カバンがずっと欲しかった。
今使ってるラゲッジレーベルのブリーフケースは5年のヘヴィーユースに良く耐えてくれた。
欲が張っている僕は一つのカバンになんでも詰め込んで毎日会社へ行く。
まずCDウォークマンは必要だし、小説も一冊は入れとかないと。そんでwebの勉強のための本はいつも携帯しておきたいし、もちろんCDは数枚入ってないと。あ、急なデートに備えて
これに会社の書類が重なると大変な重さに。←どっちが大事なのかと。
こんな過酷な状況では丈夫なヨシダカバンも5年の歳月を経て少しくたびれ気味になってきた。
そこで投入されたのが
だ。以前からチェックしていたこのメーカー。ラゲッジレーベルの元デザイナー山口氏が立ち上げたメーカーということは有名。
ある日、嫁K子が今泉のハーヴェストレーベルに行ったときのこと。ヤツは常にあらゆるお店を徘徊しているのだ。
- K子
- 「すみません。このカバン、あんまり入らないみたいですねー。」
- 店員
- 「そんなことないすよ!ちょっとまってください」
おもむろに後ろに引っ込む店員。すぐさま戻った店員は小脇にファイルを抱えている。
- 店員
- 「ホラ。このファイルが6冊も入ります!しかも耐久性は抜群。僕もこれを使ってまして(←ホントか?)もう使い始めて6年も経つんですが・・・(長すぎる説明のため省略)」
- K子
- 「・・・十分過ぎるくらいわかりましたけど、そんなこといってカバンが膨らむんでしょ?」
- 店員
- 「いいえ!こんなにスリムなんです!」
- K子
- 「まじ!!」
・・・・その夜・・・
- K子
- 「ハーヴェストのカバン、凄かったよ。ファイルが何と6冊も!」
- ayu
- 「ふーん。」
- K子
- 「見たら絶対欲しくなるって。凄かったよ。」
- ayu
- 「そっか。じゃちょっと行って見るよ。」
・・・で、次の日・・・
カバンを見ると、なんともスリムなカタチ。ちょっとこれは荷物が入らないからな・・・
すぐさま店員が寄ってくる。
ちょっとうっとおしいカンジ。
- 店員
- 「ブリーフケースですか?これはいいですよー。この素材は本物のフライトジャケットの素材で・・・(長すぎる説明のため省略)」
- ayu
- 「ふーん。でも薄いですよね。沢山荷物が入るほうがいいなあ。」
ふん。だまされるか。こういう店の店員はうまいこと言うもんだ。今日は買い物をしないで済みそうだ。
お金ないしね
店員「ちょっと待ってください」
血相を変えて引っ込む店員。もちろんファイルを小脇に抱えて帰ってくる。
- 店員
- 「まあ見てください。ホラ、ファイルが6冊も。しかもカバンがかっこ悪く膨らんだりしません!」
- ayu
- 「まじ!!!」
- 店員
- 「でもこのカバン、あとひとつしかないんですよねー。これ売れたらしばらく入ってきません。」
- ayu
- 「そ、それください(涙」
使いやすさ抜群で毎日ルンルン(死語)で会社に行っております。