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浅川教授によるレポート提出のお知らせが秀逸な件

2013-06-12_1542

tumblrで流れてきたネタを紹介。

「掲示板に貼られた、理学部浅川教授によるレポート提出のお知らせ」が大変秀逸でした。


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                           5/15
                   理学部物理学教室 浅川

「科学哲学第二」のレポートは、5/31 までに1号館1階の浅川の
レターボックスに提出すること。このレポートを提出しない学生
には、単位は出ません。


懐かしい、今は学校もお知らせはグループウェアとかでやってるんでしょうか。

その後、浅川教授から追記が。

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                            6/3
                   理学部物理学教室 浅川

期限を過ぎて提出されたレポートは、いかなる理由があろうとも
受けつけません。締切を過ぎてもまだ私のレターボックスに「科
学哲学第二」のレポートを入れる者が居ますが、5/31 の午後
5:00 以降に投函されたレポートは全て破棄しました。

これ読んでイヤなフラッシュバックが来たのは僕だけではないはずです。

気になる続きは以下より





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                            6/4
                   理学部物理学教室 浅川

「5/31 まで」と書いたら「5/31 の午後 5:00 まで」の意味です。
こんなことは社会常識です。


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                            6/5
                   理学部物理学教室 浅川

他の教官が午後 12:00 まで受けつけていても、関係ありません。
反例を幾つ挙げようと、定量的に述べなければ意味がありません。


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                            6/8
                   理学部物理学教室 浅川

なぜその熱意を使い、もっと早くにレポートを作成しないのか理
解に苦しみますが、とりあえず午後 12:00 まで受けつける教官が
過半数であることは理解しました。よって、6/15 の午後 12:00
まで「科学哲学第二」のレポート提出期限を延長します。


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                           6/10
                   理学部物理学教室 浅川

「6/15 午後 12:00 まで」ではなく「6/16 に浅川がレターボック
スを開けるまで」ではないか、との意見がありましたが、これら
は全く違います。必ず 6/15 中に提出するように。



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                           6/12
                   理学部物理学教室 浅川

私のレターボックスに猫の死骸を入れたのは誰ですか。


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                           6/13
                   理学部物理学教室 浅川

「私がレターボックスを開けた瞬間に波動関数が収束し、内部状
態が定まるので、レターボックスを開けるまではレポートが提出
されたかどうか分からない」と主張したいことは分かりました。

今回は、提出場所を1号館302の浅川研究室前のレポート提出
用ボックスにします。この箱は、6/15 午後 12:00 にシュレッダー
へと自動的に切り換わるので、シュレーディンガーの猫の問題は
発生しません。


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                           6/16
                   理学部物理学教室 浅川

いいかげんにしなさい。午後 12:00 は「グリニッジ標準時」では
なく「日本標準時」です。これは常識以前の問題です。

普段は日本時間で生活しているくせに、レポート提出時だけグリ
ニッジ時間を求めるなど言語道断です。


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                           6/18
                   理学部物理学教室 浅川

信じ難いことですが、「科学哲学第二」を受講する学生の過半数
がグリニッジ標準時で生活していることが分かりました。

夜型にも程があるとは思いますが、とりあえずレポートの提出は
6/30 の午後 12:00 GMT まで待ちます。


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                           6/22
                   理学部物理学教室 浅川

時間の連続性についての疑義は受けつけません。どうやらベルグソン
の時間論を曲解している者がいるようですが、主観的時間がどうあれ、
7/1 の後に 6/30 が来ることはありません。





「それで、確かに君は 6/30 中にレポートを提出したというんだね?」

浅川助教授は皮肉っぽい口調で生徒に尋ねた。

「ええ、ギリギリでした」

まだ若い学生が無邪気に答える。

「だが、君のレポートは私の手元には無い。君は時間を間違えたのでは
 ないかな?」
「いいえ、日に 0.1 秒も狂わない、正確な電波時計を使っていますから。
 先生のレポートボックスこそ、時刻を間違えたんじゃないですか?」
「冗談だろう。GPS 補正で ±5 ミリ秒の精度で合わせてある」
「それで、24:00 GMT ちょうどにシュレッダーに切り換わるわけですね?」
「そうだ」
「うーーん。あ、そうだ。多分うるう秒の差ですね」
「うるう秒?」

「ええ。グリニッジ標準時、正確には協定世界時と言いますが、
これは太陽の公転周期から計算する平均太陽時と違い、原子時計によって
計られることになっています。この協定世界時と実際の天文時刻との
差を縮めるため、12/31 や 6/30 などの午後 24:00:00 に、閏年の2月29日
と同様の 1 秒を挿入することがあるんです。いやあ、このうるう秒の
間に僕はレポートを提出して、先生のシュレッダーが動作したんですね。
困っちゃうなあ。学生のレポートはもっと大切に扱ってくださいよ」

学生は目をキラキラさせながら答える。
科学哲学第二のレポートは、まだ集まりそうにない。


上手いなあ、ただただ感心しました。


参考


調べる必要は全くありませんが、参考まで。

波動関数 – Wikipedia
グリニッジ標準時 – Wikipedia
シュレーディンガーの猫 – Wikipedia
時間の連続性について – Yahoo!知恵袋
閏秒 – Wikipedia
太陽時 – Wikipedia

ネタ

Posted by ayu