映画『青い春』のあらすじ・キャスト・見どころを紹介。松田龍平主演、松本大洋原作の青春群像劇

先日酒場で激推しされたので観てみました。
松本大洋らしさ全開のカットがめちゃくちゃカッコよくて、学校(特に男子校)の閉塞感と絶望感とバカバカしさ、青春の苛立ちを全開に押し出した傑作青春群像劇でした。
若かりし松田龍平さんと新井浩文さんが抜群に良かったです。ミッシェル・ガン・エレファントによる劇伴と挿入歌も完璧でした。
原作未読なのでこれから読んでみようと思います。
青い春:予告
青い春:作品詳細
製作年:2001年 公開日:2002年6月29日 製作国:日本
上映時間:83分 ジャンル:青春ドラマ 配給:ゼアリズエンタープライズ
青い春:キャスト・スタッフ
- 松田龍平(九條)
- 新井浩文(青木)
- 高岡蒼佑(雪男)
- 大柴裕介(木村)
- 山崎裕太(大田)
- 忍成修吾(吉村)
- 竹永善隆(江上)
- 仲島武士(堀)
- EITA(オバケ)
- 塚本高史(野球部の1年)
- 山中零(レオ)
- 鈴木圭(タロウ)
- 三浦アキフミ(セブン)
- 鬼丸(鈴木)
- 渋川清彦(他校の番長)
- KENTA(水口)
- マメ山田(花田先生)
- 小泉今日子(さぼーる/おばちゃん)
- 又吉直樹(シンナー中毒の学生)
- 監督・脚本:豊田利晃
- 原作:松本大洋「青い春」(小学館)
- 製作:三宅澄二、山下暉人、日下部孝一、仁平幸男、豊忠雄
- プロデューサー:宮崎大、小林智浩
- 撮影:笠松則道
- 音楽:上田ケンジ、THEE MICHELLE GUN ELEPHANT
- 配給:ゼアリズエンタープライズ
青い春:あらすじ
男子校・朝日高校の3年生となった九條とその仲間たちは、屋上で伝統の「ベランダゲーム」に興じ、危険な根性試しで学校を仕切る者を決める。しかし、勝者となった九條はそのことに全く興味を示さない。
進学や就職といった現実が迫る中、彼らは日常の閉塞感や将来への不安、仲間との微妙な距離感に揺れながら、自分なりの答えを見つけようともがき始める。
男子校という限定された空間で、若者たちの不安定な心情や衝動、そして大人になりきれない“青い春”の一瞬を、静かでありながらも鮮烈な映像と音楽で描き出す。
暴力や反抗、友情や孤独など、誰もが一度は経験したような青春の苦味と切なさが、観る者の心に強く残る作品である
青い春:解説
『青い春』は、漫画家・松本大洋の短編集を原作に、豊田利晃監督が脚本も手がけて2002年に公開された青春映画である。主演は松田龍平。共演には新井浩文、高岡蒼佑、大柴裕介、山崎裕太、忍成修吾、塚本高史、EITAら、当時の若手実力派俳優が集結している。
監督の豊田利晃は、自身の男子校経験をもとに、男子校特有の閉塞感や若者たちの心の揺れ、集団心理をリアルに描き出した。原作の「しあわせなら手をたたこう」を中心に、複数エピソードを脚本化し、松本大洋作品の初映画化に挑戦した。
音楽にはTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTの楽曲が多用され、作品の空気感を一層際立たせている。キャスト陣は、等身大の高校生としてのリアリティと危うさを体現し、観る者に強い印象を残す。
本作は、青春の不安定さや暴力性、仲間との絆や葛藤といった普遍的なテーマを、独自の映像美と音楽で昇華した、邦画青春映画の傑作として高く評価されている
青い春:関連サイト
- 公式サイト:http://www.cinemarise.com/theater/archives/films/2002005.html
- 映画.com:https://eiga.com/movie/1259/
- Filmarks:https://filmarks.com/movies/2503
- JustWatch:https://www.justwatch.com/jp/%E6%98%A0%E7%94%BB/qing-ichun
- IMDb:https://www.imdb.com/title/tt0309291/?ref_=fn_all_ttl_1
- 松田龍平、『青い春』は自分にとってリアルな“青春”。豊田利晃監督との再タッグに感慨 | MOVIE WALKER PRESS https://press.moviewalker.jp/news/article/161059/image934719/
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