アカデミー賞受賞作『FLOW』は、言葉のない世界で猫と動物たちが織りなす壮大な冒険アニメ。あらすじ・キャスト・配信情報を徹底解説

Flow:ネタバレなし感想
無料ツールを使った革新性、あまりの評判の高さとオスカー受賞で話題の本作。
アニメ表現としては野生の島のロズが凄すぎたせいなのか、それほどは心動かされず。
擬人化しないまま賢過ぎる行動をする動物たちのリアリティラインの違和感が最後まで気になりましたが、ゴールデンレトリバーのバカさと優しさ加減はとっても良く表現されてました。
ストーリーの起伏がないタイプの、普通に良い映画でした。
映画「Flow」:予告
Flow:作品詳細
製作年:2024年 公開日:2025年3月14日 製作国:ラトビア・フランス・ベルギー
上映時間:85分 ジャンル:アニメーション/SF/冒険/ドラマ 配給:ファインフィルムズ
Flow:スタッフ
- 監督・脚本・製作・編集・音楽:ギンツ・ジルバロディス
- 音楽:リハルズ・ザリュペ
- 製作会社:Dream Well Studio, Sacrebleu Productions, Take Five
Flow:あらすじ
世界が大洪水に包まれ、街が消えゆくポスト・アポカリプスの世界。森で暮らす1匹のダークグレーの猫は、洪水に流されて居場所を失い、流れてきたボートに乗り込む。ボートには犬、カピバラ、キツネザル、鳥など様々な動物たちが乗り合わせていた。
言葉を持たない彼らは、危機や困難、想像を超える出来事に直面しながらも、時に運命に抗い、時に流され、少しずつ友情と絆を育んでいく。
やがて彼らは、それぞれの個性や本能をぶつけ合いながら、新たな世界への希望を胸に、果てしない水上の冒険へと旅立つ――。
Flow:解説
『FLOW』は、ラトビア出身のギンツ・ジルバロディス監督による長編アニメーション第2作。
前作『Away』で世界的に注目されたジルバロディス監督が、5年の歳月をかけて40~50人のインディペンデントなスタッフと共に完成させた。
人間が消えた洪水後の世界を舞台に、1匹の猫の旅路と、ボートで出会った動物たちとの交流・冒険を描く。
本作はセリフが一切なく、動物たちの鳴き声と音楽、映像のみで物語が進行する。
猫、犬、カピバラ、キツネザル、鳥など多様な動物たちがリアルな挙動と個性で描かれ、言語や文化を超えた普遍的な感情体験を提供する。
2024年カンヌ国際映画祭「ある視点」部門選出、アヌシー国際アニメーション映画祭4冠、ゴールデングローブ賞アニメ映画賞受賞、アカデミー賞長編アニメ映画賞受賞など、インディペンデント作品としては異例の快挙を達成。Blenderなどオープンソースソフトを駆使し、低予算ながら圧倒的な映像詩と没入感で世界中の映画ファンを魅了している。
Flow:ムービーウォッチメン 宇多丸 評論
【前編】宇多丸『Flow』を語る!【映画評書き起こし 2025.3.27放送】 | TBSラジオ https://www.tbsradio.jp/articles/94333/
映画「Flow」:関連サイト
- 公式サイト:https://flow-movie.com
- 映画.com:https://eiga.com/movie/102556/
- Filmarks:https://filmarks.com/movies/118603
- IMDb:https://www.imdb.com/title/tt10501214/
- JustWatch https://www.justwatch.com/jp/%E6%98%A0%E7%94%BB/flow-2024
- 【解説】『Flow』黒猫が“他者”を受け入れるまでの冒険|CINEMORE https://cinemore.jp/jp/erudition/3905/article_3906_p1.html
- 『Flow』空と海と大地を駆け抜ける猫たち “人類”不可視の映像体験が病みつきになる|Real Sound|リアルサウンド 映画部 https://realsound.jp/movie/2025/03/post-1968906.html
- 映画『Flow』は何がスゴい? アニメのプロが解説。宮崎駿『君たちはどう生きるか』との共通点とは? 評価&考察レビュー | 映画チャンネル:https://eigachannel.jp/movie/121762/
Flow:配信
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