「時間が解決する」とはよく言ったものですね。マジで。
14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/19(日) 23:03:58
・どうせ一年後には忘れてることだから
・命まで取られるわけじゃない
・この広い宇宙に比べたら・・・
この3つで何でも乗り越えられる
18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/19(日) 23:05:10
»14
基本そんな感じで耐え抜く
グッとくるものを残していきます
「時間が解決する」とはよく言ったものですね。マジで。
14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/19(日) 23:03:58
・どうせ一年後には忘れてることだから
・命まで取られるわけじゃない
・この広い宇宙に比べたら・・・
この3つで何でも乗り越えられる
18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/19(日) 23:05:10
»14
基本そんな感じで耐え抜く
一見美しい街並みを航空写真で観ると得も言われぬ気持ちになることがよくあります。
上の写真はオランダのチューリップ畑です。びっしりとチューリップが発色している様を想像するだけで僕なんかはトリハダが立ってしまいますw
そんなキモ美しい写真をgoogleマップ付きで集めてみました。写真と見比べるとより堪能できます。
詳細は以下より
20:名無しさん:2014/12/19(金)
都の西北、早稲田。学生でにぎわう、学究の街だ。
そんな街の路地裏で、今日も小さな店に灯りがともる。
店の名は「スタップ」。
「いらっしゃいませ」
暖簾をくぐると、店の女将、小保方晴子さん(52)が割烹着姿で出迎えてくれた。
「実は、私も昔は研究者だったんですよ」
女将はお燗をつけながら、笑顔で語りだす。
「あの頃は夢がありましたね。自分の研究で世界中を幸せにするんだって」
聞けば、彼女は博士号を持つバリバリの「リケジョ」だそうだ。
専攻は再生医学。日本有数の研究機関で実験三昧の毎日を過ごしていた。
そんな彼女に転機が訪れたのは、30歳の頃。
学会では存在すら疑われていた「万能細胞」なるものの精製に成功したのだ。
発表と同時に話題となり、マスコミにも取り上げられたという。
「でも、それがボタンの掛け違えの始まりでした」
遠い目をする彼女。手に持ったお燗用の三角フラスコがかすかに震える。
発表を急ぐあまり生じた論文上の些細なミス。「神業」なるが故に誰も再現できなかった実験結果。
ついには「捏造」と決めつけられ、彼女は研究者としての未来を失った。
「だけど、おかげで気づくことができました。名誉や地位なんかよりも大事なものがあるって」
学会から身を引いた彼女が見つけた幸せ。それは一人でも多くの人を笑顔にすること。
そう思って始めたのがこの店だという。
「私にとっては、この店も研究の成果なんですよ」
研究に未練はないのか。そう尋ねた私にシャーレの小鉢を出しながら彼女は言った。
「だって、この店の食材、全部万能細胞で出来てるんですから」
伸ばしかけた箸が止まる。そんな私をいたずらっぽい目で眺めながら、
女将はお猪口代わりのビーカーにお酒を注いでくれた。
(2036年12月19日)
578:おさかなくわえた名無しさん:2013/12/20(金) 08:58:22.27 ID:Scf54VvA
昨日見た和風総本家のイタリアのヴァイオリン修復師さんと
日本の鋸職人さんの話はよかったなぁ。
579:おさかなくわえた名無しさん:2013/12/20(金) 09:27:03.33 ID:sZjE+TMH
みてない
kwsk
583:おさかなくわえた名無しさん:2013/12/20(金) 11:33:58.84 ID:Scf54VvA
»579
初かきこだから、あんまりうまく説明できないけど
イタリアのヴァイオリンの街って言われてるところで、ヴァイオリンの修復している修復師さんに
「メイドインジャパンのものはありますか?」って質問したら
「これだよ!」って小さな鋸を出して
この鋸のおかげで、ヴァイオリンに負担をかけることなく修復がとてもはかどるんだって
でも日本で買ったってことだけで、何処の工房で作られてるかわからないって
すごく残念そうに話してた。
で番組スタッフが、日本に戻って探しまくって、見つけたんだよね
鋸職人さんの方にもドラマがあってさ
職人さんが一人前の職人になったころ
鋸の主流は両刃の鋸じゃなくって付け替えができる替刃式のほうに需要が移ってたんだよね。
で、この替え刃式っていうのもコストは低いし、切れ味もいいし
職人さんは「あー、もう、俺たちの時代じゃなくなってくるんだ」って感じたそうなんだよね。
でも家族もいるし、そこであきらめちゃたダメって、イベントがあるたびに自作の鋸もって出店してたんだって
出店してても見向きもされないし、売れない。
そんなときに一人の女性がやってきて、「ちいさな鋸はありませんか?」って聞いてきたんだって。
その女性は木目込み人形の作家さんで、作業にどうしてもちいさな鋸が欲しかったんだって。
そこで、鋸職人さんは目からうろこが落ちた
職人さんは鋸って言ったら大工さんが使うような、大きな鋸しか思い浮かばなかったらしいんだよね。
で、そこで、鋸職人さんは、ちいさな鋸を作るようになって、それがなんか表彰されたらしいんだよ。
職人さんの努力が認められたんだよね。
584:おさかなくわえた名無しさん:2013/12/20(金) 11:34:29.74 ID:Scf54VvA
ヴァイオリンの修復師さんは、鋸職人さんの作業のビデオを見て、
本当に凄い素晴らしい、日本に行った時はぜひ訪れたいってコメントして
そのビデオを見た鋸職人さんも、自分が作った鋸が、海外で重宝にされて
使われてるってことにすごく喜んでた。
実はそのヴァイオリン修復師さんは、そのあと日本に来る予定があって、鋸職人さんのところに訪れたんだ。
鋸職人さんもやってきた修復師さんに凄く喜んで歓迎してた。
で、鋸職人さんが作った色んな形のちいさな鋸を見て
目をキラキラさせながら切れ味とか試しながら
「子供の頃におもちゃ屋さんに訪れた時みたいだ」って、凄い興奮してた。
結局13本のちいさな鋸を買っていったよ。
色々端折ってるところも、覚え違いしてるところもあるけど、大体神な感じだったと思う。
それでもなんかすごく番組見てて、ヴァイオリン修復師さんと鋸職人さんに、なごなごしちゃったよ
26:おさかなくわえた名無しさん@転載は禁止:2014/08/18(月) 08:06:25
春先に北海道から近畿地方に家族で引っ越して来たんだけど
台風に慣れてなくて、避難場所に行くのに手間どっていたら
庭先に鹿が一頭迷いこんで来た…
北海道のエゾシカは結構凶暴なので 家族みんなで(*゚Д゚)))))ヒィィィィィィ!!となったんだけど
何と窓越しに家の犬(ボーダーコリー)とコンタクトをとり始めた…
犬は家族に鼻を鳴らしながら何かを訴えてきた。
母が「もしかして鹿も避難して来たんじゃない?」と言い出し
さつまいもを棒状に切り窓からそっと出すと 後ろからさらに鹿が2頭現れて
そのうちの一頭の背中には猫がしがみついていた。。
結局、さつまいもをあげている間に水が引いて避難はしなかったんだけど
鹿が帰る時に猫を置いて行ったので なぜか猫を飼う事になった。
違う動物同士でも緊急時には 助け合いをする事が本当に衝撃だったし
鹿の頭を撫でる事が出来たのも衝撃的だった…おとなしくて可愛いかった。
実はのび太の結婚前夜よりも、ペロよりも、おばあちゃんよりも、泣けるエピソードがあるんです。
なんと2巻で!
2巻はタイムふろしきは出てくるわ、アンキパンは出てくるわで、名作ですね。
855:_ :2006/07/23(日) 00:30:28
三年ぐらい前に、チョッと営業でイギリスに単身赴任してた。
んで、なかなか人間関係が構築できないわ、
飯は不味いわと色々上手く行ってなかった。
ある日、唯一と言って良い勢いで美味しいランチの食える
オープンカフェを見っけて、そこでよく食事してた。
それでいつもの席で何時もの様に飯食ってたら、
糊のしっかり聴いたスーツを着た、目が爛々とした…っていうか、
妙なオーラの出てる、
骸骨みたいに細い爺さんが俺の席に着いたんだ。
んで、俺がヘッタクソな英語で、
「どちらさまですか?」と言ったら、
爺さんは爛々とした目を向けて、「日本人だな。」って言って、
俺が「イエス」と応えると、
「日本人は素晴らしい。ティータイムが無いのは頂けないが、
仕事は素晴らしい。
君らをチャイナやコリアと見間違う愚か者もいるが、俺にはわかる。
しかしだアンタ、ホワイトカラーだな。
日本のホワイトカラーはこの辺じゃあ苦労するんだ。
そっちの大陸の馬鹿は力押しするが、日本人は優しすぎるからな。」
と、まあ大体こういうことを、アンソニーホプキンスを思わせるような、
少し落ち着いた口調で一気にまくし立ててきた。
困惑したし、良い人だと思ったんで、名前も結局知らなかったけど、
その後もカフェに行くと二分の一ぐらいの確立であって話をしてた。
本当に妙な人で良い人だった。
紅茶に砂糖がドッパドッパ入るし、それに良く喋るし、
毎回の様に何かささやかなテーブルマジックみたいな事をやって
俺を驚かせてた。
その爺さんと盛り上がった話をしてる常連として、
カフェのウェイトレスさんとかとも仲良くなれたし、
爺さんに対して声を掛ける人も多くて、その人と交友をもったりで、
イギリスにおける人間関係の幅が大きく広がって、
んで、日本人が使うと喜ばれるイギリスの諺とかも教えて貰って、
仕事も好調になった。
結局、爺さんは名前を教えてくれなかったけど、
最後に俺に、
「いいかジュン(俺)、俺は日本人が大好きだが、
お前らはもうちょい余裕と自信を持つんだ。
余裕を持って背筋はって、かっこつけてみな。
お前らも俺らと似てるんだから。」
と、激励してくれた。
そんな落ちの無い良い人のお話。
859:855:2006/07/23(日) 03:41:45
レストンクス。
素晴らしい爺さんだったよ。
でも、日本に一度来た事があるらしくて、あることについて憤慨してたな。
それは、コンビニで売ってる午後の紅茶について、何か愚痴られた。
あんときは楽しかったんで覚えてる。
「ジュン、日本で売ってる、ゴゴノコウチャとか言うアフタヌーンティー気取り、
アレはいかんな。アレは。ストレートが特にいかん。
ミルクティーはいいんだ。甘くて美味しいんでな。
でもストレートのアレを紅茶と名乗るのはいかんよ。(中略)
もし、お前の友人にアレを好き好んで飲む奴が居たら、
日本からここのカフェにつれて来い。
俺が上手い紅茶を飲ましてやる。」
と、午後ティーにご立腹だったのをふと思い出した。
今夏にでも遊びに行きたかったけど、休暇が取れない…orz
そう言えば気になったのがあの爺さん、
あの爺さん経由で知り合った三十過ぎのオッサン曰く、
「アイツは妖精妖怪の類に違いない。
何故って?俺がハイスクールに通ってる頃から、あの外見なんだよ。
きっとこの通りのフェアリーだ。」
とか言ってた。
もしかしたら、イギリスの妖精だったのかもなあ。
じいさーん、俺もスコーン焼けるようになったどー。蛇足すまん。
47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/11/19(木) 09:37:03
幼い頃に父が亡くなり、母は再婚もせずに俺を育ててくれた。学もなく、技術もなかった
母は、個人商店の手伝いみたいな仕事で生計を立てていた。それでも当時住んでいた
土地は、まだ人情が残っていたので、何とか母子二人で質素に暮らしていけた。
娯楽をする余裕なんてなく、日曜日は母の手作りの弁当を持って、近所の河原とかに
遊びに行っていた。給料をもらった次の日曜日には、クリームパンとコーラを買ってくれた。
ある日、母が勤め先からプロ野球のチケットを2枚もらってきた。俺は生まれて初めての
プロ野球観戦に興奮し、母はいつもより少しだけ豪華な弁当を作ってくれた。
野球場に着き、チケットを見せて入ろうとすると、係員に止められた。母がもらったのは
招待券ではなく優待券だった。チケット売り場で一人1000円ずつ払ってチケットを買わ
なければいけないと言われ、帰りの電車賃くらいしか持っていなかった俺たちは、外の
ベンチで弁当を食べて帰った。電車の中で無言の母に「楽しかったよ」と言ったら、
母は「母ちゃん、バカでごめんね」と言って涙を少しこぼした。
俺は母につらい思いをさせた貧乏と無学がとことん嫌になって、一生懸命に勉強した。
新聞奨学生として大学まで進み、いっぱしの社会人になった。結婚もして、母に孫を見せて
やることもできた。
そんな母が去年の暮れに亡くなった。死ぬ前に一度だけ目を覚まし、思い出したように
「野球、ごめんね」と言った。俺は「楽しかったよ」と言おうとしたが、最後まで声にならなかった。
インターネットがあって、本当に良かったと、心の底から思います。
喪女板が日本にあってよかった
今私にネットがあってよかった
2ちゃんにたどり着けてよかった
喪女板にたどり着けてよかった
多分ここがなかったらとっくに私は死んでる。
そうでなければとっくに病んでる。
同じことを考えている人たちが、
同じことで泣いてる人たちがいるって判っただけで
現実は何も変わってないけど、でも生きてる。
子供の頃からずっと「普通」になりたかった
記憶に残らない人になりたかった
私だけが世界でおかしいのだと思っていた。
ここでいろんなレスを見て、
ハリネズミみたいにささくれだっていた気持ちが
少しずつ丸くなってるのを感じます。
みんなありがとう。
ドラえもんてんとう虫コミックス11巻の「ジャイアンの心の友」より