頑張れ兄ちゃん
874 :大人の名無しさん:2009/10/23(金) 17:47:49
親戚の兄ちゃんの奥さんが、3歳の娘と兄ちゃんを残して亡くなられた。
女の子はよくわかってないかのようにきょとんとしたりしてた。
通夜がひととおり落ち着いて、少しの親戚や身内だけが残っていた時、
兄ちゃんがあまりの心労からか、こてっと寝てしまった。
それを見ていた兄ちゃんの娘は、小声で「しゃーしゃん?しゃーしゃん?」
と言いながらウロウロしだした。しゃーしゃんとはお母さんのこと。
お母さんを探してるんだね…と思って泣きそうになってたら、
その子がおもむろに自分の上着を脱ぎ、寝てる兄ちゃんにそっとかけた。
そして兄ちゃんの頭を撫でながら「おしょーとがんなったねーねんねねー」と言った。
奥さんはいつもこうやってたんだろうかとか、そんなお母さんを見てたんだなとか、
こんな優しい子に育っててとか、色々一気に押し寄せて皆でボロボロ泣いてしまった。
兄ちゃんの娘はきっと良い子に育つよ。
頑張れ兄ちゃん。
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