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管理人ayu

福岡市在住。エンタメ、ラジオ、音楽、ガジェット好きです。2000年頃から長いことやってます。日々の暮らしを豊かにする何かを探しております。
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[コピペ]泣ける

43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。2007/07/11(水) 08:24:51

一年間同棲していた彼が他界した。

大喧嘩をした日、交通事故に遭った。本当に突然の出来事だった。

その日は付き合って3年目の記念すべき夜だった。
しかし、仕事が長引いてしまって約束の時間に帰宅する事ができず、
せっかく彼が用意してくれた手製の料理が冷め、台無しになってしまった。

いつも通り軽く詫びを入れて事を済まそうとしたが、その日の彼はいつもとは違い、
私に対してきつくあたった。丁度その時私は気分も優れず、仕事のストレスも
あってか、そんな彼と話していくうちに強烈な憤りを覚え、つい言ってしまった。

「もういい!こんな些細な事でそこまで怒る事ないでしょ!
あなたは自分の都合でしか物事を考えられないの!?」

…彼は黙った。少しの間の後で、私も少し言い過ぎたと思い、黙って席を立ち、
界隈を散歩して頭を冷やそうと思い、一旦家を出た。

いつも通う小さな喫茶店で、30分少々の時間を潰した。
あの人もただ単に怒りに任せて私に怒鳴り散らした訳じゃない。
それだけ今日のこの日の事を大切に思っていたからこそではないか、と考えた。
そんな彼の気持ちを思うと明らかに私の振る舞いは最低だった。
身勝手な自身を忘れ、改めて彼に謝ろうと思い、家に向かって歩いた。

44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。2007/07/11(水) 08:25:23
しかし、彼は家には居なかった。料理も、携帯電話も、机に置いたままだった。
マメなあの人が携帯電話を忘れるのは珍しく、近くにいるのかと思い、私は家を出て
近辺を歩き回った。しかし見つからない。公園や近くの空き地も見たが、彼の姿は無かった。
彼の実家や、携帯を調べ、彼の友人宅等にも電話を入れたが、来ていないと言う。

家に帰り、2時間が経過した。私はその時考えていた。帰ってきたら頬をつねってやろうと。
幾らなんでも心配させすぎだ、悪戯が過ぎる、と。明日は休日だからこんな事をするんだろう、と…

それが彼との最後の夜だった。

事故現場は家周辺の一方通行の十字路だった。横から飛び出してきた車と衝突、
即死だったそうだ。時刻はPM10:20、丁度私が家を出て10分経過した時間だった。

その際彼が持っていた遺品は、缶コーヒー1本、
女性用のガウンジャケット、現金で120円だということを聞かされた。

私のガウンジャケット、まだ未開封の缶コーヒー、私の為のジュース代。
細やかな気配りの中に、彼の深い愛情と優しさが感じられた。

一緒に帰りたかった。その言葉を心の中でつぶやいた。
同時に私の目から涙がとめどなく溢れた。

改めて、彼という存在の大きさに気付いた。ただ、情けなくて、悔しかった。

[コピペ]泣ける

17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。2007/07/11(水) 07:37:58

19の時、妹が産まれた。友達から「お前の子供だろー!」なんてからかいも受けたりした。
でも、高齢出産だったかあさんはそれが元で、体がおかしくなった。
無理して産むから!妹なんていらない!なんで子供が出来るん?!
って、思った。
正直、その時は妹が嫌いだった。余計な「物」だった。
気持ち良さそうに寝ている姿にムカついた。
結局、かあさんは出産のために入った病院から出ることなく家には帰ってこなかった
妹を殺してやろうと思った。大嫌いだった。絶対面倒なんて見ないって思った。
でも、父さんは違った。
自分の子供だからね。かあさんとの子供だからね。
そう思った。
お葬式が終わって、49日の法要の日がきた。それまでほとんど家には帰らなかった。
妹がいる家にはいたくなかった。
法要のあと、父さんに呼ばれた。話があるって。
リビングのソファーに父さんが座ってた。そばで妹が寝ていた。
泣いた。すごく泣いた。父さんの話を聞いてすごく泣いた。そして、自分のバカさ加減に情けなくなった。
かあさんは元々体が悪かった。ずっと昔から。私を産む時も家族・親戚中から反対されてた。
でも、私を産んでくれた。
妹を妊娠した時も医者に止められていた。せっかく授かったかけがえのない命を無駄にしない!って医者に言った
どうせ長くないみたいだから、あなたとあの子に最後のプレゼント。そう父さんに言った。
私が死んで、あなたが死んでも、これであの子は一人ぼっちにはならない。そう父さんに言った。
ごめん、もうかけない

[コピペ]泣ける

弟の佑介が体を悪くした。

まだ6歳だった。

病室に行くと俺があげたスケッチブックに
いつも何かを書いていた。
俺がそれを見ようとすると怒った。

春風がまだ吹かないころに、あいつは6年の生涯を終えた。

空のベッドの上にあのスケッチブックがあった。
看護婦さんがおいてくれたらしい。
そのうえには手をつないだ4匹のカバの絵と
それぞれに家族の名前が書いてあった。

「そっか、あいつこれを一生懸命、描いていたのか」

カバはあいつがまだ元気だったころにいつも行った
動物園のお気に入りの動物だ。
どうやらそれは絵本になっているらしかった。
俺はページをめくった。どの絵も字もあいつなりに丁寧に書いてあった。

「おとうさんかば、おかあさんかば、にいちゃんかば、ぼく。

おとうさんかばは おおきなくちで おはようという

おかあさんかばは おおきなくちで おやすみという

にいちゃんかばは おおきなくちで あそぼうという

だから ぼくは おおきなくちで ばいばいっていう」

俺はすぐにそのスケッチブックをベッドにおいた。
大事なあいつの思い出を、目からどうしようもなく流れ出る
涙で汚さないように。

母さんも父さんもそれを見て狂うほど泣いていた。

「佑介?聞こえてる?
おにいちゃんかばにも
お前くらいの息子ができたよ?
佑介・・・まだあの絵本を見ると
涙が止まらないよ。
ごめんね。
バイバイできないよ。
ごめんね。」

[コピペ]泣ける

909 おさかなくわえた名無しさん 2008/07/02(水) 15:42:18

妻が入院して、仕事と看病で毎日が壮絶な忙しさだった時、
本当に可哀想な事をしたと思うが、小学1年と2年の息子の食事がとてもおろそかだった。
ご飯だけ炊いておき、フリカケ、海苔、たまご、納豆など、子供だけでも食べれる物をなん種類か冷蔵庫に入れておいて、どうしても遅くなる日は電話して適当に食べてもらってた。
一ヶ月もたつとお互い慣れてきて、その日も「パパ遅くなるから、先にご飯食べて」と電話して深夜1時頃帰ったら、
二人とも起きてて

「パパ、誕生日おめでとう~」て。

「ケーキ作ったよー」て。

見たら、皿にご飯をお椀でパコッと盛ったもの二つに、ジャムをコーティング。
その上に塩辛で『パパ』と書いてあり、回りも綺麗に沢庵とミカンとチョコレートで飾ってあった。
全部、残さず食べた。

今までこんな食生活をさせていたかと。
いろいろ、いろいろ衝撃で涙が止まらなかった。

今は妻も元気で、残業しない会社に転職して毎日揃って夕飯をとってます。

[コピペ]泣ける

384 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日: 2008/06/18(水) 16:11:33

先週娘が結婚したよ。
 
 
口が悪くて、俺とはあんまり話とかしなくなってた娘だけど
当日の朝

「お父さん、お母さん。今から行ってきます。
 本当に今まで育ててくれてありがとう。
 湿っぽいの苦手だし、晴れの舞台だから泣いた顔で行きたくないから。
 だから、ごめん、もう行ってくるね。
 別に結婚したら娘じゃなくなるとかってそんなバカみたいな古い考え無いし。
 あたしはずっとお父さんとお母さんの娘だから。
 だからあんま寂しがんなくていいから」

って言われた。

バカヤロー寂しいに決まってんじゃねーか…
ジューンブライドってやつか、このスイーツ(笑)め。

娘は嫁に似て超メシウマなんだが、結婚前の数週間ずっと晩飯作ってたな。
バージンロード歩く時、「なんか照れるなー」
「つーか泣かないでね、みっともないし」なんて言われたな。

手を離す時の苦しさをお前らも味わえwwww

色々冠婚葬祭板よんだけど、寒い演出として体重ベア、スライド、新婦の
手紙朗読があったけど、全部が全部悲しいとか喜びとか切なさとか
ホントやってくれてありがとうだったな。

今は嫁の目を盗んで体重ベアを抱っこしてる。
いつまでも家に居てくれるって何となく思ってたんだよな。

さみしいなぁーーーーーーw

[コピペ]泣ける

471名前: 名無しさん@ピンキー投稿日: 2008/06/14(土) 07:57:21

この前急に俺の仕事終わり位にメールが来て
「たまにはご飯でも食べにいかん?」て。

めずらしいなーええよーとかいって、待ち合わせしてたら嫁が来た。
  
でどこいく?って決めようとしたらもう予約とってあるとかいう。

したらそこがなんか雰囲気のいいレストランで、奥の方の席に通されて、
ウエイター(女性)もこなれた感じで「ワインはどうされますか」とか
聞いて来て、えーなになにーとか思ってるうちに目の前に箱が出て来た。

「あけてみてん」

クリーム色のバラと香水と、欲しかった時計が出て来た。
あまりのことにポカーン。

「めちゃめちゃうれしいけどこれは・・・」

て聞いたら、

「ははは。男性誌読んだら『女性の喜ばせ方』ってあって、それやってみた」

「おれ男やん」

「だって男のエスコートの仕方なんてどこにもなかったもん。たまにはいいやん。
 仕事でちょっと上手くいって報奨金でたから、なんか驚かせようと思って。
 それにこの前誕生日やったやろ?遅れたけどそのお祝い」

嘘だ。
ちょっとじゃなくて多分むちゃくちゃがんばって残業もして、
このために時間とお金つくって、おれがこの日は確実に開いてるのを
見越してセッティングしてる。これまでお互いに誕生日を祝ったりしたことなかったし。

この前おれには子どもをつくれないかもしれんとわかった。
嫁の両親は口には出さず、別れろと顔で言った。
一人娘だし俺も別れようと言った。

でも嫁はなんも言わんでおれのことをギューとした。

うれしかったけど、それ以来ずっと暗かったおれを元気づけようとして
無理してくれたのがいたいほど伝わって来て、もうがまんできんでトイレに駆け込んで
5分位泣いた。

がんばらないといかんのはおれなのに。ほんとにつらいのはよめなのに。

おれはよめを幸せにできるだろうか。
こんなことになるまで嫁のこと好きとか愛してるとか、意識したことなかった。今
は好きを通り越して尊敬している。

種無しで気も利かないダンナでほんとにごめんな。
こんどはおれが驚かせる番だから。ちょっとまっとれやー


夫婦は「気くばり」で9割うまくいく

[コピペ]泣ける

196 名前: 可愛い奥様 投稿日: 2008/05/28(水) 12:36:41

昨晩、旦那が仕事の事ですごくイライラしてた。

私も話聞いて一緒にイライラして、
泣いてしまうぐらい二人して落ち着かず眠れなかったので
夜中に川原に散歩に行った。
 
深呼吸しながら歩いてたら、なぜか洗ってない犬のような臭いが漂ってきて二人で吹き出したり
カエルの鳴き声を聞き分けようとしてたらウシガエルの強烈な声にビビったり。

こんな時間を共有できる人と一緒になれて良かったなと思ってたら旦那から

「あー、本当にお前と一緒で良かった…」

と二回も言われた。

同じ気持ちになれるってなんて幸せなんだろう。
すごく嬉しくてまたちょっと涙でた。

妊娠中だからと言って泣きすぎてごめんね旦那。
でも泣くとちょいふざけながらあやしてくれるからつい甘えてしまうよ。

[コピペ]泣ける

21 名前: 大人になった名無しさん 投稿日: 2008/04/10(木) 22:47:27

俺の祖父は医者だった。
 

っていっても金はなく家はボロボロで
食事なんか庭の野菜とお茶漬けと患者さんからの頂き物だけ。

毎朝4時に起きて身寄りのいない体の不自由なお年寄りの家を
診察時間になるまで何件も往診して回る。

診察時間になると戻ってきて待合室に入りきらないで
外まで並んでる患者さんを診察していく。

昼休みはおにぎりを片手にまた往診。

午後の診察をこなし食事をすませてまた往診。

夜中に玄関口に患者が来たり電話があればいつでも駆けつける。
一年365日休みなど無かった。

自分の体調が悪くなっても自分を必要としている人がいるからと
病院にもいかず診療を続け無理矢理家族に病院に連れて行かれた時にはもう手遅れ。
末期がんだった。

でもどうせ治らないなら入院はしないと痛みをごまかし死ぬ間際まで往診続けてた。

遺産なんか何もなし。
残ったのはボロボロの家だけ。

聞けば治療費を支払えない人ばかりを診察・往診していて
ほとんど収入なんか無かったんだって。

でも葬式のとき驚いた。

患者だけで1000人ぐらい弔問に訪れ、中には車椅子の人や
付き添いの人に背負われながら来る人もいた。

みんな涙をボロボロ流して「先生ありがとう、ありがとう」と拝んでいた。

毎年命日には年々みんな亡くなっていくからか
数は少なくなってきてはいるけど患者さんたちが焼香に訪れる。
かつて治療費を支払えず無償で診ていた人から毎月何通も現金書留が届く。

いつも忙しくしてたから遊んだ記憶、甘えた記憶など数えるぐらいしか
ないけど今でも強烈に思い出すことがある。

それは俺が厨房のときに悪に憧れて万引きだの、恐喝だの繰り返していたとき。
万引きして店員につかまって親の連絡先を教えろと言われて親はいないと
嘘ついてどうせじいちゃんは往診でいないだろと思ってじいちゃんの連絡先を告げた。

そしたらどこをどう伝わったのか知らないけど
すぐに白衣着たじいちゃんが店に飛び込んできた。

店に着くなり床に頭をこすりつけて

「すいません、すいません。」

と土下座してた。

自慢だったじいちゃんのそんな無様な姿を見て
自分が本当に情けなくなって俺も涙流しながらいつの間にか一緒に土下座してた。

帰り道はずっと無言だった。

怒られるでも、何か聞かれるでもなくただただ無言。
逆にそれがつらかった。

家にもうすぐ着くというときふいにじいちゃんが

「おまえ酒飲んだことあるか?」

と聞いてきた。

「無い」

と言うとじいちゃんは

「よし、着いて来い」

と一言言ってスタスタ歩いていった。

着いた先はスナックみたいなところ。
そこでガンガン酒飲まされた。

普段仕事しているところしか見た事がないじいちゃんが酒飲むのを見るのも、
なによりこんなとこにいる自体なんだか不思議だった。

二人とも結構酔っ払って帰る道すがら川沿いに腰掛けて休憩してたら
じいちゃんがポツリと

「じいちゃんは仕事しか知らないからなぁ。
 おまえは悪いことも良い事もいっぱい体験できててうらやましい。

 お前は男だ。
 悪いことしたくなることもあるだろう。
 どんなに悪いことをしても良い。ただ筋の通らない悪さはするな。」

と言われてなんだか緊張の糸が切れてずっと涙が止まらなかった。

それから俺の人生が変わった気がする。

じいちゃんのような医者になるって決めて必死で勉強して
もともと頭はそんなに良くは無いから二浪したけど国立の医学部に合格した。

今年晴れて医学部を卒業しました。

じいちゃんが残してくれたボロボロの家のほかにもうひとつ残してくれたもの。

毎日首にかけていた聴診器。
あの土下座してたときも首にかかっていた聴診器。

その聴診器をやっと使えるときがきた。
さび付いてるけど俺の宝物。

俺もじいちゃんみたいな医者になろうと思う。

長文失礼しました。

[コピペ]泣ける

378 :名無し調教中。 2008/04/01(火) 13:34:15

お互いに親も兄弟もいなくて、21で出会って1年ですぐ結婚
初めて俺にも家族ができたって思った
愛してるなんてプロポーズ以来恐らく言ってない

あれから17年
数年前には子ども亡くしちまって 一時期、口がきけなくなってたり
何もできなくなってた嫁にキレて暴れたりした馬鹿な俺
嫁、声が出なくなるくらいのショック受けてたのにな
自分のやるせなさを嫁にぶつけちまってた
嫁が声出して笑えるようになったのは、この一年でやっとなんだ

ここ見るたび俺も言わなくちゃなって思いながら
何となくタイミング外してて言えなかった

で、昨日の嫁の誕生日
俺がメシを作る宣言して、本見ながらカレーを作ってみた
俺、料理ほとんどしたことなくてさ カレーなら作れるかって思って。
嫁は心配そうながらも、楽しみだなーって待っててくれた

できあがると嫁は「お父さんが作ってくれたんだよ 食べてね」って
ニコニコしながら仏壇に供えに言ってた
その後ろ姿に俺もう泣きそうになった
ぐっとこらえて震えながらだけど

こんなバカにずっとついてきてくれてありがとう
誕生日おめでとう
愛してるよ

やっと言えた
嫁はこっちを振りかえらず そのまま顔を手で覆って泣きだした

私も愛してるよ ありがとう
せっかく愛してるって言ってくれたのに泣いてごめんね
すぐ泣き止むから待っててね

俺そのまま後ろから抱きしめた
一時間くらい そのままでいた
その後はカレー冷めちゃったねって嫁が温めてくれて
ふたりでぐしゃぐしゃの泣き顔のままカレー食ったよ

長くなってスマン
俺の17年分の愛してるはこんな感じになった

[コピペ]泣ける

254 名前: 恋人は名無しさん 投稿日: 2008/04/16(水) 12:29:28

実家に仕送りしてるんだけど、お金がなくて困ってた。

でも彼氏にそういうことは言いたくなくて、無理くりお金を捻出して
彼と遊んでた。たまに多めに出してもらったりするけど、基本的には割り勘で。
  
そしたら、ある日、普通の日にいきなり花束をくれた。
「ありがとう」と言ったら

「プレゼントだからね。絶対返しちゃだめだから」

って。

なんか変だな~と思ってた。
家に帰って花瓶に活けようとしたら、中に封筒が入ってて、
貯金通帳と手紙が出てきた。

「○○ちゃん、もう俺の前では無理しないで下さい。
 この通帳は、普段使ってるのじゃないほうで、
 今のところ俺は使う予定じゃないので持ってて下さい。
 何か必要なことがあったらここから使って。
 いちいち俺に言わなくてもいいからね。」

暗証番号も書いてあった。私の誕生日。
中を見たら、10日くらい前に口座作ったばかり。
こんなの受け取れるわけない、不器用すぎる優しい彼氏に泣きました。

すったもんだで通帳はお返しし、そのかわり今後は
あまり遠慮せずに彼氏に奢られる事、とルールを決められてしまいました。

「俺たちは長い長い付き合いになる。
 今ちょっと俺が○○ちゃんにしてあげる分が多くなっても
 いつかきっと俺のほうが助けてもらうことがあるんだからお互い様。
 ずっと死ぬまで一緒にいるのに、借りとか何とか言うほうがおかしいんだよ」

って言ってくれた彼氏にまた泣いた。

本当にずっとずっと一緒にいたい。
私といて幸せだってずっと思っていてほしい。
あ~もう書いててまた泣けてきた。


この人と結婚していいの?