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実家から引越しを手伝いに来てくれた姉

640:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2005/05/26(木) 21:42:58

大学生のとき、一人暮らしのアパートを引っ越すことになった。
友人数人と、電車45で分ぐらい離れた実家から姉が手伝いに来てくれたのだが、
なぜか姉はデカイ荷物持参。「?」と思いつつ作業を開始し、昼飯時。
コンビニや食べ物屋に行くのも大変な田舎のこと。
しかし俺は見栄はって、仕出屋に寿司の出前を頼んでおいた。友人らには大好評。
夕方前には引越し終了。新居でひとまず落ち着いて、友人らも帰っていった。
が、最後まで残っていた姉が、例のデカイ荷物をもったまま帰ろうとする。

「引っ越し祝いか何かじゃないのか?」

と問い詰めても言葉を濁すばかり。
じれったくなってむりやり荷物を奪い中身を見ると――大量のオニギリだった。

「引越しで台所も片付けてるし、みんなお昼に食べるものないだろうと思ったんだけど……。
すごいお寿司とか出てきたから、出しにくくなっちゃった」

恥ずかしそうに苦笑する姉。俺は泣きそうになった。
もちろんそのオニギリは全部ひきとって、ラップにくるんで冷凍保存し、
一週間かけて全部食べた。最高にうまいおにぎりだった。