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管理人ayu

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ライアンですが、馬車内の空気が最悪です

2chショートストーリー,ドラクエ,ファミコン

ライアンですが、馬車内の空気が最悪です(2/3)

150:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 02:40:29.57 ID:99ZM5gnrO
ライアンwwwwデブに負けたwwww

160 名前:もょもと ◆LV.9999osQ [] 投稿日:2006/07/30(日) 02:42:58.22 ID:CnBUcvopO
しかしこのスレはドラクエスレ史上に残るな

175:ライアン ◆bDCt54/oZM:2006/07/30(日) 02:48:11.38 ID:/9cWiOiw0
9月1日

変化の杖マジすごい。
勇者様が宝箱からゲットしたこの変化の杖。
しかし、イマイチ使いどころがわからないということで、
馬車の中に放置されていた。

それをジジイが自分の武器だと勘違いして使ったのがことの発端だった。
あっという間に若いバニーに早変わり。
デブが勃起していた。ウゼぇ。

最近馬車の中に慣れている自分がいる。
なんだかふいんき(←なぜか変換できない)もよく感じるし、
日記の文体や喋りも砕けてきている。
かゆ
うま

180:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 02:49:29.20 ID:LktWKRxD0
ちょwwwwwwwwライアン壊れてきたwwwwwwwww

181:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 02:49:38.28 ID:QYwCvv/70
ライアンやべえwwwwwwwwwwwwwwwww

182:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 02:49:49.54 ID:irMJCreGO
ちょwwwwwwwwww末期症状wwwwwwwwww

183:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 02:49:59.38 ID:t9lfnfnvO
ライアン極限状態wwwwww

184:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 02:50:11.44 ID:4XN7q5000
かゆ
うま wwwwwwwwwwwwww

192:ライアン ◆bDCt54/oZM:2006/07/30(日) 02:52:27.06 ID:/9cWiOiw0
9月2日

変化の杖マジ面白いんだけどwwwwwwwwww
クリフトが調子こいてネネに化けて、風俗でお楽しみ中のトルネコに特攻wwwww
マジビビってやんの、デブwwwwww
でもビビったのも束の間、欲情してマウントポジションwwwwwwwww

テラ桜庭wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

最近、インターネットで流行している、『2ちゃんねる』風に頑張ってみましたwwwww

202:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 02:54:35.36 ID:giRrp46W0
ホイミンが見たら泣くなwww

209:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 02:55:56.15 ID:t9lfnfnvO
確実に世界救えないwwww

215:ライアン ◆bDCt54/oZM:2006/07/30(日) 02:57:19.96 ID:/9cWiOiw0
9月3日

馬車内で変化の杖ブームが終わったようだ。
しかし、この数日で馬車メンバーの人間関係が改善されたのは良いことだと思う。

丁度ブームが終わったのを見計らったように、
勇者様が変化の杖を取りにきた。
ようやく使い道がわかったようだ。

俺らのお古でよかったらどうぞ使ってください、というムードが馬車内に満ちていた。

242:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 03:02:49.39 ID:FgH0Wg+00
>>215の最後の1行に激しくバロスwwwww

240:ライアン ◆bDCt54/oZM:2006/07/30(日) 03:02:28.48 ID:/9cWiOiw0
9月4日

なんでもデスパレスという所に行くらしい。
モンスターの本拠地らしく、普通に乗り込むのは危険だという。
そこでモンスターに変化して乗り込もうという作戦だ。

そんな緊迫した状況下にも関わらず、勇者様はレギュラーメンバーを変化の杖でバニーにして遊んでいた。
デブが勃起している。

「よっしゃ~!乗り込むぞ!」
勇者様が右手を振りかざす。
その右手にはドラゴンキラー。
もう考えまい。
俺は思考を止めて「お~」と言った。

変化の杖を振る。
皆モンスターになった。

「この杖、6人用なんだ」
と勇者様がスネオのようなことを言った。
デブとジジイがそのまま乗り込んだ。
ダンスニードルとガリガリの鉄球魔人です、と言い訳したら普通に入れた。
人間離れしすぎている。

246:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 03:04:21.29 ID:SNVkzz/1O
ダンスニードルと鉄球魔人バロスwwwwww

247:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 03:04:29.31 ID:nfLh2Wus0
スネオwwwwwwwww

255:ライアン ◆bDCt54/oZM:2006/07/30(日) 03:07:47.70 ID:/9cWiOiw0
デスパレスの中は広い。
王宮に戻ったようでホッとする、というと不謹慎だろうか。

大広間についた。
何かが始まるようだ。よくわからない。
完全にストーリーから切り離されているのだから。
仕方なく後ろのベロリンマン(クリフト)と『UNO』をしつつ時間を潰す。

何か親玉らしき人が登場した。

「アッテムトで地獄の帝王が見つかった!!!!」

       オオー!!!!

完全に俺ら置いてけぼり。
誰だよ。
あ、色換え、赤ね。

271:ライアン ◆bDCt54/oZM:2006/07/30(日) 03:13:42.11 ID:/9cWiOiw0
9月7日

アッテムト到着。
地獄の帝王というからにはとても強いんだろう、腕がなるぜ、
と思えたのは7月までの俺。
頑張って行ってらっしゃいと思うのが今の俺。

月日って恐ろしい。

アッテムトの地下洞窟は馬車は入れないらしいので、
勇者様がパーティーメンバーを決めて行くみたい。
どうせいつもの女メンバーだろ、と思いつつ、
クリフトと『キングレオ(カードゲーム)』をやっていると。

「アリーナ…マーニャ…    and…… クリフト!(ジーコ風に)」
           オオー!!!!

クリフトはよくわからないといった風だった。

275:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 03:14:23.81 ID:fP5ln5450
ようやくクリフトの重要性に気付いた勇者wwwwwwwwwwwwwwww
或いはミネアと喧嘩した。

276:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 03:14:27.02 ID:g+8dUrOD0
クリフトどうなるwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

277:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 03:14:38.63 ID:lm98CtTI0
ついに緑がwwwwwww

294:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 03:17:37.37 ID:BOUq4hR8O
ライアン1人でUNOwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

300:ライアン ◆bDCt54/oZM:2006/07/30(日) 03:19:28.44 ID:/9cWiOiw0
その夜。
俺はクリフトと話していた。

「ライアンさん…」
「ん?」
眠れないというクリフトを連れて、俺は久々に酒場にやってきていた。
酒場、といっても、アッテムトだ。
活気はない。

「どうして僕なんでしょうか?」
俺はその質問に噴出してしまう。
「な、何がおかしいんですか?」
「いや…」
俺はグラスを傾けつつ続ける。

「お前も変わったなぁ、と思ってな」
「変わった…?」
クリフトは考える。

「俺と初めて会ったとき、おまえはレギュラーじゃないことに不貞腐れていた」
「……」
俺はそのまま、前だけを見て続ける。
自分を卑下しないように。
「その前、俺と出会う前のお前は、世界を救う、それだけを考えていたはずだ……
そして今、その一員になったことを改めて実感している…
それだけジャマイカ?」

307:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 03:20:48.19 ID:nfLh2Wus0
なんだいい話じゃねぇかwwライアンカッコヨス

308:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 03:21:00.85 ID:LktWKRxD0
ちょwwwwwwライアンまだ馬車内でVIPしてたのかwwwwwww

324:ライアン ◆bDCt54/oZM:2006/07/30(日) 03:26:46.48 ID:/9cWiOiw0
「そう…ですよね。でも、僕なんかが、今更何故…?」
「お前は!」

俺は無意識のうちに声を荒げていた。
「お前は!俺たち馬車メンバーの代表なんだ!!
そんな情けない面は見せるな!」

ビクッとクリフトが身を震わせる。

「腐っても、勇者様さ。意味のない人事じゃない。
お前は、必要だとされた、それだけだ。
俺も当然、諦めちゃいない。レギュラーをな。
ただ、お前の方が少し早くそのチャンスをもらったんだ。
やれることをやるだけじゃないのか?」

「ライアンさん…」
「喋りすぎだ。もう戻るぞ。MPもしっかり回復させておけ」

俺は嫉妬していたのか。
それとも、自分を情けないと感じたのだろうか。

ただ言えるのは。
あの時、どうしてクリフトを止めなかったのか。
それだけを俺は今も後悔しつづけている。

325:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 03:27:19.93 ID:g+8dUrOD0
ちょwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
なんか伏線がwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

326:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 03:27:23.91 ID:fcnK8aUJ0
死亡フラグktkr?

374:ライアン ◆bDCt54/oZM:2006/07/30(日) 03:36:21.12 ID:/9cWiOiw0

9月8日

勇者様とアリーナ、マーニャ、そしてクリフトがダンジョンへ向かった。
クリフトは出発の直前、俺に目線をやると、
いつものクリフトらしからぬ、意思の強い瞳で、
頑張ってきます、といったような希ガス。

外はいい天気だった。
俺は一人町を出るとなまった感覚と筋肉を揺り起こすように、素振りを始めた。
昨日のクリフトへの言葉。
それはまさしく今の俺への言葉だった。

気がつくとあたりは茜に染まっていた。
誰も心配などしてはいないだろうと思った。
このままここで修行をしようかとも思ったが、
ミネアがいることを思い出し、町に戻った。

夜の町は、昼以上に静かで、胸騒ぎがした。

569:ライアン ◆bDCt54/oZM:2006/07/30(日) 11:34:39.71 ID:/9cWiOiw0

9月8日 (続き)

アッテムトに戻るとなんだか広場が騒がしかった。
(モンスターでも攻めてきたのか?)
しかし、すでに廃墟となった町。
それはないだろう。
やや警戒心を解きつつ、尚足早にそちらへ向かった。

「あ、ライアンさん。おかえりなさい」
「ミネア殿?これは一体…?」

ミネアは村人たちにスープを配っていた。
死んでいた町がにわかに活気を取り戻したようだった。

(聖母だ…)

576:ライアン ◆bDCt54/oZM:2006/07/30(日) 11:39:51.16 ID:/9cWiOiw0

デブとジジイは相変わらずどこかへ行っているようだった。
俺は食事を済ますと馬車へ戻ろうとしたが、
ミネアと二人っきりなのも何だか照れくさいので、
また森へと向かおうとした。

「ライアンさん、また修行ですか?」
片付けをしていたミネアが気付いた。
「ん?あ、あぁ…」
俺はぎこちなく返事を返すと早々にその場を後にしようとした。
「あ、待ってください。夜は危ないですよ?回復魔法があった方が安全ですよね」

俺は自分の鼓動が早くなっていくのを感じた。

「すぐ用意しますから、少し待っていてください」
「ktkr」
「え?」
「いや、なんでもない。早くしてくれ」

577:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 11:40:02.66 ID:V19YOfb70
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!

578:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 11:40:12.94 ID:fP5ln5450
ktkrとかwwwwww

579:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 11:41:30.68 ID:kQX0ZIwYO
ライアンはシャイ

580:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 11:43:00.40 ID:EOzFgvg20
ライアンがktkrしてるwwww

590:ライアン ◆bDCt54/oZM:2006/07/30(日) 11:47:36.49 ID:/9cWiOiw0
暗い森の中に俺の剣が風を切る音だけが静かに響く。
雑念を振り払うかのように俺は一心不乱に剣を振る。

一息ついて近くの岩の上を見る。
ミネアが満月の下でタロットをめくっている。

「いつも…」
不意にミネアが話し出す。
「いつも姉さんのことを占うと、このカードが出るんです」
言いながらミネアは太陽のカードを見せる。

「姉さんは不思議な人です。
夜を生きてきた人なのに、その明るさで皆を幸せにしている…」
俺は突然のフラグ展開にそれなんてエロゲ?と思った。

「私も姉さんみたいになりたかった。
でも、私はいつも星のカード。」
「いいのではないか?それで」
俺は剣を振りながら応える。

「二つも太陽があると、星は死ぬ。
何より暑くて敵わん。
太陽は太陽で、星は星で意味がある。
それだけだ」

「ライアンさん…」

592:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 11:48:58.20 ID:roDMwgxmO
カッコヨスwwww

593:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 11:49:36.90 ID:/VDAYaHd0
かっこいいな

594:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 11:49:40.64 ID:BechyoLT0
エロゲとか言うなwwwwwwwwww

597:ライアン ◆bDCt54/oZM:2006/07/30(日) 11:51:42.24 ID:/9cWiOiw0
「つっ!」
俺は動揺していたのか、剣を持ち換える時、腕に小さな傷を負った。

ミネアは一つ微笑むと、
「ホイミしますよ」
と岩から降りてきた。
「すまん…」

俺はホイミを受けつつ空を見た。
空にはたくさんの星が輝いていた。
この一つの星のために剣を振るうのも悪くはないと思った。

その時、強烈な殺気を俺は察知した。
(敵か!?)
確かにモンスターの気配だ。
しかし、この感覚は…?

どこにいる…
俺は目を凝らす。
木々の間に、草の陰に。

そして。
一本の木の陰にソレはいた。

「ホイミン!?」

601:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 11:52:29.74 ID:HZ4GXSLg0
人間になってねーのかよ!?

604:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 11:52:42.34 ID:bwrNuUOW0
「ホイミン!?」

じゃねーよwwwwwwww

606:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 11:53:09.88 ID:QNFFZkchO
殺気wwwwwwwww
ホイミンktkrwwwwwww

607:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 11:53:33.50 ID:0rolyDb80
修羅場クル━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━??

609:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 11:56:50.84 ID:ypIgPChsO
ホイミンの嫉妬━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!

【続きます】