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ライアンですが、場車内の空気が最悪です

2012/10/25


2ちゃんねるというトコロは時々名作を生み出します。その時のタイミングと、1さんのネタフリと、絶妙なage具合で。
今回紹介するのは名作ドラクエ4に出てくる登場人物のカキコミから始まるスレでした。


1:ライアン ◆bDCt54/oZM:2006/07/30(日) 00:50:43.81 ID:/9cWiOiw0

7月30日
とうとう勇者様とめぐり合う。
1章以来の出番にテンションが上がる。
戦闘開始、頑張るぞ。皆速い。俺が「たたかう」前に戦闘終了。
おもむろに勇者様が「馬車のアリーナと交代な」とおっしゃった。
しぶしぶ了解する。
馬車の中にはデブとジジイとやたら帽子の長い緑なヤツがいた。
こちらを一瞥して、奴らはまた視線を床に落とす。
「あの…はじめまして。王宮戦士のライアンと申します」
返事はなかった。

あの影の薄いライアンが!
この微妙な文体にグイグイ引き込まれます。

登場人物


スレを読むに当たってもうほとんどの方が記憶にないであろう、ドラクエIVの登場人物をアタマに入れておくことをオススメします。

ライアン(ヒゲ)

クリフト(緑)

トルネコ(デブ)

ブライ(ジジイ)

アリーナ(姫)

マーニャ(踊り子)

ミネア(占い師)

ホイミン(ホイミスライム)

カッコ内はスレの中での通称です。詳細は以下より



ライアンですが、場車内の空気が最悪です


1:ライアン ◆bDCt54/oZM:2006/07/30(日) 00:50:43.81 ID:/9cWiOiw0
7月30日

とうとう勇者様とめぐり合う。
1章以来の出番にテンションが上がる。
戦闘開始、頑張るぞ。皆速い。俺が「たたかう」前に戦闘終了。
おもむろに勇者様が「馬車のアリーナと交代な」とおっしゃった。
しぶしぶ了解する。

馬車の中にはデブとジジイとやたら帽子の長い緑なヤツがいた。
こちらを一瞥して、奴らはまた視線を床に落とす。

「あの…はじめまして。王宮戦士のライアンと申します」

返事はなかった。



3:ライアン ◆bDCt54/oZM:2006/07/30(日) 00:53:00.60 ID:/9cWiOiw0
7月31日

全く会話をしないまま1日が過ぎた。
見た目がカタい人間にうつるからかもしれないと思い、
馬車内で今日は兜をかぶらなかった。

誰もそれに気付かないようだった。



6:ライアン ◆bDCt54/oZM:2006/07/30(日) 00:55:21.57 ID:/9cWiOiw0
8月1日

馬車の中がやたら暑いので鎧も脱いだ。
うとうとしていると不意に棺桶が場車内に突っ込んできた。
何事かと思ったが、緑のヤツが意気揚揚と飛び出ていった。

「マーニャ早く死ねよ…」

消えるような声でジジイが言った。
ジジイの声を聞いたのはそれが初めてだった。



10:ライアン ◆bDCt54/oZM:2006/07/30(日) 00:58:09.33 ID:/9cWiOiw0
8月2日

勇者様に怒られた。
昼間、少しデブともめた。そのせいだった。

昼間、カビ臭い馬車内でメシを食っていると初めてデブが擦り寄ってきたのだ。
「あんた、戦士かい?」
妙に高いその声にいささか驚きつつも、そうだと応えた。
「チッ…また前衛キャラかよ。アリーナが死んで、お前も死んでからか…」

俺はしばらく無視していた。



13:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 01:01:19.56 ID:3sBoL5MyO
テラワロスwww



14:ライアン ◆bDCt54/oZM:2006/07/30(日) 01:03:40.44 ID:/9cWiOiw0
「アンタ、1章だったんだってな?」
デブがしつこく話し掛けてくる。
「仲間はなんだったんだい?」

俺は言葉に詰まった。
俺は知っている。
俺にだけ、人間の仲間が居なかったことを。

「…ホイミスライムだ」
デブの目が輝く。
「ホイミスライム!?ホイミスライムってあのモンスターのか!?」
俺は目もくれずに黙って頷いた。

そこからのことはあまり思い出したくもない。
「貧乏人は人が雇えなくて大変だwwww」
「モンスターを仲間にするのは作品が違いますよwwww」
など、好き勝手言われ、最終的には破邪の剣で殴り合っていた。

勇者様が怒ったのはただ一言で、
「教会の代金、お前が払えよ」ということだった。



17:ライアン ◆bDCt54/oZM:2006/07/30(日) 01:06:43.39 ID:/9cWiOiw0
8月2日

デブがついに牢屋送りになった。
とても嬉しい。

経緯は謎だが(馬車内ではインターネットをしていたため)
何でも泥棒の冤罪が勇者様にかかっているようだった。
そこで人質を残し、真犯人を捕まえに行くらしい。

デブは勇者様に向かって
「お役に立てて光栄ですよ」
と皮肉を言っていた。
俺は笑いを堪えるのに精一杯だった。



19:ライアン ◆bDCt54/oZM:2006/07/30(日) 01:10:02.31 ID:/9cWiOiw0
デブがいなくなったことで、馬車の中は密度が低くなった。
風通しも良いし、今度のダンジョンは滝の裏らしい。

3人になった馬車内を改めて見渡して見ると、
なるほど、どうやらある程度の住み分けができているようだ。
つまり…悲しいことだが、俺の出番は勇者様の頭にはないらしい。

「よ~し、パパ危ない水着買っちゃうぞ~!」
とか外で言ってんの、もう見てらんない。



21:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 01:13:02.06 ID:giRrp46W0
くやしいっ・・・奇跡の剣さえあれば・・・



22:ライアン ◆bDCt54/oZM:2006/07/30(日) 01:14:03.77 ID:/9cWiOiw0
馬車内での生活はまだ浅いが、徐々に実態が見えてきた。

勇者様は基本的に踊り子、姫、占い師を基本メンバーに据えているようだ。
そしてその中の誰かが戦闘不能になった場合、サブメンバー、
つまり馬車内の俺たちに声がかかる。

踊り子が死ぬとジジイ。
占い師が死ぬと緑。
姫が死ぬと俺、俺も死んだ場合はデブ。

そういう運命のようだった。
これは能力的なものではないのだろうと俺は薄々気付いていた。
しかし、それを認めることはできなかった。



26:ライアン ◆bDCt54/oZM:2006/07/30(日) 01:18:22.37 ID:/9cWiOiw0
どうやらデブは馬車メンバーの中でも嫌われ者だったようだ。

緑が珍しく話し掛けてきた。
「へへ、ライアンさん。ライバル一人脱落ッスね…」

俺は不快感をあらわにした。
世界を救う旅だということをコイツはわかっているのか。

「ライバルだのなんだの…くだらんとは思わんのかッ!?」
俺は溜まっていた怒りを発散させるかのように叫んだ。
しかし、緑は肩をすくめ
「ひゅ~、おっかねぇ…」
と言いながら、また所定のスペースへ帰って行った。

「おい、補欠ども!!うるせぇぞ!」
勇者様の声が馬車内に響く。

「チョビヒゲです」

緑がチクった。
俺は睨みつけようとしたが、勇者様が馬車を覗き込んできたので、
「すみません」と言うしかなかった。

ジジイは寝たフリをしていた。



27:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 01:20:24.51 ID:giRrp46W0
クリフトうぜぇwww



29:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 01:21:23.59 ID:6FWWK1MTO
ワロスwwwwwwwwwww



32:ライアン ◆bDCt54/oZM:2006/07/30(日) 01:23:23.83 ID:/9cWiOiw0
8月3日

デブが居なくなって2日目。
勇者様は宿屋にも泊らず、女性メンパーとキャンプをしていた。
一言意見をすべきかとも思ったが、サブメンバーである俺が言ったところで聞きはすまい。
最近はアリーナとか言う女が好みらしく、昨夜も遅くまで喋っていらっしゃった。

緑が陰湿にそれを覗いていたが、俺は心底疲れていたので、
さっさと眠ってしまった。
ジジイはいるのかいないのかわからないが、
時折、戦闘中などに踊り子の悲鳴が聞こえると急に機敏な動きを見せて外を覗く。
そしてため息混じりに体を馬車内に戻す。

タラララッタッタッターン

ジジイのレベルが上がった。
勇者様はそれに気付いていないようだった。



34:ライアン ◆bDCt54/oZM:2006/07/30(日) 01:27:00.21 ID:/9cWiOiw0
8月7日

城の北の森をようやく抜けた。
デブは餓死してはいまいか。
勇者様は全くダンジョンに行く気配を見せず、
あれから毎晩、別の女と一緒に森の奥深くへ消えていった。
昨日、ようやく占い師がダンジョンへ行くことを提案したようで、
勇者様もその気になったようだ。

馬車内は相変わらずだった。
ジジイは覚えたてのヒャダルコを得意げに連発していた。
特にターゲットも居なかったし、俺も緑も完全に無視していたので、
出しては消し、それでもまた出していた。
アルツハイマー対策なのだろう。

外では滝の音が聞こえた。
ダンジョンが近いようだ。



37:ライアン ◆bDCt54/oZM:2006/07/30(日) 01:30:51.34 ID:/9cWiOiw0
非常にショッキングな事件が起きた。

ジジイが勇者様に殺された。


ことの顛末はこうだ。
ダンジョンに到達後、踊り子が棺桶になって馬車に放り込まれた。
ジジイは喜び勇んで飛び出していったが、
ヒャダルコを使っていたためMPがほとんどない状態だった。

それに激昂した勇者様がパーティーアタックのふりをしてジジイを殴った。
ジジイはセクシーに水の羽衣を着ていたが、赤く染まった。
会心の一撃だった。

勇者様は、しかしまた森に戻れることが嬉しいらしく、
「さっさとリレミトルーラしようぜ」
と息巻いていた。



38:ライアン ◆bDCt54/oZM:2006/07/30(日) 01:34:24.93 ID:/9cWiOiw0
8月21日

ようやくバコタとかいう盗賊がつかまった。
デブを迎えに行くことになったとき、メンバー全員が嫌そうな顔をした。

デブは
「忘れられたのかと思いましたよ。いつもみたいに」
と皮肉を忘れなかった。

馬車に戻るときも、
「エンディングまで皆さんまたよろしく」
と馬車メンバーに皮肉を言った。



41:ライアン ◆bDCt54/oZM:2006/07/30(日) 01:41:47.97 ID:/9cWiOiw0
8月28日

田舎町についた。
勇者様は早速武器屋へ向かった。
レギュラーメンバーを連れて。

俺は少し距離をおいて、そのあとを追った。
武器屋につく。
なめし皮と金属の匂い。
王宮の武具庫を思い出す。

ふと陳列棚を見る。
そこには俺が求めてやまなかったあの武器があった。

『ドラゴンキラー 15000G』



45:ライアン ◆bDCt54/oZM:2006/07/30(日) 01:50:30.11 ID:/9cWiOiw0
俺はサイフの中を確認する。
当然…足りない。

俺のサイフの中には1章の時に自ら稼いだ2500Gしかなかった。
ため息をつく。ふと思い出し、サイフの小さなポケットを探る。
小さく折りたたまれた写真。
そこには町の住人に暖かく出迎えられる俺が写っていた。
そして…ホイミンも。

写真のホイミンが語りかける。

「ライアン様、勇者様と一緒に、皆が笑って過ごせる世界を作ってくださいね…」

俺は馬車に戻り、誰もいないことを確認してから、
声を殺し、泣いた。



50:ライアン ◆bDCt54/oZM:2006/07/30(日) 01:53:46.43 ID:/9cWiOiw0
目が覚めるとあたりはすっかり暗くなっていた。
知らぬ間に眠っていたらしい。

暗闇に目が慣れてくる。俺は馬車の中を見回した。
誰もいない。
ジジイも緑も今日は町のどこかにいるようだ。


ゴトッ…


何かが手に当たって倒れた。

それは、俺が夢にまで見たドラゴンキラーだった。
(勇者様…?)



52:ライアン ◆bDCt54/oZM:2006/07/30(日) 01:57:11.69 ID:/9cWiOiw0
信じられなかった。
夢にまで見たドラゴンキラーを、サブメンバーの俺に…?

俺はおそるおそるソレを手にする。


『ライアンはドラゴンキラーを装備した』


懐かしいテロップが流れた。
もう、夢でも何でも良かった。
一流の戦士を夢見て、いつかは最強と呼ばれるドラゴンをこの手で、
そんな幼き自分に、俺は俺を自慢したい。
それだけだった。


ガサガサッ


(もしや…勇者様?)
俺はどうリアクションしていいかわからず、馬車の中で息を殺した。



55:ライアン ◆bDCt54/oZM:2006/07/30(日) 02:01:28.90 ID:/9cWiOiw0
「なんだ、起きてたのか…」

俺はビクッとした。
「ゆ…」
喉を絞り上げ、声をひねり出そうとする。

「その武器、お前に似合うと思ってさ…」

涙が溢れそうになる。
言葉が出ない。
「…ゆ……」
「勇者様…」
(!?)
その時、馬車の外から確かに女の声がした。

「似合ってるぜ、そのキラーピアス」
俺はそっと外を覗く。
そこにはアリーナと、勇者様がいた。



59:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 02:06:02.17 ID:5CQJzA3M0
>>57
「エンディングまで皆さんまたよろしく」www



62:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 02:06:52.94 ID:FcsjXbTKO
>>55
バロスwwwwwwwwwwwwwww



63:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 02:07:08.61 ID:nH7B5ahQO
>>1
ヤバイwwwwめっちゃツボだこれwwwwww眠たいのに・・・



61:ライアン ◆bDCt54/oZM:2006/07/30(日) 02:06:21.97 ID:/9cWiOiw0
「でも…これ…」
アリーナは頬を赤くしながら、何かいいたげにしていた。
「攻撃力が低い、そう言いたいんだろ?」


(なんだ?俺じゃないのか…)
俺は少しガッカリしたような気がした。
主君と認めた人に、施しを受けることを当然と考えていた自分を恥じた。


「女の子はさ…」
「えっ?」
「女の子は、武器も可愛いほうがいいぜ?」
アリーナは完全に茹蛸状態になっている。

「で、でも、この武器、攻撃力が5しかないんですよ?」
「アリーナがチャーミングすぎるからさ」
「え?」
「いや、言いたかっただけさ。確かに攻撃力は低いけど、二回攻撃できるんだぜ?」
アリーナはピアスをまじまじと見つめる。

「それに、アリーナは会心の一撃がよくでるだろ?だからいいかなと思ってさ」
「あ、ありがとうございます」
「いいっていいって、ほら、つけてやるよ」

勇者様の手がアリーナの耳に伸びていく。



68:ライアン ◆bDCt54/oZM:2006/07/30(日) 02:09:35.23 ID:/9cWiOiw0
馬車の中から、俺はそんな『BOY’S BE…』な状況を見ていたが、
耐えられず目をそむけた。
するとそこには、何時の間にか緑のヤツがいた。

ヤツはボソボソと何かつぶやいていた。
俺は気味が悪くなって、そそくさと眠る準備を始めた。

馬車の明かりを消すと緑の声だけがやけに五月蝿く響いた。

「ザキ…ザキ…ザキ…ザキ…」

『勇者には効かなかった。勇者には効かなかった。勇者には効かなかった。しかし、MPが足りない』



70:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 02:10:41.31 ID:snoJD+4F0
>>1お前凄いわwww



71:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 02:10:47.52 ID:99ZM5gnrO
ちょwwwwクリフトwwwwテラセツナスwwww



77:ライアン ◆bDCt54/oZM:2006/07/30(日) 02:15:00.68 ID:/9cWiOiw0
「ザキ…ザキ…ザキ…ザ…」
「もう、よさないか!」

俺は緑を羽交い絞めにした。
「男の嫉妬は…見苦しいぜ?」
「ラ…ライアンさん…」

緑は涙を浮かべていた。
「どうして…」
「?」
緑は堰を切ったように言葉を投げかける。
「どうして姫なんだ!どうしてミネアなんだ!!!
僕の方が防御力も高い!それに、公式設定でも僕と姫様はくっつくんじゃないのかよ!?
なのに、スタメンは外される、姫はたぶらかされる!
おまけに『ガンガンいこうぜ』の時はザラキしか使わないお荷物扱い!
僕は…僕は…!!!」

そうか、こいつも辛かったのか。
きっとこいつも夢を抱いて勇者のパーティーに入ったのだろう。
しかし、現実と幻想とのギャップに耐えられず、こんな姿に成り果ててしまった。
俺は優しく緑の背中をさすってやった。

「布団を敷こう、な?」



80:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 02:16:16.07 ID:YqwGqnHx0
公式設定(笑)



82:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 02:16:47.43 ID:CtIn8x6K0
これは良スレ



83:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 02:17:13.99 ID:1yP72jmdO
その発想はなかったわwww



88:ライアン ◆bDCt54/oZM:2006/07/30(日) 02:19:20.72 ID:/9cWiOiw0
泣きじゃくる緑をあやしながら、俺は外へ目をやった。

そこには、きっと緑が最も見たくない光景が広がっていると知りつつも。
「そうだ」
勇者様が思い出したように話し出す。

「俺もそう言えば新しい武器買ったんだよ、高かったんだけどな」
「そ、そうなんですか?」
「あぁ、見て驚くなよ?15000Gもしたんだからな!」





『ライアンはドラゴンキラーを外した。』
『ライアンは破邪の剣を装備した』






俺は緑と共に泣いた。



89:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 02:19:49.99 ID:3A/+rRZG0
泣いた



91:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 02:20:06.17 ID:0rolyDb80
(´;ω;`)ウッ



93:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 02:20:18.12 ID:CtIn8x6K0
イイハナシダナー



94:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 02:20:25.80 ID:x4unSyu40
全俺が泣いた



95:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 02:20:42.00 ID:LsQfI/9cO
ワロスwwwwww
ライアンのじゃないのかよwwwwww



98:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 02:21:12.04 ID:FcsjXbTKO
>>88
腹痛えwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww



111:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 02:26:38.77 ID:4XN7q5000
良スレwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww



112:ライアン ◆bDCt54/oZM:2006/07/30(日) 02:26:44.59 ID:/9cWiOiw0
8月29日

俺とクリフト(緑のヤツの名前だ)の間には奇妙な連帯感のようなものが芽生えていた。
いつもと変わらず朝が来て、いつも通り、勇者様のペースで冒険は進む。

デブは朝の5時頃馬車に帰ってきた。
ベロベロに酔っていた上に、風俗帰りらしく、イヤな匂いが馬車内を充満する。
俺とクリフトを一瞥して、
「ホモは調達しやすくてよござんすね」
とほざいた。

貴様のヨメはヤリマンだろうが、
といいたかった(不思議のダンジョン以降とファミコン版では子供の名前が違うため)が、
あとあと面倒なのでやめた。



118:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 02:29:42.50 ID:4XN7q5000
デブwwwwwwwwwwwwwww



119:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 02:30:06.00 ID:FgH0Wg+00
おもしろすぎwwwwwwwww



120:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 02:30:50.08 ID:lXhIEJVVO
デブwwww



123:ライアン ◆bDCt54/oZM:2006/07/30(日) 02:31:48.44 ID:/9cWiOiw0
8月30日

王家の墓とやらについた。
もはやシナリオについていけない俺は、クリフトと馬車の中で『UNO』をしていた。

「おぉ!はぐメタwwwwww」

勇者様の声がした。
どうやらはぐれメタルが出たようだ。

「悪いけど、マーニャちゃんとミネアちゃん、ちょっと馬車入ってくれる?すぐ戻すからさ♪」
ミ「は~い♪」
マ「浮気しちゃいやよ?勇者様!」
「しねぇってwwwwww」

「おい、グズグズしてねぇで出てこいや、ヒゲとデブ!!!!」
俺とデブはノソノソと馬車を出た。




「あ、ドロ2タンマ、そのままストップな!」
「え~、ライアンさんドロ2持ってるってこと?」



125:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 02:33:06.37 ID:g+8dUrOD0
UNOバロスwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww



128:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 02:33:34.71 ID:LsQfI/9cO
>>123
ドロ2ワロタwww



132:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 02:33:57.07 ID:4XN7q5000
ちょwwwwwwwwwwwwwwwwww UNOwwwww



143:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 02:38:16.78 ID:irMJCreGO
緑と呼んでたのにクリフトってちゃんと呼ぶようになってるあたり
がセンスを感じるwwwwwwwwww



145:ライアン ◆bDCt54/oZM:2006/07/30(日) 02:38:58.46 ID:/9cWiOiw0
1ヶ月ぶりにバトル。
こういう『たたかう』以外の選択肢のないバトルがあったのが1章だったんだよな。
5章のバトルは『じゅもんつかうな』とか言うから困る。

俺は外へ出た。
なるほど、はぐれメタルが3匹ほどいるようだ。
俺はとりあえず『たたかう』コマンド入力。

アリーナが二回殴って一匹倒した。
俺の攻撃、ってその前に一匹逃げた。
はいはい、すばやさすばやさ。

しかし、残った一匹がギラを撃ってきた。
話のわかるやつだ。
でもトルネコはそんなの全然気にしない。
普通に俺より先に行動した。
しかもこけてる。
マジ空気よめねぇよ。

ちょ!武器飛んでって会心の一撃とか。
そんなのナシだろ。
あ~、戦闘終わった。



148:ライアン ◆bDCt54/oZM:2006/07/30(日) 02:40:06.16 ID:/9cWiOiw0
勇者様がデブを誉めている。
俺のことなど完全に忘れてる。
きっとこのあと『ならびかえ』するときに、ようやく俺のことを思い出すんだろうな。

憂鬱になりつつ、馬車へ引っ込もうとする。
視線を感じた。
デブが上から目線でわらってる。
どうとでもなれ。

レベルが上がった。しらねぇ。


すごすごと馬車へ引っ込む俺を笑うなら笑え。

「ライアンさん、レベルアップおめwwww はい、ドロ2」

涙が出た。



150:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 02:40:29.57 ID:99ZM5gnrO
ライアンwwwwデブに負けたwwww



160 名前:もょもと ◆LV.9999osQ [] 投稿日:2006/07/30(日) 02:42:58.22 ID:CnBUcvopO
しかしこのスレはドラクエスレ史上に残るな



175:ライアン ◆bDCt54/oZM:2006/07/30(日) 02:48:11.38 ID:/9cWiOiw0
9月1日

変化の杖マジすごい。
勇者様が宝箱からゲットしたこの変化の杖。
しかし、イマイチ使いどころがわからないということで、
馬車の中に放置されていた。

それをジジイが自分の武器だと勘違いして使ったのがことの発端だった。
あっという間に若いバニーに早変わり。
デブが勃起していた。ウゼぇ。

最近馬車の中に慣れている自分がいる。
なんだかふいんき(←なぜか変換できない)もよく感じるし、
日記の文体や喋りも砕けてきている。
かゆ
うま



180:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 02:49:29.20 ID:LktWKRxD0
ちょwwwwwwwwライアン壊れてきたwwwwwwwww



181:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 02:49:38.28 ID:QYwCvv/70
ライアンやべえwwwwwwwwwwwwwwwww



182:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 02:49:49.54 ID:irMJCreGO
ちょwwwwwwwwww末期症状wwwwwwwwww



183:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 02:49:59.38 ID:t9lfnfnvO
ライアン極限状態wwwwww



184:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 02:50:11.44 ID:4XN7q5000
かゆ
うま wwwwwwwwwwwwww



192:ライアン ◆bDCt54/oZM:2006/07/30(日) 02:52:27.06 ID:/9cWiOiw0
9月2日

変化の杖マジ面白いんだけどwwwwwwwwww
クリフトが調子こいてネネに化けて、風俗でお楽しみ中のトルネコに特攻wwwww
マジビビってやんの、デブwwwwww
でもビビったのも束の間、欲情してマウントポジションwwwwwwwww

テラ桜庭wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww


最近、インターネットで流行している、『2ちゃんねる』風に頑張ってみましたwwwww



202:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 02:54:35.36 ID:giRrp46W0
ホイミンが見たら泣くなwww



209:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 02:55:56.15 ID:t9lfnfnvO
確実に世界救えないwwww



215:ライアン ◆bDCt54/oZM:2006/07/30(日) 02:57:19.96 ID:/9cWiOiw0
9月3日

馬車内で変化の杖ブームが終わったようだ。
しかし、この数日で馬車メンバーの人間関係が改善されたのは良いことだと思う。

丁度ブームが終わったのを見計らったように、
勇者様が変化の杖を取りにきた。
ようやく使い道がわかったようだ。

俺らのお古でよかったらどうぞ使ってください、というムードが馬車内に満ちていた。



242:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 03:02:49.39 ID:FgH0Wg+00
>>215の最後の1行に激しくバロスwwwww



240:ライアン ◆bDCt54/oZM:2006/07/30(日) 03:02:28.48 ID:/9cWiOiw0
9月4日

なんでもデスパレスという所に行くらしい。
モンスターの本拠地らしく、普通に乗り込むのは危険だという。
そこでモンスターに変化して乗り込もうという作戦だ。

そんな緊迫した状況下にも関わらず、勇者様はレギュラーメンバーを変化の杖でバニーにして遊んでいた。
デブが勃起している。

「よっしゃ~!乗り込むぞ!」
勇者様が右手を振りかざす。
その右手にはドラゴンキラー。
もう考えまい。
俺は思考を止めて「お~」と言った。

変化の杖を振る。
皆モンスターになった。

「この杖、6人用なんだ」
と勇者様がスネオのようなことを言った。
デブとジジイがそのまま乗り込んだ。
ダンスニードルとガリガリの鉄球魔人です、と言い訳したら普通に入れた。
人間離れしすぎている。



246:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 03:04:21.29 ID:SNVkzz/1O
ダンスニードルと鉄球魔人バロスwwwwww



247:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 03:04:29.31 ID:nfLh2Wus0
スネオwwwwwwwww



255:ライアン ◆bDCt54/oZM:2006/07/30(日) 03:07:47.70 ID:/9cWiOiw0
デスパレスの中は広い。
王宮に戻ったようでホッとする、というと不謹慎だろうか。

大広間についた。
何かが始まるようだ。よくわからない。
完全にストーリーから切り離されているのだから。
仕方なく後ろのベロリンマン(クリフト)と『UNO』をしつつ時間を潰す。

何か親玉らしき人が登場した。


「アッテムトで地獄の帝王が見つかった!!!!」

       オオー!!!!


完全に俺ら置いてけぼり。
誰だよ。
あ、色換え、赤ね。



271:ライアン ◆bDCt54/oZM:2006/07/30(日) 03:13:42.11 ID:/9cWiOiw0
9月7日

アッテムト到着。
地獄の帝王というからにはとても強いんだろう、腕がなるぜ、
と思えたのは7月までの俺。
頑張って行ってらっしゃいと思うのが今の俺。

月日って恐ろしい。

アッテムトの地下洞窟は馬車は入れないらしいので、
勇者様がパーティーメンバーを決めて行くみたい。
どうせいつもの女メンバーだろ、と思いつつ、
クリフトと『キングレオ(カードゲーム)』をやっていると。

「アリーナ…マーニャ…    and…… クリフト!(ジーコ風に)」
           オオー!!!!


クリフトはよくわからないといった風だった。



275:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 03:14:23.81 ID:fP5ln5450
ようやくクリフトの重要性に気付いた勇者wwwwwwwwwwwwwwww
或いはミネアと喧嘩した。



276:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 03:14:27.02 ID:g+8dUrOD0
クリフトどうなるwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww



277:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 03:14:38.63 ID:lm98CtTI0
ついに緑がwwwwwww



294:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 03:17:37.37 ID:BOUq4hR8O
ライアン1人でUNOwwwwwwwwwwwwwwwwwwww



300:ライアン ◆bDCt54/oZM:2006/07/30(日) 03:19:28.44 ID:/9cWiOiw0
その夜。
俺はクリフトと話していた。

「ライアンさん…」
「ん?」
眠れないというクリフトを連れて、俺は久々に酒場にやってきていた。
酒場、といっても、アッテムトだ。
活気はない。

「どうして僕なんでしょうか?」
俺はその質問に噴出してしまう。
「な、何がおかしいんですか?」
「いや…」
俺はグラスを傾けつつ続ける。

「お前も変わったなぁ、と思ってな」
「変わった…?」
クリフトは考える。

「俺と初めて会ったとき、おまえはレギュラーじゃないことに不貞腐れていた」
「……」
俺はそのまま、前だけを見て続ける。
自分を卑下しないように。
「その前、俺と出会う前のお前は、世界を救う、それだけを考えていたはずだ……
そして今、その一員になったことを改めて実感している…
それだけジャマイカ?」



307:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 03:20:48.19 ID:nfLh2Wus0
なんだいい話じゃねぇかwwライアンカッコヨス



308:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 03:21:00.85 ID:LktWKRxD0
ちょwwwwwwライアンまだ馬車内でVIPしてたのかwwwwwww



324:ライアン ◆bDCt54/oZM:2006/07/30(日) 03:26:46.48 ID:/9cWiOiw0
「そう…ですよね。でも、僕なんかが、今更何故…?」
「お前は!」

俺は無意識のうちに声を荒げていた。
「お前は!俺たち馬車メンバーの代表なんだ!!
そんな情けない面は見せるな!」

ビクッとクリフトが身を震わせる。

「腐っても、勇者様さ。意味のない人事じゃない。
お前は、必要だとされた、それだけだ。
俺も当然、諦めちゃいない。レギュラーをな。
ただ、お前の方が少し早くそのチャンスをもらったんだ。
やれることをやるだけじゃないのか?」

「ライアンさん…」
「喋りすぎだ。もう戻るぞ。MPもしっかり回復させておけ」


俺は嫉妬していたのか。
それとも、自分を情けないと感じたのだろうか。

ただ言えるのは。
あの時、どうしてクリフトを止めなかったのか。
それだけを俺は今も後悔しつづけている。



325:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 03:27:19.93 ID:g+8dUrOD0
ちょwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
なんか伏線がwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww



326:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 03:27:23.91 ID:fcnK8aUJ0
死亡フラグktkr?


374:ライアン ◆bDCt54/oZM:2006/07/30(日) 03:36:21.12 ID:/9cWiOiw0

9月8日

勇者様とアリーナ、マーニャ、そしてクリフトがダンジョンへ向かった。
クリフトは出発の直前、俺に目線をやると、
いつものクリフトらしからぬ、意思の強い瞳で、
頑張ってきます、といったような希ガス。

外はいい天気だった。
俺は一人町を出るとなまった感覚と筋肉を揺り起こすように、素振りを始めた。
昨日のクリフトへの言葉。
それはまさしく今の俺への言葉だった。

気がつくとあたりは茜に染まっていた。
誰も心配などしてはいないだろうと思った。
このままここで修行をしようかとも思ったが、
ミネアがいることを思い出し、町に戻った。

夜の町は、昼以上に静かで、胸騒ぎがした。

569:ライアン ◆bDCt54/oZM:2006/07/30(日) 11:34:39.71 ID:/9cWiOiw0

9月8日 (続き)

アッテムトに戻るとなんだか広場が騒がしかった。
(モンスターでも攻めてきたのか?)
しかし、すでに廃墟となった町。
それはないだろう。
やや警戒心を解きつつ、尚足早にそちらへ向かった。

「あ、ライアンさん。おかえりなさい」
「ミネア殿?これは一体…?」

ミネアは村人たちにスープを配っていた。
死んでいた町がにわかに活気を取り戻したようだった。

(聖母だ…)



576:ライアン ◆bDCt54/oZM:2006/07/30(日) 11:39:51.16 ID:/9cWiOiw0

デブとジジイは相変わらずどこかへ行っているようだった。
俺は食事を済ますと馬車へ戻ろうとしたが、
ミネアと二人っきりなのも何だか照れくさいので、
また森へと向かおうとした。

「ライアンさん、また修行ですか?」
片付けをしていたミネアが気付いた。
「ん?あ、あぁ…」
俺はぎこちなく返事を返すと早々にその場を後にしようとした。
「あ、待ってください。夜は危ないですよ?回復魔法があった方が安全ですよね」

俺は自分の鼓動が早くなっていくのを感じた。

「すぐ用意しますから、少し待っていてください」
「ktkr」
「え?」
「いや、なんでもない。早くしてくれ」



577:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 11:40:02.66 ID:V19YOfb70
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!



578:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 11:40:12.94 ID:fP5ln5450
ktkrとかwwwwww



579:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 11:41:30.68 ID:kQX0ZIwYO
ライアンはシャイ



580:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 11:43:00.40 ID:EOzFgvg20
ライアンがktkrしてるwwww



590:ライアン ◆bDCt54/oZM:2006/07/30(日) 11:47:36.49 ID:/9cWiOiw0
暗い森の中に俺の剣が風を切る音だけが静かに響く。
雑念を振り払うかのように俺は一心不乱に剣を振る。

一息ついて近くの岩の上を見る。
ミネアが満月の下でタロットをめくっている。

「いつも…」
不意にミネアが話し出す。
「いつも姉さんのことを占うと、このカードが出るんです」
言いながらミネアは太陽のカードを見せる。

「姉さんは不思議な人です。
夜を生きてきた人なのに、その明るさで皆を幸せにしている…」
俺は突然のフラグ展開にそれなんてエロゲ?と思った。

「私も姉さんみたいになりたかった。
でも、私はいつも星のカード。」
「いいのではないか?それで」
俺は剣を振りながら応える。

「二つも太陽があると、星は死ぬ。
何より暑くて敵わん。
太陽は太陽で、星は星で意味がある。
それだけだ」

「ライアンさん…」



592:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 11:48:58.20 ID:roDMwgxmO
カッコヨスwwww



593:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 11:49:36.90 ID:/VDAYaHd0
かっこいいな



594:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 11:49:40.64 ID:BechyoLT0
エロゲとか言うなwwwwwwwwww



597:ライアン ◆bDCt54/oZM:2006/07/30(日) 11:51:42.24 ID:/9cWiOiw0
「つっ!」
俺は動揺していたのか、剣を持ち換える時、腕に小さな傷を負った。

ミネアは一つ微笑むと、
「ホイミしますよ」
と岩から降りてきた。
「すまん…」

俺はホイミを受けつつ空を見た。
空にはたくさんの星が輝いていた。
この一つの星のために剣を振るうのも悪くはないと思った。

その時、強烈な殺気を俺は察知した。
(敵か!?)
確かにモンスターの気配だ。
しかし、この感覚は…?

どこにいる…
俺は目を凝らす。
木々の間に、草の陰に。

そして。
一本の木の陰にソレはいた。

「ホイミン!?」



601:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 11:52:29.74 ID:HZ4GXSLg0
人間になってねーのかよ!?



604:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 11:52:42.34 ID:bwrNuUOW0
「ホイミン!?」

じゃねーよwwwwwwww



606:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 11:53:09.88 ID:QNFFZkchO
殺気wwwwwwwww
ホイミンktkrwwwwwww



607:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 11:53:33.50 ID:0rolyDb80
修羅場クル━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━??



609:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 11:56:50.84 ID:ypIgPChsO
ホイミンの嫉妬━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!



618:ライアン ◆bDCt54/oZM:2006/07/30(日) 12:02:07.79 ID:/9cWiOiw0
私が初めてもらったホイミ。
それはホイミンズオリジナルでした。
それは甘くてクリーミィで、
こんなホイミをかけてもらる私は
きっと特別な存在なのだと思いました。

                 1章終了後 ライアンの談話より抜粋



「ホイミンなのか!?」
俺は声に出す。
気配の主はゆっくりと月明かりの下に姿をあらわす。
それは紛れもなく、バトランドで別れたあのホイミンに違いなかった。

「ライアンさん、知り合いの方ですか?」
「あぁ…昔共に戦った仲間だ」

「昔…ですか、ライアンさん」
ホイミンが口を開く。
「そうですよね、昔の話ですよ。アンタ変わっちまった。
そんな女にホイミを受けて喜ぶような人間じゃ、アンタなかったはずだ」
苦虫を噛み潰すようにホイミンが言葉をつむいでいく。

「ホイミン…」
「アンタと別れた後、俺がバトランドでどんな仕打ちを受けたか、
それさえもアンタはしらねぇはずだ。
英雄のお付きとはいえ、俺はモンスターなんだぜ?」



625:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 12:04:12.98 ID:Khe4Pu7Q0
どきがむねむねしてきたあああああああああああ



631:ライアン ◆bDCt54/oZM:2006/07/30(日) 12:07:21.49 ID:/9cWiOiw0
ビクリと体が震えた。
俺は、なんて軽率なことをしたんだろうか。

「ライアンさん、いや、ライアン。
アンタ言ったよな。俺を人間にしてくれるってよ。
一緒に旅をするうちに、人間らしい心をもった俺なら、
きっと人間になれるってな…」

ホイミンの瞳に涙が浮かぶ。

「俺は…俺は今のアンタみたいになるくらいならこのままでいい!
ガチムチなバトルを楽しむアンタみたいになりたかった!
だから、さようならだ」

ホイミンはフワフワと森の中へ消えていった。
俺はその背中を止める言葉を持っていなかった。

ミネアが心配そうにホイミンと、俺を交互に見ていた。
「あの方の進む道は…修羅です」
消え入りそうな声でそう言った。



633:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 12:08:48.60 ID:qYUXaTwu0
ガチムチwww



634:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 12:08:51.05 ID:QNFFZkchO
ホイミンセツナスwwwwwww



643:ライアン ◆bDCt54/oZM:2006/07/30(日) 12:12:38.45 ID:/9cWiOiw0
9月9日

辛いことは続くものだ。
クリフトが帰ってきた。
しかし、それはクリフトではなくなっていた。

ダンジョンから出てくるなり、勇者は言っていた。
「やっぱ健全な男女交際は2:2でしょwwwwww」
と。

クリフトは一人前のチャラ男になっていた。
ダンジョン内でどうやったのか知らないが金髪になっていた。

「ク…クリフト、『UNO』しないか?」
「え?あぁ、ライアンさんじゃないッスか。今時『UNO』なんてモテないッスよwwww」
俺の中で何かが音を立てて崩れていく。
そんな俺の背中をミネアがそっと支えた。
ホイミンの声が蘇る。


「アンタ そんな人間じゃ なかった ハズダ」



645:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 12:13:41.53 ID:xnh8urbk0
クリフト急展開wwwww



646:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 12:13:44.26 ID:QNFFZkchO
クリフトがwwwwwwww



647:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 12:13:57.27 ID:nWGyaOTQ0
クリフトが某美容師にwwwwwwwwwwwwwwww



652:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 12:15:09.21 ID:HZ4GXSLg0
クリフト「またピンクっすかwwwwww趣味悪いっすねwwwww」



656:ライアン ◆bDCt54/oZM:2006/07/30(日) 12:18:23.51 ID:/9cWiOiw0
気がつけば馬車内は赤く染まっていた。
足元ではクリフトが、もはや動かないが、転がっている。

ミネアのすすり泣く声が聞こえる。
シュルシュルと、衣服を身にまとう音がやけにうるさい。

これが人間か?ホイミンよ。
俺は人間なのか?

イムルの村の宿屋で話したことを思い出す。

「僕が人間になるより、ライアン様、貴方がモンスターになるほうが早いかもしれませんね」
「ははは、こやつめ…」

誇りも何もない。
俺は戦士になろう。



658:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 12:19:04.15 ID:XGxmrRxh0
>>656
ちょwwwwwwwww



663:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 12:19:59.77 ID:e6ml7IK00
お前まで修羅にwwwwww



672:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 12:22:02.98 ID:BB2gZbEo0
何?緑ぬっ殺してミネア犯したの?wwwwwww



678:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 12:24:45.75 ID:kQX0ZIwYO
ミネアがクリフトに犯されてそれをライアンが発見→粛正と予想



682:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 12:25:42.94 ID:XZ0Q61nz0
>>678
お前頭いいな



681:ライアン ◆bDCt54/oZM:2006/07/30(日) 12:25:10.16 ID:/9cWiOiw0
9月10日

勇者が馬車に外から鍵をかけた。
なるほど、くさいものにはフタ、か。
ジジイは長いこと帰ってきていない。
どうやらロザリーヒルの酒場においてきてしまったようだ。

デブは昨夜遅く帰ってきた。
「商人がこんな町でやることっつったら人買いに決まってるだろ」
と、ブラックなジョークを口にした。
それからクリフトを見て、
「あれ?ダンジョンで死んだの?それともアンタが殺してたりして」
とも言った。
鋭い視線を受け流すように、俺はさぁなとだけ言った。

ミネアは静かに晩飯の支度をしている。
外からは勇者と女二人の嬌声が聞こえてくる。

床に散らばったタロットカードを集めた。
ひいてはいけないカードだけが無くなっていた。



768:ライアン ◆bDCt54/oZM:2006/07/30(日) 13:08:50.80 ID:/9cWiOiw0
9月11日

勇者様はガスの壺を気球屋に渡したようだ。
「空の旅とかやばくね?」
と相変わらずはしゃいでらっしゃる。
馬車は乗れないんだろうな、と思うが
聞いても返事もわかっているし何も聞かず、
俺はリバーサイドの町を出た。

「ミネアか」
俺の後ろを歩く足音が止まる。
「……どうするつもりですか?」
「何がだ?」
検討はついているが、俺は気付かないフリをした。



769:ライアン ◆bDCt54/oZM:2006/07/30(日) 13:09:09.62 ID:/9cWiOiw0
「気球、完成したら、私たち、どうなるんでしょうか…」
常識的に考えて、馬車が入る余裕など、あのサイズの気球にはあるまい。
いらない、使えないものは捨てていくんだ、となればデブを筆頭に馬車メンバーは切られるのだろう。
「お前は…お前はレギュラーに戻れ」
「いやです」
ミネアはハッキリと言った。

「私の居場所はここです」
ミネアの声が背中から聞こえる。

ホイミンよ。
俺は間違っていたのかもしれない。
だが、俺はやはりお前の嫌う人でありつづけたい。
そう思う。




「ライアン様、空飛ぶ靴はダンジョン内で履いちゃだめですよ…」



さようなら、ホイミン



770:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 13:09:43.55 ID:fP5ln5450
空飛ぶ靴wwwwwwwwwww



772:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 13:10:14.13 ID:C4pcIrqK0
いやな回想だなwwwwwwwwwwwwww



776:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 13:12:18.93 ID:LiO94BL90
678の予想が正しかったのか!wwwwwwwww



781:ライアン ◆bDCt54/oZM:2006/07/30(日) 13:15:49.00 ID:/9cWiOiw0
9月12日

パーティーを見捨てた、という世間体を気にしてか、
気球は馬車も入れるサイズだった。
どうやら心配は杞憂に終わったらしい。
クリフトの棺桶がイヤな匂いを出している。
勇者様はすっかり忘れているようだ。

今日はエルフの里に向かうらしい。
3人パーティーだから、とまたスネオのようなことを言った。
諦めて馬車で待機していたら帰ってきた。

女が増えていた。
どうとでもなれ。



782:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 13:16:39.94 ID:BB2gZbEo0
ルーミアかwwwwwwwww
て、緑の腐臭ヤバスw



785:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 13:16:48.09 ID:TnokwLHR0
クリフトカワイソスwwwwwwwwwww



789:ライアン ◆bDCt54/oZM:2006/07/30(日) 13:17:50.37 ID:/9cWiOiw0
9月12日

今日の勇者様の名言ベスト3
3 「やっぱハーレム落ち着くわ~wwww」

2 「何か馬車がくせぇwwww」

1 「天空人と人間のハーフ産まね?wwwwww」




俺の武器は未だに破邪の剣だ。





793:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 13:18:31.09 ID:BechyoLT0
勇者死ねwwwwwwwwwwwwwwwwwwww



805:ライアン ◆bDCt54/oZM:2006/07/30(日) 13:24:32.67 ID:/9cWiOiw0
9月13日

勇者様が何かわめいている。
朝っぱらから五月蝿い。
馬車の窓から外を見る。もう昼かよ畜生。
なんか天空人とモメてる。

「元気だしなよ勇者様、私たちがいるじゃない」
と踊り子が慰めている。
「なんで女の子の代わりが竜なんだよ。畜生じゃねぇか…」
「しっ!まだ見てるからあんまり大きな声出さないの!」

レギュラーメンバーが勇者様、踊り子、姫、竜になった。
俺はその畜生に劣るというのか。
イライラしながら竜早く死ね、と思った。

メタルキング相手に火を吐いた。
すげぇ、あいつ強いよ。
早速俺より役に立っちゃったよ。

どうとでもなれ。



820:ライアン ◆bDCt54/oZM:2006/07/30(日) 13:28:02.78 ID:/9cWiOiw0
9月16日

闇の洞窟長すぎ。携帯電波届かないから凄い暇。
ネットできないのが何より辛い。
宝箱がいっぱいあるみたいだった。
いい武器とかいっぱいあるんだろうなぁ。
でもあのバカ勇者様はきっと捨てちゃうんだろうな。
もったいない。

俺の鎧はまだせいどうのよろいです。



823:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 13:28:47.22 ID:cShm/5n60
ライアン携帯厨かよwwwwwwwwwwwww



824:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 13:30:06.31 ID:BB2gZbEo0
せいどうのよろいてwwwwwwwwwww



827:ライアン ◆bDCt54/oZM:2006/07/30(日) 13:32:54.23 ID:/9cWiOiw0
9月20日

ついにデスピサロ登場。
勇者様がいきっている。
「終わりにするぜ!!」
はいはい、ワロスワロス。

戦闘開始。2ターン目。早速棺桶が飛び込んでくる。
踊り子だ。
ミネアがザオラルをしてる。
デブがノロノロと出て行く。
「多分すぐ死ぬわ」
本当にすぐ死んだ。

3ターン目。しぶしぶ俺も出ていく。
唸れ!豪火よ!とか、俺も若干テンション上がってクロコダインの真似。
ただのギラです。ふひひ、すいません。
ぎゃ~、いてぇ、防御力俺低いのに狙うなよバカが。
勇者と姫防御してる。死ね。



831:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 13:34:02.17 ID:Rl6xfSD20
>「多分すぐ死ぬわ」
>本当にすぐ死んだ。

噴いた



832:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 13:34:18.70 ID:EOzFgvg20
せいどうのよろいでデスピサロはきついwwwwwwwww



836:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 13:34:53.93 ID:nWGyaOTQ0
デスピサロが空気読みすぎてバロスwwwwwwwwwwwwwwww



838:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 13:35:25.05 ID:QNFFZkchO
ファンタ噴いたwwwwwww



839:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 13:35:52.63 ID:3UBn/BXe0
デスピサロ相手にギラwwwwwwwwwww



840:ライアン ◆bDCt54/oZM:2006/07/30(日) 13:35:55.14 ID:/9cWiOiw0
デスピサロのいてつくはどう!

勇者様が「やっべ」とか言ってる。
俺は何の魔法もかかってないから別に構わない。
こうげきこうげき。
よっしゃ会心の一撃。
剣が折れた。死ね。

「おいヒゲ!コレ使え!」
勇者様が何か武器投げてきた。
まだ戦えってのか畜生。
やけになって攻撃する。
うわ、怪我治った!すげぇ仕組み。

馬車からデブが降りてきた。
ザオラルが効いたらしい。
「人使いがあら…」
また死んだ。



841:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 13:35:56.34 ID:qwY51NX+O
唸れ豪火よwwwwwwww



842:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 13:36:30.45 ID:cShm/5n60
おいデブwwwwwwwwwwwwwwwww



844:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 13:36:38.40 ID:6oN3rkY90
奇跡の剣ktkr



857:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 13:39:21.62 ID:j3ZUIuih0
ライアンガンガレ!!



858:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 13:39:30.55 ID:Rl6xfSD20
奇跡の剣もっと早くよこせwwwwww



863:ライアン ◆bDCt54/oZM:2006/07/30(日) 13:39:59.81 ID:/9cWiOiw0
竜のヤツが頑張っている。
こうやって、モンスターと肩を並べて戦っているとあの日を思い出す。
今の俺、猛烈に戦士っぽい。
自然と肩に力が入る。

「よぉし!行くぞ!!」
「ヒゲいきんなよwwwww」
勇者本気でウザい。

デスピサロのかがやくいき!

うわ、こいつの息すげぇ冷たい。マジ勘弁。
もってくれよ!俺のウロコの盾!!
と思って左手を前に出す。
盾がない。

「あ、宿代足りなかったからこの前売っちゃった」

目からウロコだ。



864:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 13:40:34.42 ID:BechyoLT0
勇者マジで死ねwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww



867:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 13:40:42.35 ID:BSsU+3cb0
ちょwwwwうろこの盾かよwww



870:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 13:40:48.89 ID:/VDAYaHd0
目からうろこwwww



876:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 13:41:31.70 ID:FcsjXbTKO
悲惨wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww



887:ライアン ◆bDCt54/oZM:2006/07/30(日) 13:45:02.24 ID:/9cWiOiw0
マジ強い。ピサロマジ強い。
ミネアが思い出したようにクリフトにザオラルしてる。
そういえばそんなヤツもいたな。
あぁ、ジジイ、お前の不在が今こそ恨めしい。

勇者様がようやくガチになってる。
これだよ、俺が望んでいたのは。
竜が死にそう。俺はとっさに姫から賢者の石を引っ手繰って使った。
「ナイスだ!ライアン!」
初めて名前を呼んでもらえた。
泣きそうになった。
ホイミン、俺、頑張ってるよ。

デスピサロはだいぶ弱っているようだった。
あと一押しだ!



「あ、これ世界中のしずくじゃなくて、時の砂じゃんwwww」



クリフトが馬車から出ようとして、また棺桶に戻っていった。



891:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 13:46:07.09 ID:fP5ln5450
時の砂とかねーよwwwwwwwwwwwwww



892:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 13:46:13.45 ID:iqQ9U6FQ0
オチがひどすぎるwwwwwwwwwwwwwwwwwwww



893:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 13:46:17.63 ID:pV5JIkXQ0
ちょwwwwww振り出しwwwwwwww



910:ライアン ◆bDCt54/oZM:2006/07/30(日) 13:50:13.31 ID:/9cWiOiw0
ガチモードになったら結構ラクだった。
何これ?ドラゴンシールドとかいうの?
これがすごい。うろこの盾と全然違う。
炎とか防いでくれるらしい。

あんまり魔法が効かないから、ってマーニャが馬車に入ってきた。
タバコ吸ってる。この女マジ怖い。
俺はさっさと外へ出る。

「うおおお!!」バキーッ
砂のせいでまた武器が破邪の剣なの忘れてた。
「ヒゲ空気よめよ」

お前だよボケが。



913:ライアン ◆bDCt54/oZM:2006/07/30(日) 13:53:15.33 ID:/9cWiOiw0
「はぁぁぁ!せんかれっこうけん!」
とか姫が言ってる。
何こいつ、アニヲタ?きめぇwwww

奇跡の剣でガンガン殴る。
全然余裕じゃん、いけるいける。

馬車の中からマーニャの声がした。
「あと5万出すなら抱かれてもいいよ」



「デブ死ねよ」
勇者とハモっちまった。畜生。

クリフトの死体の傍でセックスすんな。



914:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 13:53:59.89 ID:iqQ9U6FQ0
デブwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww



924:ライアン ◆bDCt54/oZM:2006/07/30(日) 13:58:16.98 ID:/9cWiOiw0
「ぐわぁぁぁぁ…」
デスピサロ苦しそう。よ~し、シメは勇者様に任せよう。

「皆…」
と、勇者様が語りだす。真面目な空気が流れる。

「俺はずっと不甲斐ない勇者だった。
チャラいことばっかりやってきたし、戦力とか、そういうのを考えずにやってきた。
トルネコ、ブライ、ライアン、クリフト。
貴方たちが後ろにいてくれたから、俺は好き勝手に戦うことができた。
本当に感謝してる」



925:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 13:58:44.91 ID:DYm3/92s0
勇者ww急にどうしたwwww



927:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 13:58:52.93 ID:xnh8urbk0
いや、ブライいないだろwwwww



930:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 13:59:06.29 ID:6oN3rkY90
え、なにこの感動の展開



938:ライアン ◆bDCt54/oZM:2006/07/30(日) 14:00:46.45 ID:/9cWiOiw0
「勇者様…」
アリーナが見とれている。

「だから!
だからこの戦いは皆で終わらせよう。
俺だけじゃなく、皆で勇者になろう」

勇者様は呪文を唱え始めた。

俺はこのパーティーでよかった。
ここまでついてきてよかった…

「ミナデイン!!!!」

死んでたはずのクリフトが馬車から飛び出してくる。
俺はマーニャと入れ替わる。


「へへっ、すんませんねww 見せ場いただきま~っす。あざーす!」

俺は雷の音が聞こえないように布団を被った。



941:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 14:01:42.53 ID:20BJRAZI0
勇者wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww



942:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 14:02:00.21 ID:BB2gZbEo0
MP0wwwwwwwwwwwwwwwwwwwww



943:名無しにかわりましてVIPがお送りします:2006/07/30(日) 14:02:01.54 ID:u6MROQWb0
テラワロッシュwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww



948:ライアン ◆bDCt54/oZM:2006/07/30(日) 14:03:47.79 ID:/9cWiOiw0
11月4日

バトランドについた。
王様が出迎えてくれる。

「ライアン…大儀であった。よくぞ…よくぞ無事で…」
「王様、一国を預かる主が、国民の前でそのような…」
「構わん。それに、見よ」

王宮前の広場には町中の人が集まってきていた。

「民も、ワシにこうすることを望んでおるよ…」



953:ライアン ◆bDCt54/oZM:2006/07/30(日) 14:07:13.29 ID:/9cWiOiw0
俺は昨夜宿屋で考えたスピーチを読み上げた。

国民が歓声を上げる。
俺の戦うべき戦いは終わり、
俺は自分の戦いたい場所を探そう。

ふと眼下に集まる村人の中に懐かしい気配を感じた。
(まさかな)
俺は振り返る。ミネアがいる。



「ライアン…アンタは変わっちまったよ…」
青い髪の青年が呟いた。
そして、森の方へと消えていった。


(おわり)


ネタ元


■ライアンですが、場車内の空気が最悪です(イミフwwwうはwwwwおkwwww )


ドラクエIVはIIIと並ぶ名作だと思います。未プレイの方は是非

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■アルティメットヒッツ ドラゴンクエストIV 導かれし者たち