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管理人ayu

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【画像あり】96年ロッキンオン誌での小山田圭吾さんのイジメインタビューがやたら酷いと話題です

[コピペ]これはひどい

ロッキンオンの小山田圭吾さんのイジメインタビューがやたら盛り上がっているようです。
2012年7月現在、悲惨な事件が話題になっていてタイムリーといえばタイムリーかも知れません。最近のイジメがひどいとか、今の子供は何を考えてるかわからないとか、そういう「よくある印象」とは真逆の、実に1996年(1994年という説もあり)の記事を紹介したいと思います。
今回の主役は、

・アーティストとして超有名な小山田圭吾、
・音楽雑誌としては一目置かれる存在であるロッキンオン

この両者がタッグを組んで望んだ2万字インタビューという名物企画の中で大暴れしています。

両者の知名度を鑑みるとその影響力は計り知れませんが、当時どれほど話題になったのでしょうか。94年といえばインターネットも一般的ではなかった事を考えると、さほどなかったのかもしれません。

というわけでネタ元がなぜか閲覧できなくなっていたので便乗してまとめて書き起こしてみました。画像つきで。

※色々調べていたらquick japanの記事の抜粋も混じっているようです。

詳細は以下より

小山田圭吾インタビュー抜粋(ロッキンオンジャパン&クイックジャパン)

小山田圭吾 = 小
インタビュアー1 = イ1
インタビュアー2 = イ2

※インタビュアーのお名前ご存知なら教えてください。

小「よく僕は学年総会とかで小沢(注:小沢健二さんだと思われます)に怒られたりしたんだよ」

イ1「何で同級生に怒られんだよ。」

小「いや、怒られるっていうか、小沢は議長席に全校生の前でこうやって座っててさ、それで○○事件というのが起きて、その当事者として僕はみんなの前にこうやって座っててさ。それで「○○君どうですか?」って言われて「もうこれからはしません」とかってマイクで言ってさ(笑)」

イ1「(爆笑)情けねぇー」

小「ははははは。でもそういうのなかった?」

イ1「いや、あったあった(笑)」

小「なんか万引きが発覚してさ、先生が『何月何日にどこどこで万引きして』とか言ってさ。調布のヘンなショッピングセンターみたいな超万引き場所みたいなのがあってさ。最初はくだらないもん盗んでたんだけどだんだんエスカレートして一人デッカいカーステ盗んだやつが居てさ(笑)

イ1「見つかるに決まってんじゃん(笑)」

小「盗んだときは見つかんなかったの。それで便所に行ってもう箱がじゃまだからトイレの外にボーンって捨てたら、トイレの外に落ちてきたのが見つかって(笑)。僕はそん時には居なかったんだけど、捕まってそいつが全部白状しちゃって。で、そこまでやってたのがもう半端じゃない金額になってて、マジで100万近くになっちゃってて」

イ1「ああいうのってエスカレートすんだよね。」

小「そうそうそう!1コうまく行くともうガンガン行くじゃん(笑)。それで小沢に怒られて」

イ1「別に小沢に怒られたわけないじゃん。」

小「いやいや、小沢に怒られたわけじゃないんだけど、あそこでいちばん偉いのは小沢だから、何か小沢に怒られた気分になるんだよ(笑)」
イ1「はははは。何かいまのポジションと全然変わってなくないか?」

小「いやあ、僕は基本的に全然変わってないですよ」

イ1「ははははは。」

小「あとやっぱりうちはいじめがほんとすごかったなあ」

イ2「でも、いじめた方だって言ったじゃん。」

小「うん。いじめてた。けっこう今考えるとほんとすっごいヒドイことしてたわ。この場を借りてお詫びします(笑)だって、けっこうほんとキツイことしてたよ」

イ2「やっちゃいけないことを。」

小「うん。もう人の道に反してること。だってもうほんとに全裸にしてグルグルに紐を巻いてオナニーさしてさ。ウンコを食わしたりさ。ウンコ食わした上にバックドロップしたりさ

もう、嫌悪感通り越して何かよくわからなくなってきました(涙

つうかこのインタビュアーの受け答えが、アタマ悪過ぎです。

そしてインタビューはなぜか「沢田」なる同級生の話題に。えー。

沢田って奴がいて。こいつはかなりエポック・メーキングな男で、転校してきたんですよ、小学校二年生ぐらいの時に。それはもう、学校中に衝撃が走って(笑)。だって、転校してきて自己紹介とかするじゃないですか、もういきなり(言語障害っぽい口調で)「サワダです」とか言ってさ、「うわ、すごい!」ってなるじゃないですか。で、転校してきた初日に、ウンコしたんだ。なんか学校でウンコするとかいうのは小学生にとっては重罪だってのはあるじゃないですか?—だから、何かほら、「ロボコン」でいう「ロボパー」が転校してきたようなもんですよ。(笑)。で、みんなとかやっぱ、そういうの慣れてないから、かなりびっくりするじゃないですか。で、名前はもう一瞬にして知れ渡って、凄い奴が来たって(笑)、ある意味、スターですよ。

段ボール箱とかがあって、そん中に沢田を入れて、全部グルグルにガムテープで縛って、空気穴みたいなの開けて(笑)、「おい、沢田、大丈夫か?」とか言うと、「ダイジョブ…」とか言ってんの(笑)そこに黒板消しとかで、「毒ガス攻撃だ!」ってパタパタやって、しばらく放っといたりして、時間経ってくると、何にも反応しなくなったりとかして、「ヤバいね」「どうしようか」とか言って、「じゃ、ここでガムテープだけ外して、部屋の側から見ていよう」って外して見てたら、いきなりバリバリ出てきて、何て言ったのかな…?何かすごく面白いこと言ったんですよ。……超ワケ分かんない、「おかあさ~ん」とかなんか、そんなこと言ったんですよ(笑)それでみんな大爆笑とかしたりして。

ジャージになると、みんな脱がしてさ、でも、チンポ出すことなんて、別にこいつにとって何でもないことだからさ、チンポ出したままウロウロしているんだけど。だけど、こいつチンポがデッカくてさ、小学校の時からそうなんだけど、高校ぐらいになるともう、さらにデカさが増しててさ(笑)女の子とか反応するじゃないですか。だから、みんなわざと脱がしてさ、廊下とか歩かせたりして。— こういう障害がある人とかって言うのは、なぜか図書室にたまるんですよ。図書室っていうのが、もう一大テーマパークって感じで(笑)しかもウチの学年だけじゃなくて、全学年のそういう奴のなぜか、拠り所になってて、きっと逃げ場所なんだけど、そん中での社会っていうのがまたあって、さっき言った長谷川君っていう超ハードコアなおかしい人が、一コ上で一番凄いから、イニシアチブを取ってね、みんなそいつのことをちょっと恐れてる。そいつには相棒がいて。耳が聞こえない奴で、すっごい背がちっちゃいのね。何か南米人とハーフみたいな顔をしてて、色が真っ黒で、そいつら二人でコンビなのね。ウチの学年のそういう奴にも威張ってたりとかするの。— 何かたまに、そういうのを「みんなで見に行こう」「休み時間は何やってるのか?」とか言ってさ。そういうのを好きなのは、僕とかを含めて三、四人ぐらいだったけど、見に行ったりすると、そいつらの間で相撲が流行っててさ(笑)。図書館の前に、土俵みたいなのがあって、相撲してるのね。

太鼓クラブとかは、もうそうだったのね。体育倉庫みたいなことろでやってたの、クラブ自体が。だから、いろんなものが置いてあるんですよ、使えるものが。だから、マットレス巻きにして殺しちゃった事件とかあったじゃないですか、そんなことやってたし、跳び箱の中に入れたりとか。小道具には事欠かなくて、マットの上からジャンピング・ニーパットやったりとかさー。あれはヤバイよね、きっとね(笑)

は?これ一般人でしょ?

続いて同様にイジメていたと思われる「村田」なる人の話に。

村田は、小学生の頃からいたんですよ。こいつはちょっとおかしいってのも分かってたし。だけど違うクラスだったから接触する機会がなかったんだけど、中学に入ると、同じクラスになったから。で、さまざまな奇行をするわけですよ。村田っていうのは、わりと境界線上にいる男で、やっぱ頭が病気でおかしいんだか、ただバカなんだか、というのが凄い分りにくい奴で、体なんかもちっちゃくて、それでこいつは沢田とは逆に癇癪が内にむかうタイプで、いじめられたりすると、立ち向かってくるんじゃなくて、自分で頭とかを壁とかにガンガンぶつけて、「畜生、畜生!」とか言って(笑)、ホントにマンガみたいなの。それやられるとみんなビビッて、引いちゃうの。「あの人、やばいよ」って。— お風呂に入らないんですよ、こいつは(笑)まず、臭いし、髪の毛がかゆいみたいで、コリコリ頭掻いてるんですよ。何か髪の毛を一本一本抜いていくの。それで、10円ハゲみたくなっちゃって、そこだけボコッとハゲてルックス的に凄くて。勉強とか全然できないし、運動とかもやっぱ、全然できないし。— 村田は、別に誰にも相手にされてなかったんだけど、いきなりガムをたくさん持ってきて、何かみんなに配りだして。「何で、あいつ、あんなにガム持ってるんだ? 調べよう」ってことになって、呼び出してさ、「お前、何でそんなにガム持ってるの?」って聞いたら、「買ったんだ」とか言っててさ。三日間ぐらい、そういう凄い羽振りのいい時期があって。そんで付いて行って、いろんなもん買わせたりして。— そんで、三日間くらいしたら、ここに青タン作って学校に来て。「おまえ、どうしたの?」とかきいたら、「親にブン殴られた」とか言ってて(笑)。親の財布から十五万円盗んだんだって。でも何に使っていいか分かんないから、ガム買ったりとかそういうことやって(笑)。だから、そいつにしてみればその三日間っていうのはね、人気があった時代なんですよ。十五万円で人が集まってきて。かなりバカにされて、「買えよ」って言われてるだけなのに。— ウチの班で布団バ~ッとひいちゃったりするじゃない。するとさ、プロレス技やったりするじゃないですか。たとえばバックドロップだとかって普通できないじゃないですか? だけどそいつ(注・村田君)軽いからさ、楽勝でできんですよ。ブレンバスターとかさ(笑)。それがなんか盛り上がっちゃってて。みんなでそいつにプロレス技なんかかけちゃってて。おもしろいように決まるから「もう一回やらして」とか言って。— それは別にいじめてる感じじゃなかったんだけど。ま、いじめてるんだけど(笑)。いちおう、そいつにお願いする形にして、「バックドロップやらして」なんて言って(笑)、”ガ~ン!”とかやってたんだけど。—
で、そこになんか先輩が現れちゃって。その人はなんか勘違いしちゃってるみたいでさ、限度知らないタイプっていうかさ。なんか洗濯紐でグルグル縛りに入っちゃってさ。「オナニーしろ」とか言っちゃって。「オマエ、誰が好きなんだ」とかさ(笑)。そいつとか正座でさ。なんかその先輩が先頭に立っちゃって。なんかそこまで行っちゃうと僕とか引いちゃうっていうか。だけど、そこでもまだ行けちゃってるような奴なんかもいたりして。そうすると、僕なんか奇妙な立場になっちゃうというか。おもしろがれる線までっていうのは、おもしろがれるんだけど。「ここはヤバイよな」っていうラインとかっていうのが、人それぞれだと思うんだけど、その人の場合だとかなりハードコアまで行ってて。「オマエ、誰が好きなんだ」とか言って。「別に…」なんか言ってると、バーン!とかひっぱたいたりとかして、「おお、怖え~」とか思ったりして (笑)。「松岡さん(仮名)が好きです」とか言って(笑)。「じゃ、オナニーしろ」とか言って。「松岡さ~ん」とか言っちゃって。

他だったら特殊学校にいるような子が普通クラスにいたし。私立だから変わってて。僕、小学校の時からダウン症って言葉、知ってたもん。学校の裏に養護学校みたいなのがあるんですよ。町田の方の田舎だから、まだ畑とか残ってて。それで、高校の時とか、休み時間にみんなで外にタバコ吸いにいったりするじゃないですか。で、だいたいみんな行く裏山があって。 タバコ吸ってたり、ボーッとしてたりなんかするとさ、マラソンしてるんですよ、その養護学校の人が。で、ジャージ着てさ、男は紺のジャージで、女はエンジのジャージで、なんか走ってるんですよ。で、ダウン症なんですよ。 「あ、ダウン症の人が走ってんなあ」なんて言ってタバコ吸ってて。するともう一人さ、ダウン症の人が来るんだけど、ダウン症の人ってみんな同じ顔じゃないですか?
「あれ? さっきあの人通ったっけ?」なんて言ってさ(笑)。ちょっとデカかったりするんですよ、さっきの奴より。次、今度はエンジの服着たダウン症の人がトットットとか走っていって、「あれ? これ女?」とか言ったりして(笑)。最後10人とか、みんな同じ顔の奴が、デッカイのやらちっちゃいのやらがダァ~って走って来て。「すっげー」なんて言っちゃって(笑)

そして更に編集部は

イジメていた村田さんと沢田さんのお母さんに電話をかけます

すごい。すごいよロキノン\(^o^)/

村田さんの家に電話する。お母さんが出た。聞けば、村田さんは現在はパチンコ屋の住み込み店員をやっているという。高校は和光を離れて定時制に。

お母さん「中学時代は正直いって自殺も考えましたよ。でも、親子で話し合って解決していって。ウチの子にもいじめられる個性みたいなものはありましたから。小山田君も元気でやっているみたいだし」

住み込みの村田さんは家族とも連絡が取れないらしい。
パチンコ屋の電話番号は、何度尋ねても教えて貰えず、最後は途中で電話を切られた。

沢田さんに電話してもお母さんが出た。電話だけだとラチが開かないので、アポなしでの最寄り駅から電話。

「今近くまで来てるんですが……」

田園調布でも有数の邸宅で、沢田さんと直接会うことができた。 お母さんによれば、”学習障害”だという。家族とも「うん」「そう」程度の会話しかしない。
現在は、週に二回近くの保健所で書道や陶器の教室に通う。社会復帰はしていない。

お母さん「卒業してから、ひどくなったんですよ。家の中で知ってる人にばかり囲まれているから。小山田君とは、仲良くやってたと思ってましたけど」

それについてインタビュアーが聞いています。もう読む気も無くなって来ました。

イ2「もし対談できてたら、何話してますか?

小「別に、話す事ないッスけどねえ(笑)。でも分かんないけど、今とか会っても、ぜったい昔みたいに話しちゃうような気がするなあ。なんか分かんないけど。別にいじめるとかはないと思うけど。『今何やってんの?』みたいな(笑)。『パチンコ屋でバイトやってんの?』なんて(笑)、『玉拾ってんの?』とか(笑)。きっと、そうなっちゃうと思うんだけど」

イ2「やっぱ、できることなら会わないで済ましたい? 」

小「僕が? 村田とは別に会いたいとは思わないけど。会ったら会ったでおもしろいかなとは思う。沢田に会いたいな、僕」

イ2「特に顔も会わせたくないっていう人は、いない訳ですね? 」

小「どうなんだろうなあ? これって、僕って、いじめてるほうなのかなあ?」

イ2「その区別って曖昧です。 」

小「だから自分じゃ分かんないっていうか。『これは果たしていじめなのか?』っていう。確かにヒドイことはしたし」

イ2「やましいかどうかっていう結論は、自分の中では出てない? 」

小「うーん……。でも、みんなこんな感じなのかもしれないな、なんて思うしね。いじめてる人って。僕なんか、全然、こう悪びれずに話しちゃたりするもんねえ」

イ2「ええ。僕も聞きながら笑ってるし。」

過去の事とはいえ、イジメをしていたことをゲラゲラ笑いながらインタビューし答える姿は本当に常軌を逸しているとしか思えません。
ゆるゆるだった時代だからこそ許された(?)そんなオハナシでした。

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お待ちかね。画像で公開です(クリックして拡大)

元ネタ

「ロッキンオンジャパン」小山田圭吾2万字インタビュー(リンク先消失)
小山田圭吾 – Wikipedia