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音楽の歴史 feat.わっと vol.2

2013/06/15

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幼い頃から自分の聴いてきた音楽を赤裸々に語る、音楽の歴史。


FLIP SIDE管理人わっとさんのテキスト第二弾。

わっとさんセレクトの音楽リスニングサイト、Sunday Server.も絶好調です。



聴きながら読むのも良いかと。



1996年(17歳)

(前回の続き)世の中にはさらなる英語力の飛躍を目指して留学する人が大多数だと思うが自分は別。ほぼ強制送還

ニュージーランド=田舎っていうイメージしかないから行く前はCD屋があるのかさえ心配で、たくさんCDを持ってったりしたんだけど、いやはや、名古屋なんかよりよっぽど充実してた。
そして決定的なカルチャーショックはラジオ! 一時期 本気で契約しようか考えた “ゆうせん♪” そのままの世界。


ホームスティ先のステレオを私物化してはエアチェックの鬼と化した。迷惑なんてなんのその。


そんな素晴らしいラジオ局の筆頭が Active 89FM。

それまで探せなかった微妙なジャンルの音楽を開拓できた。(ネットで聴けるので今でも重宝してます)


 
あと大きかったのが、こちらのCD屋のスタイル。なんと、店にあるすべてのCDを試聴することができるんです。試聴用のCDプレーヤーが、多い店では10 台くらいあって、みんなそれを利用している。それが向こうの人たちには当然の事のように、お店の人も快く応じてくれる。おかげで聴いたことのあるアルバムが爆発的に増えました。


■ Robert Miles / Dreamland(視聴有)


ラジオから"children" が流れた時、

「さすが外国はかける音楽が違う」

と感激したものです。それが世界的な大ヒットになってることも知らずに。


■ Rob D / clubbed to death #1


映画『マトリックス』で (違うバージョンが)使われた。

この曲がラジオでかかった時、僕はトイレに入ってたのだけどお尻も拭かずに飛び出して カセットテープの録音ボタンを押す。迷惑なんて なんのその。(いいかげんにしろッ)


■ AFX // Hangable Auto Bulb EP

■ Aphex Twin // richard D james album(視聴有)


AFXのは 友達が「買ったよ」という手紙をくれた数日後に偶然見つけた。アナログのみのリリースなんだけど、なんとホストファミリーの家にはアナログ プレイヤーがあったのでした。

あんまり一緒に聞ける曲じゃないけど。


■ ブリットポップ?


イギリス圏のニュージーランドはブリティッシュロックの嵐。

この年のブリティッシュ系はクオリティ高かったと勝手な?思い入れがあったんだけど、のちに同じ意見を持ってる人を発見してちょっと嬉しい。特に思い出に残ったのはCrowded Housesuedeかな。


■ 日本語が恋しい


友達が電気グルーヴ / オレンジを送ってくれた。
聴いたら

余計にシュールな気分になった。


1997年(高校3年)


受験勉強の影響か、聴く曲が陰鬱になる。もしくは逆にかなり攻撃的なのとか。


そして ENIGMAの第3作目“Le Roi Est Mort, Vive Le Roi! (視聴有)

まさにヘビーローテーション。


他に聴いてたほとんどのCDは、受験勉強のシケた思い出が乗り移ってしまって、今じゃなんだか聴きたくないんだけど、これだけは そういうイヤな記憶からは切り離されているから不思議。


Delerium / Karma(視聴有)

BOBO / Glow

Garbage / G(視聴有)

Sasha & John Digweed / Northern Exposure 1(視聴有)




1998年


大学に入る。しかし精神的な理由で半年で休学。で、結局、’98/09 – ’99/01 の間は再び ニュージーランドへ。


この頃からクラブ系ミュージックというものが 自分の好きな感じになってきた。
それは単に自分の好きな音を見つけられるようになってきただけなのかも知れないのだけど、それよりもやっぱり音楽自体が以前より知的になったというか、情緒的な表現がうまくなったというか、この年に聴いたものは なんだか音が太く進化した印象があった。


人気MIXシリーズ GLOBAL UNDERGROUNDもこの頃からその勢いを増す。007 Paul Oakenfold(視聴有)008 Nick Warren(視聴有)はニュージーランドにいた時のアンセム的なアルバム。


帰国まであと14日と迫った1月、南島の山奥で毎年開かれる野外イベントで

危うく凍死しそうになる。


Hooverphonic / Blue Wonder Power Milk(視聴有)



1999年(大学復学)


一年生からやり直し。初めてカラオケボックスというものに連行される 入る。モーニング娘の“ラブ・マシーン”を初めて耳にする。苦手な歌はいつの時代にもあったけど 今回もまさに強敵現るの瞬間だった。あえて最後の“。”を付けないとこでちょっと抵抗してみる。


■ この年はデジタル系なのが多い。


Hybrid // Wide Angle

BOOM BOOM SATELLITES // Out Loud(視聴有)

BT // Movement in Still Life(視聴有)


■ そのくせ パイプオルガンとか


基本的に どのジャンルでも哀愁のある曲が好きなんだけどパイプオルガンの音は特に大好き。


・ヘンデル / Largo from Serse

・アルビニオーニ / Adagio in G Minor


□ ホームページを作るようになる。


サイト名は『わっとのモーツァルト的音楽講座』・・・。

最近では

このホームページのことを覚えてる人の記憶を消去したいと考えている。



2000年


■ プログレ・トランス


この頃にリリースされたのはどれもオリジナリティに富んだ傑作が揃っていたように思う。なんてエラそうなこと言っちゃダメですか?


V.A // Gatecrasher – Red がオススメ。


■ ラウンジ系ミュージック


きっかけは Groove Armada / At The River かなぁ。


■ 洋楽はすっかり影を潜め、、、


■ なぜかここに来て

チャゲ&飛鳥、井上陽水の
ベストアルバムにハマる



2001年


2001年最初に聴く音楽をWilliam Orbit / Pieces In A Modern Style(視聴有)に決めた。以後、寝るときによく聴いていたせいでこれをかけ始めると眠たくなる


この年の7月からロンドンへ 一年間行ってました。

「入国の目的は?」『CDです。』「ハァ?」


■ チルアウト、これだ! 豊橋名産・ヤマサの ちくわ


「オレもそろそろジャズでも聴くかな」と “jazz FM”というラジオ局に周波数を合わせると、夜10時から Late Loungeなる番組が。名前のとおりラウンジ系ミュージックのオンパレード!

Sunday Server.でかかっている曲の約半分はここで覚えたと言っても過言ではない。


そして Thames(テムズ)というラジオ局でも 平日の夕方5時から3時間ほど、チルアウトonly の番組があった。夕暮れ時の窓からの素晴らしい眺め(画像有)に恍惚としながら「これこそ僕が探していた音楽だ~! 」と叫んだり… は しなかったけど。


思うに この手の音楽って なんとも説明の難しいジャンルなんだよね。欲しい音楽のイメージはあっても言葉で うまく言い表す
ことができなかった。


“湿った感じで、伸びがあって、音がたくさん入ってて情緒的で、ビートがあって etc….”


今じゃ、“チ ル ア ウ ト”の5文字で説明できちゃうけど。チルアウトなんて言葉、昔むかーしの RISING HIGH のアレしか知らなかったもんなぁ。。。


・Goldfrapp / Felt Mountain


“無人島に持っていく5枚のCD”に入りそうです。




2002 – 2003 年
■ ますますジャンル不特定な音楽へ。

  アブスト? ファンク? ポンキッキ?(それはない)


・Bent // Programmed to Love(視聴有)

・Royksopp // Melody AM(視聴有)

・Blue States // Nothing Changes Under The Sun(視聴有)



以上、ここまで根気よく読んでくださった人がいればありがとうと言いたいところである。


思えば 子供の頃、父親が カセットテープの数を自慢してたっけ。

「こんなに集めてどうするん?」と思ったことを今自分がCDでやっている。


あぁ、遺伝って恐ろしい。

音楽の歴史

Posted by ayu