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管理人ayu

福岡市在住。エンタメ、ラジオ、音楽、ガジェット好きです。2000年頃から長いことやってます。日々の暮らしを豊かにする何かを探しております。
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[コピペ]切ない

・・・・昔々 ある所に一人の駄目人間がいました
そいつは大学を中退して社会に出るため職を転々と廻ったんだ
1社
2社
3社・・
ちょうど冬の寒さが身に沁みる時期でしょうか
12社目を受けた時です
「お前を雇う所なんてどこにも無い」
と面接官に言われました・・・・
それから 彼の引きこもり人生が始まったのです
当初はちょっとだけ休みを取って疲れた体を癒せればそれで良かった・・
両親は笑顔で「疲れたんだろ?少し休んでから頑張りなさい」
って言ってくれたんだ
俺はいつか絶対に両親を幸せにしてやろうと決心した・・・
でも そんな思いは長くは読かなかった
一度 ひきこもりにはまってしまうと怖くて動けなくなってしまう
自分が天才哲学者にでもなったかのように世界を決め付ける
・・・・
ーそんなこんなで3年もの月日は流れたある日
彼はもうドア越しに話かけられても
会話できない程 アホ丸出しの引きこもりと化していた
母親「あなたに会いたいってお友達が来てくれたわよ・・」
震える声で言った
ドンドン!っとドアを叩いて 誰かが叫んでる
「おーい!俺ぇ〜森本だよ、ちょっと話しないか〜?!」
聞き覚えのある声・・・・それと同時に寒気が彼を襲った
高校時代彼をイジメていた不良グループの一人だ・・・
1〜2時間くらいたってドアを叩く音が止んだ・・・
スーッとドアの下から手紙が入れられてきた
ソレを見ながら彼は体育座りのまま眠りについた
ーあの事件が起きて4日目
手紙を確認することにした・・
「同窓会のお知らせ」
引きこもりの彼にコレはきつかったのでしょう
物凄い勢いで破り捨てました
ソレと同時に涙と何とも言えない孤独感・・
そして怒りがこみ上げてきました・・・・
壁を殴りつけ 布団を蹴り上げ
彼は叫び読けました
そこへ 彼の母親がやってきました
母親「どうしたの?!ねぇ、どうしたの??!!」
耳に聞こえてくる母親の声
彼はそれをかき消すように叫び読けた・・・・
同窓会 前夜 母親がドアを3回叩いた
3回叩く時はご飯を運んできた合図だ
いつも通りにドアを少し開けごはんを取ろうとした時だった
食器の横に黒い物が置いてあった
クリーニングに出したのだろうか 札が付いたままのスーツだった
このスーツは 大学を辞めた時に母親からプレゼントされたもので
チョット丈が短い 残念なスーツだ・・・
お坊ちゃま君みたいで着るのを嫌がったのを憶えている
それでも母さんはそんな彼を見て
「いいわよ!さすがお父さん、お母さんの子ねっ!!」
って自信満々に彼の就活を応援してくれた・・・・
そんなスーツだ・・・・
母親はこのスーツを着て同窓会に行ってほしかったのだろう・・・
だが彼にはそんなこと関係ない
人に会う? 馬鹿じゃないのか?!
ましてや昔の友達なんかには特にだ・・・・・
ーそれから 5ヶ月たった頃・・・・・
滅多にならない携帯に 電話がきた・・・
この携帯電話は彼が引きこもりになりかけの時に母親が渡したものだった
まあ・・・面倒なので電話にでないのは当たり前だろ・・・・・
気になって留守録を聞いてしまった
しかしそこに残っていたのは父親の声だった・・・
父「・・・・・・母さんが倒れた・・・今すぐ○×病院に来い・・
今夜が峠だ・・・そうだ・・」
全身に鳥肌が立った 怖いなんてものじゃない
だけどその時には何も考えずに走り出していた
彼が病院に着いた時にはもう母親の息はなかった・・・
実は父親が電話した時にはもう息はなかったらしい・・・
寝巻きにサンダル・・・伸びっぱなしのヒゲに壊れた眼鏡姿のままで・・
父親
「母さんはお前が自分の力で外に出てほしかったと言っていたんだ・・
お前が自分の意思でここまで来てくれることが 望みだったんだろうな・・」
彼は泣きながら母親の手を握り締めた
ー母親の葬式の日
彼はあのスーツを着た・・・
胸ポケットから1通の手紙とお守りが入っていた・・・
「国○ 先日お友達が来た時に同窓会があるって母さん聞いたの
だからスーツ着て、皆に会ってきなさい
せっかく久しぶりに皆に会えるチャンスなんだから、ね
丈はね 直しておいてあげたから
もう恥ずかしくないわね これで外出れるね
ごめんね。                  」
そしてお守り 母さんも同じ物を持っていた・・・・
あの時 ごめんって言えたら・・・・
母さんは喜んでくれたのかな
彼は今でもそのスーツを着て一生懸命働いているそうです


「ニート」支援マニュアル

[コピペ]切ない

67 名前:1/2 投稿日:2007/11/28(水) 13:48:14

子供の頃。今は永遠だと思っていた。明日も明後日もずっとこうして続いていくような気がしていた。
大人になるってことは自分とは無関係だと思ってた。大人っていう生き物は自分たちとは別の生き物だと思ってた。

学校へ行って、友達と昨日遊んだ事を話して。

授業中、女子の手紙を別の女子に渡しながらノートに落書きして。

休み時間、誰かが打ったホームランのボールの軌道を青空の向こうに見上げてた。

昼休み、給食のメニューに一喜一憂して、牛乳早飲み王決定戦に参加した。
先生に怒られてからはその目を盗んで開催した。

放課後、今日は誰と何して遊ぼうか。公園、駄菓子屋、友達の家。
僕らは遊びの天才だった。何をやっても楽しかった。

誰かの家でした、気になる女子の話。
「いいか?誰にも言うなよ?男同士の約束だぞ?」
「う、うん。約束する」
「お前から言えよ。」
「やだよ。おまえからいえよ。」
「じゃあ、じゃ~んけ~ん・・・」

小さな恋は叶わなかったけれど。
結局誰にも言わずに今まで守られた、小さな男同士の約束。

68 名前:2/2 投稿日:2007/11/28(水) 13:48:51

夏休みに自転車でどこまでいけるかと小旅行。計画も、地図も、お金も、何も持たずに。
国道をただひたすら進んでいた。途中大きな下り坂があって自転車はひとりでに進む。
ペダルを漕がなくても。何もしなくても。
ただ、ただ気持ちよかった。自分は今、世界一早いんじゃないかと思った。
子供心に凄く遠いところまできた事を知り、一同感動。滝のような汗と青空の下の笑顔。

しかし、帰り道が解からず途方に暮れる。不安になる。怖くなる。いらいらする。
当然けんかになっちゃった。泣いてね~よ。と全員赤い鼻して、目を腫らして強がってこぼした涙。
交番で道を聞いて帰った頃にはもう晩御飯の時間も過ぎてるわ、親には叱られるは、
蚊には指されてるわ、自転車は汚れるわ。
でも次の日には全員復活。瞬時に楽しい思い出になってしまう。絵日記の1ページになっていた。

今大人になってあの大きな下り坂を電車の窓から見下ろす。
家から電車でたかだか10個目くらい。
子供の頃感じたほど、大きくも長くもない下り坂。
でもあの時はこの坂は果てしなく長く、大きかった。永遠だと思えるほどに。

今もあの坂を自転車で滑り落ちる子供達がいる。楽しそうに嬌声を上げながら。
彼らもいつの日にか思うのだろうか。
今、大人になってどれだけお金や時間を使って遊んでも、

あの大きな坂を下っていた時の楽しさは、もう二度とは味わえないと。
もう二度と、友達と笑いながらあの坂を、自転車で下る事はないだろうと。
あんなにバカで、下らなくて、無鉄砲で、楽しかった事はもう二度とないだろうと。

[コピペ]切ない

479 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2008/11/18(火) 22:30:21

三年前の俺へ

もうすぐ忘年会だな。
その日の夜は雨が降るから傘を持って行け。
それか10秒でいいから早く店を出て、目の前の電車に乗り遅れるな。

そうしないと嫁が娘を連れて駅まで迎えにきてしまうぞ。

電車の中で携帯で交わした
『雨降ってきたね、駅まで迎えに行くよ』
『ありがとう、待ってるよ』
って言葉を最後の会話にしたくないだろう?

この時期は酒飲んで平気で車を運転している奴がたくさんいるんだ。

こちらがいくら気を付けても突っ込んでくるバカがいるんだよ。

だから雨降り始めるまでに駅につくか、傘をさして歩いて帰れ。

そうしないとお前のは何のために生きてるかわからない人生になるぞ。

死後の世界なんて一切信じてないお前が
もし死後の世界があったとして自殺して地獄に行ったら、永遠に嫁と娘に会えないのかな
なんて有り得ないことが気になって死ぬことすらできず
毎日毎日死ぬまでの時間を潰すために生きることになるんだ。
もしこのまま普通に死ぬまで耐えたら、
もしかしたらまた嫁と娘に会えるかもしれないなんてことだけが希望の人生なんて嫌だろ?

だから頼む、傘を持って行け。

[コピペ]これはひどい,[コピペ]切ない

471 :おさかなくわえた名無しさん:2007/06/07(木) 17:35:52

中学の時転校した学校でイジメにあった。
無視とかはなかったけど、教科書や靴、体操着を隠されたり捨てられたりした。
最初は黙ってたけど親に話したら担任に相談した。しばらくしてはイジメはやんだ。

今度は他の女子の教科書にらくがきされるようになった。
その子は机に死ね、学校やめろと書かれたり、朝登校すると机と椅子が縛られたりしていた。

さすがに担任も問題視して、いじめアンケートをやった。
すると2人の生徒がSさんにいじめられてると告白した。でもSさんは「してない」と主張。
クラスの女子がたまに休むようになった。
その子の親が「学校で娘がSという生徒にいじめられていて登校したくないと言っている。
何とかならないか」と言ってきた。

その後もSさんの親を呼び出したり、学年ぐるみでいじめ撲滅集会みたいのが開かれた。
Sさんのことは他のクラスにも広まっていった。
Sさんは見た目ごく普通の子で成績はまぁまぁ良い。家庭も普通らしかった。
でも騒ぎが大きくなると家庭内でもぎくしゃくしているらしかった。

「Sが夜遊び歩いている」「万引きしたものを他の生徒に売りつけている」という噂も流れた。
先生達もごく普通の生徒だと思ってたSさんがなぜいじめや非行をするのかわからず
頭を抱えていた。

私もSさんはおとなしそうに見えるが影では怖い人なんだと思い、話をしなかった。
もしかしたら私にしたいやがらせもSさんの仕業ではないかと思っていた。

ある日、妹がいじめられいると怒った上級生の男子生徒がSさんの家の犬小屋に放火した。
犬小屋は燃えて、ペットの犬が大やけどをしてその後死んだ。
このことがあってSさんは転校していった。

私は犬が殺されたことを聞いてショックだったけど、
それ以上にSさんが引っ越して平和になったことを喜んでいた。
でも、本当のいじめの犯人を知ったのはずっとあと、高校を卒業してからだった。

いじめられていたのはSさんのほうだった。
「Sをいじめっこにしたてあげる」といういじめだったのだ。

ある女子が席替えの時に好きな男子の隣に座りたくて、Sさんにくじを交換してくれるように頼んだが断られたのだ。
Sさんはその男子には興味がなく、ただ窓際に座りたかっただけなのだ。
でも断れた女子は気にいらなかったらしい。
Sさんはいじわる、ということを他の生徒に話してるうちに、あいつはいじめっ子というキャラを作ったのだ。
そしてやってもないイジメをでっち上げた。クラス単位、学年単位で。

私はそのことを聞いて驚いたが、当時の同級生達は笑って話していた。
当時被害者を名乗り出たが、Sさんのことをまったく覚えていない人もいた。
どんなに「やってない」と主張しても、生徒、先生、親からも信じてもらえず、
ペットも殺され、あくまでも「加害者」として去ったSさんのことを考えると今もぞっとします。

[コピペ]切ない

555 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2008/12/16(火) 01:20:34

おい。もう秋だな。

風がだんだん冷たくなり、また空気が澄んで天が高くなる。
向日葵の残骸、いつの間にか聞こえなくなったセミの合唱。
懐かしいキンモクセイの香りが鼻を掠める。

すっかりクーラーの要らなくなった電車を降りて家路を急げば、
まだ冬は遠いというのに、なぜか夜風が身にしみる。
残業続きで疲れた体。
明るい家々の窓からは時折笑い声が聞こえ、残業から帰った夫に出したのだろう
シチューの良い香りがする。
変に凝ったものではなく、オーソドックスな、野菜たっぷりの鶏肉シチュー。
羨ましい。
俺は、さっきローソンで買った唐揚弁当のラップを破り、食うだけ。
独りで。

こんな毎日が続く。
この秋を乗り切っても、次にやってくるのは冬。
恋人に、配偶者に、親に、子供に、愛する人のために贈り物を選ぶ人々を尻目に、
俺は自分の欲望を満たすためだけの買い物をする。
「俺は自分の金は自分で全部使えるんだ、それが嬉しいんだ」
意識の外で自分に言い聞かせる。
愛する人のために身を削るのは、利己的に生きるよりずっと幸せなのだということに
気づかないふりをする。
愛情を惜しみなく周りに与えれば、空いた部分は幸せで満たされる。
愛情を自分だけに向けて疑い深く生きていれば、大切に抱えているその愛情が
価値の無いものへと変質していく。

一年中それが続く。

俺は幸せにはなれないと気づいた

[コピペ]切ない

634 名前:おさかなくわえた名無しさん 2005/04/21(木) 06:03:09 ID:IAiK2TO0
日本の鯨神社に来た反捕鯨派。

日本の外交官は語る。
「いやぁ、ホームグランドは有利です」
捕鯨に関する国際会議が日本で開かれた。
欧米諸国を始めとする反捕鯨国や反捕鯨団体、環境保護団体も国際会議に招かれた。
しかし、国際会議が開かれる前に反捕鯨国、反捕鯨団体、環境保護団体の人達を東北にある鯨神社へ連れて行った。

そこでは日本が江戸時代から現在に至るまで捕鯨した全ての鯨を奉っており、全てに戒名を与えている。
それを見て感動のあまり泣き崩れた人が何人かいた。
「捕鯨国の日本は世界で最も鯨を大切に扱い、鯨の生命一つ一つを歴史に残し、長年にわたって鯨の慰霊をしている。
しかし、反捕鯨国がそのような事をしたと言う話は一回も聞かない」

反捕鯨国は政治的事情もあり、反捕鯨の立場を貫いたが多くの外交官、担当官は「個人的には」と前置きをつけて話をした。
「あの鯨神社を見ても、私の国の判断では反捕鯨の立場を貫くが、私個人は日本なら捕鯨をしても良いと思う」
そして反捕鯨国よりも過激な発言をしていた反捕鯨団体と環境保護団体は黙ってしまった。
「我々は何を非難していたのか?自問する他無い。日本ほど鯨を大切に扱っていた国が他にあるのだろうか?
実は反捕鯨国こそが最も鯨を軽視し、蔑視し、無関心であったのではないか?」

日本の外交官は語る。
「あの鯨神社を見て国際会議の様相は一変します。反捕鯨と主張している国も、外交官や担当官の方は自国の鯨に対する状況との差を考え、落胆しつつも反捕鯨の立場を貫くと言う状態です。
政治的な判断もありますから、直ぐに意見を変える事はできないでしょうが、彼らの心象や印象を大きく変えたのには、間違い無く私達日本人の先人からの努力と自然への敬虔な畏敬の念があるからです。
あの国際会議が終わった後に、反捕鯨だが個人的には日本の捕鯨に賛成すると言う人達とささやかなパーティーを開きました。
そして多くの人々が日本に好意を持ってくれ、中には『我が国にも鯨の為の慰霊施設が必要かもしれない』と仰っている方もいました」

[コピペ]切ない

276 :名無し職人 投稿日:2008/08/25(月) 22:42:14

本当は書くべきじゃないのかも知れんが、久々に堪らない思いになった。

一応、医者の端くれとして働いている。こういう生業だから、人の死に接するのは少なくない。
ちょっと前、診察に訪れた若者に余命宣告をしたばっかりだ。

俺:誠に申し上げにくいのですが・・・。
男:はい。
俺:・・・肺癌です。しかもだいぶ進んでいます。はっきり言います。1年もつかどうかです。
男:・・・ガ、
俺:?
男:ガーン・・・・・・ なんちって・・・。
俺:・・・け、結構余裕ですね・・・。
男:ええ、まあ・・・。

聞けば酒も煙草もやらないというのに、なんとも不憫な巡りあわせであった。
ただ、衝撃的な事実を告げられても、この歳でこれほど冷静なのにも驚いた。

277 :名無し職人 投稿日:2008/08/25(月) 22:45:37

男:ああー、参ったな。
俺:・・・
男:あの、入院とか治療の開始とか、すぐ始めないといけませんかね?
俺:ええ、それはもう。すぐにでも取り掛からないと。
男:うーん。一ヶ月待って頂けないですか?
俺:何かあるのですか?
男:母親が、来月楽しみにしていた旅行があるんです。俺がこんなんだって知ったら、とても
安心して行けないでしょうし。
俺:そうですか。ですが猶予もそうないのが現状です。
男:ですよねえ。参ったなあ。そういや、再来月は父親の誕生日なんですよ。
俺:・・・

278 :名無し職人 投稿日:2008/08/25(月) 22:49:48

男:参ったな、ほんと、参った・・・。時間全然足りないですよ。まだ、親孝行してないんですよ。

段々と声が震えてくる。

男:両親に、いつか生でオーロラ見せてやるって約束したんですよ。このまんまじゃ、孝行どころか
最悪の親不孝者じゃないですか・・・。

他にも、兄弟にああしてやりたかった、友人にこうしてやりたかった、職場で迷惑かける、
など、自分の身の上よりも、あくまで周囲への迷惑が申し訳ないと悔やんでいた。
最後の方は泣き崩れてしまった。

こんな状況ですら、他人の事ばかり考えられるような若者が、どうして死を目前とせねば
ならないのだろうか。
どれだけ体験したって、決して慣れるもんじゃない。
そして、こんな若者一人救えない俺の不甲斐無さに、一緒に泣いてしまった。

[コピペ]切ない

8 名無しさん@全板トナメ参戦中 2008/06/15(日) 18:41:12
 
4年くらい前だけど、ケガしたスズメを拾って治療したらそのまま家にいついちゃって
何故かオレの机の上に小さい虫やら葉っぱ?をせっせっせと外から運んでは置き始めて
あまりにもそれが激しいかったので窓からスズメが出入り出来ないようにしたら
それも止まったがスズメの姿も見なくなってしまった。

それから2、3日たった日、オカンの「スズメが死んでるよ・・・」の声が庭から聞こえたので
行って見ると、庭にある物置と台のスキマで小さく丸くなって死んでる。
そのスズメの周りには干からびた虫の死骸と葉っぱがあって
スズメの姿を見たとたん涙が出そうになったオレはしかし、オカンの手前
はずかしさもあってぶっきらぼうに「後でオレ埋めるから」とだけ言って
部屋にすぐもどった。オカンは何も言わなかった。
オレは部屋に戻って鼻水垂らしながら泣いた。

[コピペ]トリビア,[コピペ]切ない

284 名前:おさかなくわえた名無しさん 投稿日:2007/11/08(木) 23:07:18

我々は、新井がなぜ、泣きながらFA宣言したのかという疑問を解決するため、広島へ向かった。
小汚いコンクリートがむき出しの球場
貧乏臭いうどん屋
「まだ日本に、こんなところがあったのか……」
思わず口にした言葉に、同行した上司から、失礼だと、とがめられた。
淡泊にポップフライを打ち上げる1番打者
試合中に絶叫しながらベースに土をかける監督。
一心腐乱にスクワットする観客達。この世のものとは思えない奇妙なマスコット。
投げるたびに炎上するリリーフエース
マスコットガールを雇えず強制労働させられる犬

選手たちは、よそ者で身なりの良いジャイアンツの選手をするどいまなざしで
監視するように見つめている。
ブロードバンドだの、光ファイバーだの、デジタル家電だので、
近未来的生活に浮かれていた我々は、改めて、このチームの現状を噛み締めていた。
ボロくずのような球団事務所に、老いた社長が一人。我々を見るなりすべてを悟ったのか、涙ながらに 
「新井が申し訳ありません」 と、我々に何度も土下座してわびた。
我々は、この時、初めて、新井を許そうと思った。
誰が悪い訳ではない。 このチームの貧しさが、すべて悪かったのだ。

我々は、球団社長からもらったカープうどんを手に、打ちひしがれながら、東京へと帰路についた。

【参考】
■新井貴浩 – Wikipedia

[コピペ]切ない

796 名前:鱆サン ◆TAKO/PnX/g 投稿日:2007/09/14(金) 00:34:43

彼女と知り合って何年も経つ。“友達”という関係はもう卒業したかった。
女友達の中でも特別だった、いや友達とは思ってなかった。最初から好きだった。

「大事な話がある」 そう呼び出した。
告白するためだ。でも不安と緊張で食事どころではない。

「それで、話って何? …何かあったの?」
切り出したのは相手だった。これは何かの相談と思われてしまっているのか?
この質問じゃ告白も何もない。せめて軽く探る事でも出来ればいいのに。

「あぁ、…好きな人が居てな…?」
「…それはお前の事だ」と繋げれればいいが、相手の反応次第だ。
しかしこれじゃあ恋愛相談だ。何だか虚しかった。

「そうなんだ~!!ねぇ、誰? 私の知ってる人?」
思いっきり明るく言われた。やっぱり俺の事は友達でしかないのか…。
そうなると、自分の気持ちを悟られずにこの会話を終わらせる事の方が重要だ。
好きな人に好きな人の相談するなんて…

「おぅ。まぁ、それは言えないなぁ~」
なんかもう…今日は告白しに来たのに何言ってるんだろう。馬鹿みたいだ。

「ラストオーダーになります、いかがなさいますか?」
まるで救いの手のように店員が来てくれた。これに乗じてこの話しはなかった事に出来る。

「じゃあ、出ようか?」そう言った。 ほとんど相手と同時だった。

こんな風に…同じ気持ちになってくれたらいいのに。

797 名前:鱆サン ◆TAKO/PnX/g 投稿日:2007/09/14(金) 00:37:39

彼と知り合って何年も経つ。“友達”という関係はもう卒業したかった。
男と女に友情はないと思ってる。だから友達とは思ってなかった。最初から好きだった。

「大事な話がある」 そう呼び出された。
きっと告白してくれるんだ。でも期待と緊張で食事どころじゃない。

「それで、話って何? …何かあったの?」
切り出したのは私だった。早く言って欲しい期待がそう言わせていた。
この質問で、せめて軽く探る事でも出来ればいいと思った。

「あぁ、…好きな人が居てな…?」
期待した分だけ反動が来た。これは恋愛相談だ。何だか虚しかった。

「そうなんだ~!!ねぇ、誰? 私の知ってる人?」
思いっきり明るく言った。やっぱり私の事は友達でしかないみたいだ…。
そうなると自分の気持ちを知られないようにこの会話を終わらせる事の方が大事だ。
好きな人から好きな人の相談されるなんて…

「おぅ。まぁ、それは言えないなぁ~」
なんかもう…今日は告白されると思って来たのに何聞いてるんだろう。馬鹿みたいだ。

「ラストオーダーになりますが、いかがなさいますか?」
まるで救いの手のように店員が来てくれた。これに乗じてこの話しはなかった事に出来る。

「じゃあ、出ようか?」そう言った。 ほとんど相手と同時だった。

こんな風に…同じ気持ちになってくれたらいいのに。