ライアンですが、馬車内の空気が最悪です
ライアンですが、馬車内の空気が最悪です(3/3)
618:ライアン ◆bDCt54/oZM:2006/07/30(日) 12:02:07.79 ID:/9cWiOiw0
私が初めてもらったホイミ。
それはホイミンズオリジナルでした。
それは甘くてクリーミィで、
こんなホイミをかけてもらる私は
きっと特別な存在なのだと思いました。
1章終了後 ライアンの談話より抜粋
「ホイミンなのか!?」
俺は声に出す。
気配の主はゆっくりと月明かりの下に姿をあらわす。
それは紛れもなく、バトランドで別れたあのホイミンに違いなかった。
「ライアンさん、知り合いの方ですか?」
「あぁ…昔共に戦った仲間だ」
「昔…ですか、ライアンさん」
ホイミンが口を開く。
「そうですよね、昔の話ですよ。アンタ変わっちまった。
そんな女にホイミを受けて喜ぶような人間じゃ、アンタなかったはずだ」
苦虫を噛み潰すようにホイミンが言葉をつむいでいく。
「ホイミン…」
「アンタと別れた後、俺がバトランドでどんな仕打ちを受けたか、
それさえもアンタはしらねぇはずだ。
英雄のお付きとはいえ、俺はモンスターなんだぜ?」
625:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 12:04:12.98 ID:Khe4Pu7Q0
どきがむねむねしてきたあああああああああああ
631:ライアン ◆bDCt54/oZM:2006/07/30(日) 12:07:21.49 ID:/9cWiOiw0
ビクリと体が震えた。
俺は、なんて軽率なことをしたんだろうか。
「ライアンさん、いや、ライアン。
アンタ言ったよな。俺を人間にしてくれるってよ。
一緒に旅をするうちに、人間らしい心をもった俺なら、
きっと人間になれるってな…」
ホイミンの瞳に涙が浮かぶ。
「俺は…俺は今のアンタみたいになるくらいならこのままでいい!
ガチムチなバトルを楽しむアンタみたいになりたかった!
だから、さようならだ」
ホイミンはフワフワと森の中へ消えていった。
俺はその背中を止める言葉を持っていなかった。
ミネアが心配そうにホイミンと、俺を交互に見ていた。
「あの方の進む道は…修羅です」
消え入りそうな声でそう言った。
633:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 12:08:48.60 ID:qYUXaTwu0
ガチムチwww
634:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 12:08:51.05 ID:QNFFZkchO
ホイミンセツナスwwwwwww
643:ライアン ◆bDCt54/oZM:2006/07/30(日) 12:12:38.45 ID:/9cWiOiw0
9月9日
辛いことは続くものだ。
クリフトが帰ってきた。
しかし、それはクリフトではなくなっていた。
ダンジョンから出てくるなり、勇者は言っていた。
「やっぱ健全な男女交際は2:2でしょwwwwww」
と。
クリフトは一人前のチャラ男になっていた。
ダンジョン内でどうやったのか知らないが金髪になっていた。
「ク…クリフト、『UNO』しないか?」
「え?あぁ、ライアンさんじゃないッスか。今時『UNO』なんてモテないッスよwwww」
俺の中で何かが音を立てて崩れていく。
そんな俺の背中をミネアがそっと支えた。
ホイミンの声が蘇る。
「アンタ そんな人間じゃ なかった ハズダ」
645:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 12:13:41.53 ID:xnh8urbk0
クリフト急展開wwwww
646:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 12:13:44.26 ID:QNFFZkchO
クリフトがwwwwwwww
647:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 12:13:57.27 ID:nWGyaOTQ0
クリフトが某美容師にwwwwwwwwwwwwwwww
652:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 12:15:09.21 ID:HZ4GXSLg0
クリフト「またピンクっすかwwwwww趣味悪いっすねwwwww」
656:ライアン ◆bDCt54/oZM:2006/07/30(日) 12:18:23.51 ID:/9cWiOiw0
気がつけば馬車内は赤く染まっていた。
足元ではクリフトが、もはや動かないが、転がっている。
ミネアのすすり泣く声が聞こえる。
シュルシュルと、衣服を身にまとう音がやけにうるさい。
これが人間か?ホイミンよ。
俺は人間なのか?
イムルの村の宿屋で話したことを思い出す。
「僕が人間になるより、ライアン様、貴方がモンスターになるほうが早いかもしれませんね」
「ははは、こやつめ…」
誇りも何もない。
俺は戦士になろう。
658:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 12:19:04.15 ID:XGxmrRxh0
>>656
ちょwwwwwwwww
663:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 12:19:59.77 ID:e6ml7IK00
お前まで修羅にwwwwww
672:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 12:22:02.98 ID:BB2gZbEo0
何?緑ぬっ殺してミネア犯したの?wwwwwww
678:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 12:24:45.75 ID:kQX0ZIwYO
ミネアがクリフトに犯されてそれをライアンが発見→粛正と予想
682:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 12:25:42.94 ID:XZ0Q61nz0
>>678
お前頭いいな
681:ライアン ◆bDCt54/oZM:2006/07/30(日) 12:25:10.16 ID:/9cWiOiw0
9月10日
勇者が馬車に外から鍵をかけた。
なるほど、くさいものにはフタ、か。
ジジイは長いこと帰ってきていない。
どうやらロザリーヒルの酒場においてきてしまったようだ。
デブは昨夜遅く帰ってきた。
「商人がこんな町でやることっつったら人買いに決まってるだろ」
と、ブラックなジョークを口にした。
それからクリフトを見て、
「あれ?ダンジョンで死んだの?それともアンタが殺してたりして」
とも言った。
鋭い視線を受け流すように、俺はさぁなとだけ言った。
ミネアは静かに晩飯の支度をしている。
外からは勇者と女二人の嬌声が聞こえてくる。
床に散らばったタロットカードを集めた。
ひいてはいけないカードだけが無くなっていた。
768:ライアン ◆bDCt54/oZM:2006/07/30(日) 13:08:50.80 ID:/9cWiOiw0
9月11日
勇者様はガスの壺を気球屋に渡したようだ。
「空の旅とかやばくね?」
と相変わらずはしゃいでらっしゃる。
馬車は乗れないんだろうな、と思うが
聞いても返事もわかっているし何も聞かず、
俺はリバーサイドの町を出た。
「ミネアか」
俺の後ろを歩く足音が止まる。
「……どうするつもりですか?」
「何がだ?」
検討はついているが、俺は気付かないフリをした。
769:ライアン ◆bDCt54/oZM:2006/07/30(日) 13:09:09.62 ID:/9cWiOiw0
「気球、完成したら、私たち、どうなるんでしょうか…」
常識的に考えて、馬車が入る余裕など、あのサイズの気球にはあるまい。
いらない、使えないものは捨てていくんだ、となればデブを筆頭に馬車メンバーは切られるのだろう。
「お前は…お前はレギュラーに戻れ」
「いやです」
ミネアはハッキリと言った。
「私の居場所はここです」
ミネアの声が背中から聞こえる。
ホイミンよ。
俺は間違っていたのかもしれない。
だが、俺はやはりお前の嫌う人でありつづけたい。
そう思う。
「ライアン様、空飛ぶ靴はダンジョン内で履いちゃだめですよ…」
さようなら、ホイミン
770:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 13:09:43.55 ID:fP5ln5450
空飛ぶ靴wwwwwwwwwww
772:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 13:10:14.13 ID:C4pcIrqK0
いやな回想だなwwwwwwwwwwwwww
776:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 13:12:18.93 ID:LiO94BL90
678の予想が正しかったのか!wwwwwwwww
781:ライアン ◆bDCt54/oZM:2006/07/30(日) 13:15:49.00 ID:/9cWiOiw0
9月12日
パーティーを見捨てた、という世間体を気にしてか、
気球は馬車も入れるサイズだった。
どうやら心配は杞憂に終わったらしい。
クリフトの棺桶がイヤな匂いを出している。
勇者様はすっかり忘れているようだ。
今日はエルフの里に向かうらしい。
3人パーティーだから、とまたスネオのようなことを言った。
諦めて馬車で待機していたら帰ってきた。
女が増えていた。
どうとでもなれ。
782:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 13:16:39.94 ID:BB2gZbEo0
ルーミアかwwwwwwwww
て、緑の腐臭ヤバスw
785:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 13:16:48.09 ID:TnokwLHR0
クリフトカワイソスwwwwwwwwwww
789:ライアン ◆bDCt54/oZM:2006/07/30(日) 13:17:50.37 ID:/9cWiOiw0
9月12日
今日の勇者様の名言ベスト3
3 「やっぱハーレム落ち着くわ~wwww」
2 「何か馬車がくせぇwwww」
1 「天空人と人間のハーフ産まね?wwwwww」
俺の武器は未だに破邪の剣だ。
793:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 13:18:31.09 ID:BechyoLT0
勇者死ねwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
805:ライアン ◆bDCt54/oZM:2006/07/30(日) 13:24:32.67 ID:/9cWiOiw0
9月13日
勇者様が何かわめいている。
朝っぱらから五月蝿い。
馬車の窓から外を見る。もう昼かよ畜生。
なんか天空人とモメてる。
「元気だしなよ勇者様、私たちがいるじゃない」
と踊り子が慰めている。
「なんで女の子の代わりが竜なんだよ。畜生じゃねぇか…」
「しっ!まだ見てるからあんまり大きな声出さないの!」
レギュラーメンバーが勇者様、踊り子、姫、竜になった。
俺はその畜生に劣るというのか。
イライラしながら竜早く死ね、と思った。
メタルキング相手に火を吐いた。
すげぇ、あいつ強いよ。
早速俺より役に立っちゃったよ。
どうとでもなれ。
820:ライアン ◆bDCt54/oZM:2006/07/30(日) 13:28:02.78 ID:/9cWiOiw0
9月16日
闇の洞窟長すぎ。携帯電波届かないから凄い暇。
ネットできないのが何より辛い。
宝箱がいっぱいあるみたいだった。
いい武器とかいっぱいあるんだろうなぁ。
でもあのバカ勇者様はきっと捨てちゃうんだろうな。
もったいない。
俺の鎧はまだせいどうのよろいです。
823:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 13:28:47.22 ID:cShm/5n60
ライアン携帯厨かよwwwwwwwwwwwww
824:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 13:30:06.31 ID:BB2gZbEo0
せいどうのよろいてwwwwwwwwwww
827:ライアン ◆bDCt54/oZM:2006/07/30(日) 13:32:54.23 ID:/9cWiOiw0
9月20日
ついにデスピサロ登場。
勇者様がいきっている。
「終わりにするぜ!!」
はいはい、ワロスワロス。
戦闘開始。2ターン目。早速棺桶が飛び込んでくる。
踊り子だ。
ミネアがザオラルをしてる。
デブがノロノロと出て行く。
「多分すぐ死ぬわ」
本当にすぐ死んだ。
3ターン目。しぶしぶ俺も出ていく。
唸れ!豪火よ!とか、俺も若干テンション上がってクロコダインの真似。
ただのギラです。ふひひ、すいません。
ぎゃ~、いてぇ、防御力俺低いのに狙うなよバカが。
勇者と姫防御してる。死ね。
831:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 13:34:02.17 ID:Rl6xfSD20
>「多分すぐ死ぬわ」
>本当にすぐ死んだ。
噴いた
832:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 13:34:18.70 ID:EOzFgvg20
せいどうのよろいでデスピサロはきついwwwwwwwww
836:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 13:34:53.93 ID:nWGyaOTQ0
デスピサロが空気読みすぎてバロスwwwwwwwwwwwwwwww
838:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 13:35:25.05 ID:QNFFZkchO
ファンタ噴いたwwwwwww
839:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 13:35:52.63 ID:3UBn/BXe0
デスピサロ相手にギラwwwwwwwwwww
840:ライアン ◆bDCt54/oZM:2006/07/30(日) 13:35:55.14 ID:/9cWiOiw0
デスピサロのいてつくはどう!
勇者様が「やっべ」とか言ってる。
俺は何の魔法もかかってないから別に構わない。
こうげきこうげき。
よっしゃ会心の一撃。
剣が折れた。死ね。
「おいヒゲ!コレ使え!」
勇者様が何か武器投げてきた。
まだ戦えってのか畜生。
やけになって攻撃する。
うわ、怪我治った!すげぇ仕組み。
馬車からデブが降りてきた。
ザオラルが効いたらしい。
「人使いがあら…」
また死んだ。
841:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 13:35:56.34 ID:qwY51NX+O
唸れ豪火よwwwwwwww
842:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 13:36:30.45 ID:cShm/5n60
おいデブwwwwwwwwwwwwwwwww
844:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 13:36:38.40 ID:6oN3rkY90
奇跡の剣ktkr
857:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 13:39:21.62 ID:j3ZUIuih0
ライアンガンガレ!!
858:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 13:39:30.55 ID:Rl6xfSD20
奇跡の剣もっと早くよこせwwwwww
863:ライアン ◆bDCt54/oZM:2006/07/30(日) 13:39:59.81 ID:/9cWiOiw0
竜のヤツが頑張っている。
こうやって、モンスターと肩を並べて戦っているとあの日を思い出す。
今の俺、猛烈に戦士っぽい。
自然と肩に力が入る。
「よぉし!行くぞ!!」
「ヒゲいきんなよwwwww」
勇者本気でウザい。
デスピサロのかがやくいき!
うわ、こいつの息すげぇ冷たい。マジ勘弁。
もってくれよ!俺のウロコの盾!!
と思って左手を前に出す。
盾がない。
「あ、宿代足りなかったからこの前売っちゃった」
目からウロコだ。
864:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 13:40:34.42 ID:BechyoLT0
勇者マジで死ねwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
867:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 13:40:42.35 ID:BSsU+3cb0
ちょwwwwうろこの盾かよwww
870:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 13:40:48.89 ID:/VDAYaHd0
目からうろこwwww
876:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 13:41:31.70 ID:FcsjXbTKO
悲惨wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
887:ライアン ◆bDCt54/oZM:2006/07/30(日) 13:45:02.24 ID:/9cWiOiw0
マジ強い。ピサロマジ強い。
ミネアが思い出したようにクリフトにザオラルしてる。
そういえばそんなヤツもいたな。
あぁ、ジジイ、お前の不在が今こそ恨めしい。
勇者様がようやくガチになってる。
これだよ、俺が望んでいたのは。
竜が死にそう。俺はとっさに姫から賢者の石を引っ手繰って使った。
「ナイスだ!ライアン!」
初めて名前を呼んでもらえた。
泣きそうになった。
ホイミン、俺、頑張ってるよ。
デスピサロはだいぶ弱っているようだった。
あと一押しだ!
「あ、これ世界中のしずくじゃなくて、時の砂じゃんwwww」
クリフトが馬車から出ようとして、また棺桶に戻っていった。
891:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 13:46:07.09 ID:fP5ln5450
時の砂とかねーよwwwwwwwwwwwwww
892:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 13:46:13.45 ID:iqQ9U6FQ0
オチがひどすぎるwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
893:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 13:46:17.63 ID:pV5JIkXQ0
ちょwwwwww振り出しwwwwwwww
910:ライアン ◆bDCt54/oZM:2006/07/30(日) 13:50:13.31 ID:/9cWiOiw0
ガチモードになったら結構ラクだった。
何これ?ドラゴンシールドとかいうの?
これがすごい。うろこの盾と全然違う。
炎とか防いでくれるらしい。
あんまり魔法が効かないから、ってマーニャが馬車に入ってきた。
タバコ吸ってる。この女マジ怖い。
俺はさっさと外へ出る。
「うおおお!!」バキーッ
砂のせいでまた武器が破邪の剣なの忘れてた。
「ヒゲ空気よめよ」
お前だよボケが。
913:ライアン ◆bDCt54/oZM:2006/07/30(日) 13:53:15.33 ID:/9cWiOiw0
「はぁぁぁ!せんかれっこうけん!」
とか姫が言ってる。
何こいつ、アニヲタ?きめぇwwww
奇跡の剣でガンガン殴る。
全然余裕じゃん、いけるいける。
馬車の中からマーニャの声がした。
「あと5万出すなら抱かれてもいいよ」
「デブ死ねよ」
勇者とハモっちまった。畜生。
クリフトの死体の傍でセックスすんな。
914:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 13:53:59.89 ID:iqQ9U6FQ0
デブwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
924:ライアン ◆bDCt54/oZM:2006/07/30(日) 13:58:16.98 ID:/9cWiOiw0
「ぐわぁぁぁぁ…」
デスピサロ苦しそう。よ~し、シメは勇者様に任せよう。
「皆…」
と、勇者様が語りだす。真面目な空気が流れる。
「俺はずっと不甲斐ない勇者だった。
チャラいことばっかりやってきたし、戦力とか、そういうのを考えずにやってきた。
トルネコ、ブライ、ライアン、クリフト。
貴方たちが後ろにいてくれたから、俺は好き勝手に戦うことができた。
本当に感謝してる」
925:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 13:58:44.91 ID:DYm3/92s0
勇者ww急にどうしたwwww
927:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 13:58:52.93 ID:xnh8urbk0
いや、ブライいないだろwwwww
930:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 13:59:06.29 ID:6oN3rkY90
え、なにこの感動の展開
938:ライアン ◆bDCt54/oZM:2006/07/30(日) 14:00:46.45 ID:/9cWiOiw0
「勇者様…」
アリーナが見とれている。
「だから!
だからこの戦いは皆で終わらせよう。
俺だけじゃなく、皆で勇者になろう」
勇者様は呪文を唱え始めた。
俺はこのパーティーでよかった。
ここまでついてきてよかった…
「ミナデイン!!!!」
死んでたはずのクリフトが馬車から飛び出してくる。
俺はマーニャと入れ替わる。
「へへっ、すんませんねww 見せ場いただきま~っす。あざーす!」
俺は雷の音が聞こえないように布団を被った。
941:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 14:01:42.53 ID:20BJRAZI0
勇者wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
942:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 14:02:00.21 ID:BB2gZbEo0
MP0wwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
943:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 14:02:01.54 ID:u6MROQWb0
テラワロッシュwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
948:ライアン ◆bDCt54/oZM:2006/07/30(日) 14:03:47.79 ID:/9cWiOiw0
11月4日
バトランドについた。
王様が出迎えてくれる。
「ライアン…大儀であった。よくぞ…よくぞ無事で…」
「王様、一国を預かる主が、国民の前でそのような…」
「構わん。それに、見よ」
王宮前の広場には町中の人が集まってきていた。
「民も、ワシにこうすることを望んでおるよ…」
953:ライアン ◆bDCt54/oZM:2006/07/30(日) 14:07:13.29 ID:/9cWiOiw0
俺は昨夜宿屋で考えたスピーチを読み上げた。
国民が歓声を上げる。
俺の戦うべき戦いは終わり、
俺は自分の戦いたい場所を探そう。
ふと眼下に集まる村人の中に懐かしい気配を感じた。
(まさかな)
俺は振り返る。ミネアがいる。
「ライアン…アンタは変わっちまったよ…」
青い髪の青年が呟いた。
そして、森の方へと消えていった。
(おわり)
当サイト関連
ドラクエ系ショートストーリーは名作が多いですね
関連
ドラクエIVはIIIと並ぶ名作だと思います。未プレイの方は是非
ディスカッション
コメント一覧
ライアンさんはきっと坊ちゃんのファンだな。
獅子
ガッカリするくらい暑い。
ライアンですが、場車内の空気が最悪です
いつも面白いネタを引っ張ってくるCROSSBREEDさんですが、
今回は2chか…
[ネット]ライアンですが、馬車内の空気が最悪です
いつもオモロいネタを提供してくださるクロスブリードさん CROSSBREED クロスブリード! で秀逸なネタを発見!! ドラクエ〓プレイした人でもしてない人で…
クリフトといえばザラキ
まさか緑が腐臭を撒き散らすなんてな
ミネアが馬車組なのが信じられないのだが