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俺の父親は昔、さんまさんを嫌っていた。

254:名無しさん@涙目です。:2011/08/28(日) 06:52:03

俺の父親は昔。さんまさんを嫌っていた。
半端なく嫌悪していた。
その父親が、脳出血で倒れて、半月ほど意識不明で、生死の境を彷徨って、
目を覚ました。が、左半身は麻痺して、自殺も出来ない寝たきりの状態となった。
家に帰ってきても笑うことが無くなり、泣きながら「死にたい」「殺してくれ」
と頼むようになってきた。そんな言葉を聞く日々が過ぎ。ある日、帰宅すると
玄関まで大きな笑い声が聞こえてきた。驚いたと同時に走って父親のいる部屋の戸を開けた。
ベッドの上、テレビを観ながら、動かせる右手で自分の頭を掻きながら
「さんまは、しょーがねーなー」と言って大笑いしていた。驚いた。

テレビには、さんま御殿が放送されていたから。
俺にとっては衝撃的なシーンが目の前に在った。
そんなことがあって以来、父親の頼みは一切、消え失せた。
寝たきりのままの状態は変わらないが、
何かが心の中で変化したようで、力みが消えたように、笑うようになった。
だから俺は、どんなことがあっても、明石家さんまさんの味方で在り続ける。