さらに強くなった最強将棋プログラム「ボナンザ」が日本将棋連盟に挑戦状
チェスなどと違って将棋は使ったコマが使えることから、人間にはコンピュータは勝てないとされてきました。
ゆえに、その手のコンピュータ技術者にとっては、人間に、それもプロに勝てる将棋のアルゴリズムを作成することは夢だとされてきました。
その常識が近い将来崩される日が来てしまうかもしれません。
詳細は以下より
さらに強くなった最強将棋プログラム「ボナンザ」が日本将棋連盟に挑戦状
情報処理学会が日本将棋連盟に挑戦状、今秋から決戦へ(Engadget)
苦節三十五年
修行に継ぐ修行研鑽に継ぐ研鑽を行い
漸くにして名人に伍する力ありと
情報処理理事会が認める迄に強い
コンピュータ将棋を完成致しました
茲に社団法人日本将棋連盟殿に
挑戦するものであります
プレスリリース(情報処理学会)
なんとも心踊る文章ではありませんか。この勝負は注目ですね。対戦相手は、女流棋士の王者清水市代さん。その経歴は輝かしく不足はないといったところでしょうか。以下にその経歴を抜粋。
清水市代 – Wikipedia
・1996年7月には、3年間遠ざかっていた女流王将に返り咲き、女流名人、女流王位、倉敷藤花と合わせた女流四冠独占を達成。
・「女羽生(おんなはぶ)」と呼ばれた。
・男性棋士との公式戦では、女流棋士の中で最も多くの勝ち星を挙げている。
・クィーン王位の資格を持つ女流棋士は清水市代のみ。
話題性は抜群です。
また、ご存知の方もいらっしゃると思いますが、この人間VSコンピュータの対戦は前回、コンピュータが敗戦しているのです。
前回は渡辺明棋士がコンピュータ「ボナンザ」に対戦して、見事勝利を収めているのです。その模様が非常に面白いので必見です。
大和証券杯特別対局ボナンザ戦。その1(対局準備) – 渡辺明ブログ
大和証券杯特別対局ボナンザ戦。その2(当日編) – 渡辺明ブログ
ボナンザ戦補足など。 – 渡辺明ブログ
以下非常に興味深かった文章を抜粋。
・▲7一角をやってこなかったので「今日のボナンザはちょっと違うな」と感じました。
・51手目▲6六角は見たことがない類の手ですがなかなかの手。僕らでは浮かばない手で、コンピュータが将棋の技術向上に一役買ったと言えると思います。
・一連の手順を見て「今までのボナンザとは別人のように強い」ということが分かりました。
・結論から言えばボナンザは△3九竜を軽視していたようです。コンピューターにもうっかりがあるのですね。
いやあ、面白い!激しく残念なのは、こんな記事を書いておきながら、
僕が全く将棋を知らないところですね(泣
清水さんには頑張って欲しいですが、筋書き的には清水さんが負けてリベンジ戦にもつれ込む方が盛り上がるんでしょうね。なんにしろ楽しみです。
清水市代女流王位・女流王将、コンピューターソフトと今秋対戦(毎日新聞)
当サイト対決シリーズ
記事とはなんの関連もありませんが、対決シリーズを集めてみました。
雑種犬VS血統書犬
アムロVSシャアMAD動画
ユイナVSユウヒ – 大型犬のいる暮らし
タモリ VS AFRA(ウソ中国語ラップ)
ムカデとタランチュラってどっちが強いの?
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