イタリアのヴァイオリン修復師さんと 日本の鋸職人さんの話
578:おさかなくわえた名無しさん:2013/12/20(金) 08:58:22.27 ID:Scf54VvA
昨日見た和風総本家のイタリアのヴァイオリン修復師さんと
日本の鋸職人さんの話はよかったなぁ。
579:おさかなくわえた名無しさん:2013/12/20(金) 09:27:03.33 ID:sZjE+TMH
みてない
kwsk
583:おさかなくわえた名無しさん:2013/12/20(金) 11:33:58.84 ID:Scf54VvA
»579
初かきこだから、あんまりうまく説明できないけど
イタリアのヴァイオリンの街って言われてるところで、ヴァイオリンの修復している修復師さんに
「メイドインジャパンのものはありますか?」って質問したら
「これだよ!」って小さな鋸を出して
この鋸のおかげで、ヴァイオリンに負担をかけることなく修復がとてもはかどるんだって
でも日本で買ったってことだけで、何処の工房で作られてるかわからないって
すごく残念そうに話してた。
で番組スタッフが、日本に戻って探しまくって、見つけたんだよね
鋸職人さんの方にもドラマがあってさ
職人さんが一人前の職人になったころ
鋸の主流は両刃の鋸じゃなくって付け替えができる替刃式のほうに需要が移ってたんだよね。
で、この替え刃式っていうのもコストは低いし、切れ味もいいし
職人さんは「あー、もう、俺たちの時代じゃなくなってくるんだ」って感じたそうなんだよね。
でも家族もいるし、そこであきらめちゃたダメって、イベントがあるたびに自作の鋸もって出店してたんだって
出店してても見向きもされないし、売れない。
そんなときに一人の女性がやってきて、「ちいさな鋸はありませんか?」って聞いてきたんだって。
その女性は木目込み人形の作家さんで、作業にどうしてもちいさな鋸が欲しかったんだって。
そこで、鋸職人さんは目からうろこが落ちた
職人さんは鋸って言ったら大工さんが使うような、大きな鋸しか思い浮かばなかったらしいんだよね。
で、そこで、鋸職人さんは、ちいさな鋸を作るようになって、それがなんか表彰されたらしいんだよ。
職人さんの努力が認められたんだよね。
584:おさかなくわえた名無しさん:2013/12/20(金) 11:34:29.74 ID:Scf54VvA
ヴァイオリンの修復師さんは、鋸職人さんの作業のビデオを見て、
本当に凄い素晴らしい、日本に行った時はぜひ訪れたいってコメントして
そのビデオを見た鋸職人さんも、自分が作った鋸が、海外で重宝にされて
使われてるってことにすごく喜んでた。
実はそのヴァイオリン修復師さんは、そのあと日本に来る予定があって、鋸職人さんのところに訪れたんだ。
鋸職人さんもやってきた修復師さんに凄く喜んで歓迎してた。
で、鋸職人さんが作った色んな形のちいさな鋸を見て
目をキラキラさせながら切れ味とか試しながら
「子供の頃におもちゃ屋さんに訪れた時みたいだ」って、凄い興奮してた。
結局13本のちいさな鋸を買っていったよ。
色々端折ってるところも、覚え違いしてるところもあるけど、大体神な感じだったと思う。
それでもなんかすごく番組見てて、ヴァイオリン修復師さんと鋸職人さんに、なごなごしちゃったよ
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