ドラフト制班替えの思い出
593 名前:水先案名無い人 投稿日:2008/06/06(金) 20:34:36
あれは俺が小学生の時、夏休みが終わったちょっと後だったと思う
その日は5時間目の学級会丸々使って席替え&班替えが行われたんだ
しかもその時の趣向はちょっと違った。先生が選任した班長(人気者男女3人ずつ)が
一人一人指名して取って行くドラフト会議ルールだった。残酷だよな
「あー取られたぁ」「あの班いきたーい」なんて嬌声が飛び交うなか、俺ともう一人(通称:鼻毛)
が余った。ブッチギリで余った。回転寿司のメロンとゼリーみたいな扱いだった
そしてついに2拓を迫られた1番人気の女の子班長が口を開いた
「・・・鼻毛くん・・・」
そう。俺は鼻毛に負けた。苦渋の選択だったのは顔を見ればわかった。だからその差は
紙一重だったと思う。でも負けた。俺が鼻毛以下なのを学級内の全員に知らしめた瞬間だった
しかし本当の驚きはその後だった。1番人気の男班長が言ったんだ
「パス」
そりゃもうクラス中大爆笑よ。鼻毛まで笑ってやがったよ。1番人気の株がさらに上がったよ
お前らにこんな想い出が無いこと。これが俺の小さな幸せだ
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません