」と妙に納得したのを覚えてる。
勉強は人並みに頑張ったし、「最悪、一人でも生きていけるように」と、母から家事・手芸の手ほどきも受けた。

兄弟多かったせいか、幸いコミュ力は人並みにあったので、ぼっちにはならず、それなりに学校生活を満喫。
友人にも恵まれ、いじられキャラではあったが、必要以上にブサイクをいじられることもなかった。
大学3年で、こんな私でも、彼女にしたいという、同じゼミのA君が現れた。初カレ(笑)である。
特に誰かに報告するでもなく、デートを重ねていたある日、ゼミの新年会で、「私子、彼氏いたことあるの?」と誰かが言った。

A君に目配せしたら、ニコニコしてGOサイン出してきたので、「いるよ、A君」と答えると、
ゼミで一番美人のB子さんが、ツボに嵌ったみたいでゲラゲラ笑い出した。
周りの子が諌めると「だって、私子!?何で私子!?A君に貢いでんじゃないの!?絶対おかしいって!」
男子が「やめろよ!」と叱るんだけど「じゃあさ、アンタ、私子とデートできる?連れ歩ける?手ぇ繋いだり、キスとかできんの?」というB子さんの言葉に沈黙。

「ほらねー!」と上機嫌にB子さんが男子を指差した瞬間、A君が机バンして立ち上がった。

882:おさかなくわえた名無しさん:2014/01/24(金)13:12:55

「お前ら、顔だけか!あと20年もすりゃあみんなジジイババアになるのに、いい歳して顔だけか!?図体だけで本当にガキだな!
いいか!まずな、私子はな、すっげー物知りなんだよ!俺がどんな話題振っても、ウザがるどころか、話広げてくれるんだよ!
それに、メシがうめーんだよ!私子の弁当食ったら、コンビニ弁当食えなくなるぞ?俺は好き嫌いも無くなったね!(A君は偏食で有名だった)
私子はな、何でも作れるぞ!菓子も美味い!当たり前のように美味い!
あとな、(自分のカーディガン掴んで)これ!これ!私子が俺に編んだんだよ!売り物じゃどうしてもサイズ合わないからっつったらさ!
売り物と違い分かんねーだろ!?むしろ軽くて暖かいんだよ!すげーんだよ!
お前らが顔だけ見て、話も合わない、飯も不味い、思いやりも無いやつと結婚しようが勝手だがな
どれか一つでも私子に勝ってから文句言え!私子ほど、彼女にしたい女なんかいねーよ!」

普段はドラクエの主人公レベルで無口なのに、酒の勢い借りて、一気に熱弁するA君に、慣れない私ageトークに涙目の私。
空気読んでくれた男子が、その場は「えっ、これ、手作りなの?」とA君のカーディガンに話題を持って言ってくれて、なんとか場は持ち直せた(男子はあとで謝ってくれた)
その年のバレンタインデーに、「料理くらいで偉そうに!」と、ドヤ顔で手作りチョコを配ったB子さんだったが、岩石化してたようで、評判を落とす結果に。
私も用意したんだけど、A君に全部食べられて、「良さの分からないお前らには不相応」と、A君がチロルチョコ撒いてた。

あれから10年ほど経つけど、A君の怒鳴り声を聞いたのはあれっきりだなぁ。
腹の子がA君に似ますようにと願掛けの意味も込めてカキコ。

[コピペ]いい話

jinsei

よくタンブラーで流れてくる名文があります。
アスリート為末大氏のブログより。

私の知り合いで、家の事は全部お手伝いさんに任せている人がいます。生家がお金持ちだからです。住んでいるマンションもきれいなところです。
 仕事をする必要も無いので、やりたい事をやりたい時にやっています。時々ベンチャーに投資したりしているみたいですが、そこは詳しくはしりません。まあ、少なくともお金に関する事は心配してはいません。
  

 稀に他人から解放されている人もいますが、多くの人は他人と自分の境遇を見比べます。先の様な話を聞く時に、平静を装いながら私たちは心の底になんだかずるいという嫉妬の様なものと、それから自分との境遇を見比べて不公平感が湧いてくる時があります。

 そして、そらにその中から、それは結局他人の話だからとすぐ流れて行く人と、自分の中に何か流せないものが溜まっていくタイプにわかれていき、この後者のタイプの中に、さらに絡み始める人がいます。

 こういうタイプの人はだいたい正義を持ち出します。努力しないで成功するなんて良くない事だ。裕福ならもっと世の中に還元すべきだ。しかし、彼らにそれを強制する権利は、国にももちろん個人にも、彼らの親ですらできません。

誰でも心当たりがあるのではないでしょうか。
僕ですか?アリアリですw

続きは以下より

[コピペ]いい話

2013-11-09_0809
385:名無しさん@十周年:2009/09/11(金) 13:17:22

うちの親父が小さいリング?みたいなのをJAXAに納品してたな。
宇宙に行くんだって言ってた。どこに使われているのかは分からないが
俺に一切作業させてもらえなかった。ちょっと悔しかったので
あとで余った奴をこっそり計測してみたら基地外みたいな精密さで作ってた。
ミクロン単位のズレでボツにしてやがる・・・
親父の背中が大きく見えた。
いつか俺も親父を超えて、宇宙へ飛んでいく部品の一つを作ってやると誓ったわ。

[コピペ]いい話

2013-09-13_1145

92:名無しさん@HOME:2013/08/25(日) 22:09:39

一ヶ月ほど出張で海外に行ってた
帰りの飛行機は、帰りの日時だけ伝えて自分で取った
ちょっと観光したかったし
乗り換え込みで22時間くらいのフライトだったんだけど
今から乗りますと、会社に電話をして、後は当然携帯を切ってた
空港について、喫茶店で一息つきつつ携帯の電源を入れて軽食をとり
さて、会社に到着の連絡をするか、と携帯を開くと

着信150件

初めて見る着信数にパニックになりつつ、発信元を確認
会社と友人と親からだった
まず考えたのは身内の不幸
恐る恐る親に電話をすると、母が泣いていた
こりゃ不幸があったな、誰だ?まさか父親か?とgkbrしながら話を聞くと
昨日の夜俺のアパートの裏の崖が崩れてアパートが全開しつつ押し流され
住人全員が行方不明になっていた
自分は無事であることを伝え、一旦電話を切り
会社、友人に連絡
会社では、向こうを立つ時の電話から、時間的にまだ帰国していないと思うが
乗り換えなしの便だと、最速では帰国している可能性も否定できない、と心配してくれて
社長の指示で社員の有志数人で救助活動に参加しているらしかった
慌ててアパートに向かうと、かなり手前から通行止めになっており
救急や消防が大勢で作業中だった
俺を見つけた同期入社の連中が、男泣きで抱きついてきて俺も号泣
小さなアパートで、俺以外は老人ばかりであまり親しくしていなくて
消防に住人の特徴や何かを聞かれてもほとんど答えられなかった
俺もそのまま救助活動に参加したが、結局住人の半数が遺体で見つかった
大雨が降ると思い出す、人生最大の修羅場

93:名無しさん@HOME:2013/08/25(日) 22:14:14
>>92
会社の社長も同期も良い人達だ…涙出た。

94:名無しさん@HOME:2013/08/25(日) 22:14:52
うわ、無事でよかったね
被災者の方々のご冥福をお祈りします

96:名無しさん@HOME:2013/08/25(日) 22:21:13
社長自ら重機に乗って、捜索活動をしてくれてた
俺を見ると「うおおおおおお」って涙鼻水全開で叫んでた
生存者がいてくれたのが救いだったな
会社からおにぎりや熱い味噌汁の炊き出し隊が来てくれて
社長が投光器や重機をバンバン出しくれた
この会社に一生を捧げようって思ったな
社長は土建屋上がりで見た目は怖いけど
尊敬できる格好良い男だよ

97:名無しさん@HOME:2013/08/25(日) 22:39:50
人の上に立つ者の鑑だな。