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[コピペ]切ない

71 :大人の名無しさん :04/10/06 20:55:44 ID:4utVLvO1

私の前の上司(課長)は無口、無表情。
雑談には加わらず、お酒も飲まず、人付き合いをしない堅物でした。


誠実公平、どんな時でも冷静なので頼もしい上司なのですが、
堅過ぎて近寄りにくい雰囲気がありました。
そんな課長の机の上には奥さん、子供四人と写った写真が飾られてて、
「あの朴念仁でも家族は愛してるんだな」と微笑ましく思ったものです。


何年経っても同じ写真が飾ってあったので、理由を聞いてみたら、
「一番かわいかった頃の写真だからね」と照れ笑いを浮かべながら答えてくださいました。
それが私の見た唯一の課長の笑顔でした。


そんな真面目一徹、入社以来無遅刻無欠勤の課長が三日続けて無断欠勤。
家に電話しても誰も出ず、親族の連絡先も分からなかったので、
部長が直接課長のマンションを訪ね、管理人さんにお願いしてドアを開けていただきました。


課長は玄関で倒れていて、既に冷たくなっていました。急性心不全だったそうです。
部長が管理人さんに課長の家族がいつ戻ってくるか聞くと、
「○○さんには家族はいないですよ」という返事。
あわてて人事部の資料をほじくり返すと、確かに課長には家族がいません。


課長は10年前に中途入社した人なので、それ以前に家族に逃げられていて、
写真を見て幸せだった時代を懐かしんでいたんだと思い、少し悲しくなりました。
結局、課長の葬儀にも家族も親族も顔を出さず、
血縁の人たちの冷たさにもっと悲しくなりました。


後日墓参りに行くと、立派なお墓が立っていました。
死んでやっと家族と和解できて、立派なお墓を立ててもらえたのかと
安心して墓石を見てみると、愕然としました。
お墓は古びていて、課長と同じ名字の名前が墓誌にいくつも彫ってありました。
課長以外は全員十数年前の同じ日に亡くなっていました。


家族を一度に亡くしてからの十数年の歳月を、
彼はどんな気持ちで過ごしていたんでしょうか?
二度と会えない家族の写真をどんな思いで毎日眺めていたんでしょうか?


人を遠ざけ、自分のことを決して語らなかった課長の姿を思い出し、涙が止まりませんでした。

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218 :Trader@Live! 投稿日:2010/08/17(火) 19:05:23

今日久々に会った従兄弟が話してくれた
従兄弟は学生時代虐められてたらしい。
まあでも今は一端の会社員やってんだが
なんか従兄弟の息子(小学校)のクラスメイトが虐められてて
息子がそれを助けに入って喧嘩しちゃったんだと。
まあ騒ぎになるよなで、なんか保護者が顔合わせて話し合う破目になっちゃって、
会ってみたらいじめられっ子の親は学生時代従兄弟を虐めてたやつだったんだと
一通り和睦会(?)が終わった後、
いじめられっ子の親(当時従兄弟を虐めてた奴)が話しかけてきて曰く
「同期の友人の息子に自分の息子助けてもらったなんてなんか縁を感じる。
あのころを思い出すな、楽しかったな」
みたいなこと言ったんだと
で、カチンときた従兄弟は、我慢しながら維持してた社交モードが崩壊
当時は人を虐めて楽しんで、今度はそいつの息子に子供庇ってもらって、幸せな人生だなとか
言っちゃったんだ。さすが元虐めっ子。
いやー、昔のことだろー悪かったよ、みたいにヘラヘラした応答だったもんだから
従兄弟は熱くなっちゃって、肩に掴みかかりながら
俺たちはもう昔のことだって言えるけど、未来なんてイメージもなく、
振り返る過去もろくにない子供にとって、今って言う毎日がどれだけ比重が重いかわからないのか
お前は虐められてるお前の息子に『いつかいい思い出になる』なんて言ってるのか
話し合いの場でも「子供のやること」なんていって軽く見てたろう。
自分の息子のことどう思ってるんだ
息子の苦しみを少し考えろ、
そして、お前は昔、俺のそういう『今』を滅茶苦茶にしやがったんだぞ
なんてこと言ったんだと。
後半涙が出たって言ってた
相手も神妙な顔になって「すまん」とか言って、それで我に返ったって
従兄弟がいじめられっ子を助けるような子供に教育してんのは素直に尊敬でも、
それはいじめられた経験があるからなんだろう。
そして、虐めた方の人間にはやられる方の気持ちが息子を持つ年になってもわからないんだろう。
なんか複雑だ
そして何より俺早く結婚してえ、従兄弟にずいぶん置いて行かれた 。

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384 名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/10/02(木) 23:51:06

4年半前の俺へ

付き合って半年で初めてラブホに行った時に、行為が終わってから彼女に出血があっただろう。

その時に、只の不正出血で終わらせるんじゃない。
ちゃんと病院に行かせるんだ。
彼女が高校生の頃に子宮筋腫だったって聞かされて、訳知り顔でスルーするんじゃない。


顔も可愛くて、優しくて性格もいい彼女に惚れてるんだろ??
ちゃんと病院に行かせるんだ!


お前が惚れたその子はな、お前と今から2年後に結婚するんだ。
そんでかけがえのない幸せな毎日を送るんだ。
軽い口喧嘩したり、一緒にお風呂に入ったり、キスしたり、抱き合ったりするんだ。美味しい美味しい手料理を毎日作ってくれるんだ。仕事でどれだけ疲れて帰ってきても、優しい笑顔でお疲れさまって言ってくれるんだ。


でもな、その子はな、結婚して半年後に子宮に病気が見つかるんだ。それはな、あっという間に全身に広がって、その子から笑顔を奪ってしまうんだ。

頼む。お前が煙草を吸いながら、訳知り顔で大丈夫?なんて聞いてないで、真剣に病院に行かせるんだ!!その時に気付いてたら、可愛いその子は助かるんだよ!!
お願いだ。お願いします。


なんでだよ。なんでこんなに早く逝っちまうんだよ。駄目だよ、俺。お前がいないと駄目なんだよ。

毎日、辛いんだよ

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125 :本当にあった怖い名無し 投稿日:2010/07/03(土) 10:38:40 ID:M0uZ4GAL0

作曲家の友人がいた。人気で実力を測るとすれば、二流にもなれない、そんなやつ。
でも俺は好きだったなあ。彼のブログは数年前で更新が止まっている。


事の発端は、彼がある曲を書いた後。これの数フレーズが、中南米で活動するバンドの曲と酷似していた。
素人は音楽のなんたるかを理解してない。
世界のどこかの作曲家がいいと思って書いたものを
他の作曲家もいいとおもってつくってしまうなんて当たり前の話なんだ。
意図的に文化交流の少ない国の作曲家の曲をパクってる連中もいるから
偶然の産物も故意の犯罪にみえたんだろうとは思う。見分けがつかないからな。
彼のブログで自称音楽の専門家が言った。
「音符の組み合わせは無限大にある。ここまで似るのはパクリ以外ありえない」
いいや、違う。いいフレーズは有限で、しかもオリジナルの余地は僅少。
似ている曲が世界中のどこにあってもおかしくない時代。
音楽学校にいきゃ、このくらいはまっさきに教わる。
それだけ人間が音楽を愛してきた歴史が長いんだ。
「証拠はあがってんだよ。氏ね」
知らないことは時に罪となる。


ある日彼と出会うとこういった。
「頭の中で楽器の音を再現すると割れるように痛くなる」
そのしばらく後に出会った時にはがりがりにやせていた。
「一曲書くたびに似た曲がありはしないかと怯えて発表が出来ない」
そして次に会った時、彼は物言わぬ躯となっていた。自殺だった。


これは間接的な殺人だ。けれど、報道はこの遺言のために自粛された。
「どうか、死に追いやった人達を責めないで。
彼らは音楽に対して恋をしている。初恋の拙さを思い出して欲しい。
夢を見すぎていて、現実が見えていない。
私も彼らと同じ傾向があった。彼らの指摘から気付かされました。
完全オリジナル、完全オリジナル、完全オリジナル。
夢を追い求めて悩み、そして死ぬだけです。
何を書いてもどこかの曲に似ている。もう耐えられません」



126 :本当にあった怖い名無し 投稿日:2010/07/03(土) 10:56:02 ID:lPIP2fyy0

>>125
怖い話じゃ、ないかもね。


クリエイティブな仕事をする人って、人にもよるだろうけどすさまじい苦悩を抱えてるんだろうな。
新しいものを生み出すってのは生半可じゃないから。


127 :本当にあった怖い名無し 投稿日:2010/07/03(土) 11:07:15 ID:M0uZ4GAL0

この遺言の最後に記されてたのはこんなかんじだったか。

オリジナル。まるで底なし沼だ。
記憶容量は有限。時間も有限。
全能の神にしか、確認はできない。
人の身で挑戦。無力を思い知らされる。
人の身で傲慢。驕りの代償は絶望。
オリジナル。まるで呪いの言葉。


俺ならこう考える。
全能神にしか確認できないことを人類がやったのか。
すげえな人類wwwwwwwwwwwwwwwww
で、オリジナル探求なんてすっぱり諦める。
全能神と匹敵する叡智に対抗なんて無理スwwww
似てようがなんだろうがもう気にしませんサーセンwwww


>>126
その上自分じゃ知る能力もないものと戦わされたりしたら壊れる
俺みたいに図太けりゃよかったんだが
佳人薄命ってほんとだよな
いいやつ程生存しにくい世の中だわ

[コピペ]切ない

646 :名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2010/08/10(火) 02:56:42

小学生のころ、夏休みといったらもう毎日いくら時間があってもたりなかった
朝早くからじいちゃんとカブトムシとりにいき、
大きらいなラジオ体操は好きな娘がきてるだろうから、内心うきうきで行ったり
ゲームやりたいのに、10時くらいからやってる時代劇をばあちゃんが見てて、
文句いいながら気付けば夢中で見入ってたり
お昼は冷たいそうめん熱々のやきそば具沢山の冷やし中華のローテーション
どれも麦茶によくあうんだ 飽きもせずよく食べた


そうしてるうちに近所の友達がやってくる
野球やってサッカーやって、上級生がきたから場所譲って駄菓子やへ
おばちゃん50円もんじゃ~はいよ!その前に手ェ洗いな!
なんてやりとりしてさ、腹いっぱいになったら
ゲームやったり、おいてある漫画よんだり
5時になるから家かえると、
母ちゃんに言われて洗濯物たたみ・・
いやいやこなしてると親父が帰ってくる
一緒に風呂はいってさ、鬼太郎のお風呂セットで遊ぶんだ
そしたら飯
なんで父ちゃんはビールのんでるのに俺はジュースだめなの?
なんていつもの口論しながら飯を食う
なんで父ちゃんはお米を食べないんだろう??


食後は近所の公園で花火!
真ん中でわいわいやってると好きな娘がお姉ちゃんと一緒に犬の散歩で通りかかる
いいなあ~ やんねえよ!
とかいってるとオヤジにしかられ、」線香花火を一緒にやることに
夏休みの友やった~?なんて当たり障りのない会話をして、
次いつプール教室に来るか、さりげなく聞き出すw


家に変えると、金曜ロードショーのあの音楽
今日こそは見てやるぞと意気込むが、体がついていかない
眠くなってお布団はいると、枕元にかとり線香
やな臭いだななんて思うまもなく意識が遠のく・・


あのころは早く大人になりたかった
大人になれば何でも出来ると信じて疑わなかった
でもなんでだろう
大人になった今、あの頃のことをよく思い出すのは


森を走り回りたい
おいしいスイカを汗だくになって食べたい
適当にサボりながらやってたプールの草むしりをちゃんとやりたい
かおるこちゃんにあいたい
そして大人になる前に死にたい