洗脳されて半監禁
自分の過去告白系のネタがとても好きです。
いつも思うのですが、やっぱり大変な目にあった人や、大変なことをしでかした人っていうのは
誰かにそれを言いたくなる衝動に狩られるんでしょうか。
ずっと心に溜まっていることを吐き出したい
エネスレを読んでて思い出したけど、以前完全に洗脳されてて半監禁状態に陥った
ことがある
北九州とか尼崎ほどではないとはいえ、助けてくれる人がいなかったら私も危なかった
かも知れないと今でも思う
28:名無しさん@HOME:2013/01/05(土) 20:48:57
前スレ864です
もう10年も前のことだけど、自分の馬鹿さ加減につくづく呆れ返るし、親にも迷惑を
かけたのでもう実家に帰れない
だけど生きている限りはいつか不始末を償えると信じて暮している
とても長くなるけど、まとめているので読んでくれると嬉しい
34:名無しさん@HOME:2013/01/06(日) 10:34:42
まず、叩かれるかも知れない箇所があるのは重々承知してる
だけどあった事実を全て書くことにする
ただ、個人を特定されることだけは避けたいので、年齢のみがそのままではない
10年前、とにかくお金が欲しかった
その頃はまだ実家にいたんだけど、自立して生活する為の資金を稼ぐ為に一念発起して
川崎に行った
川崎で何をしたかというと、ソープ勤め
最初の2週間で慣れない仕事に体調を崩し、風邪をこじらせてしまったけど勤め始めた
ばかりなので休むことが出来なかった
4月に入って数日の休みを貰えたので実家に帰ることにしたんだけど、途中の新幹線で
体調悪化、実家に辿りついた時には身動きするのも困難になっていた
そのまま入院、診断は肺炎に胸膜炎を併発していて一時は危なかったけど、一ヶ月半
入院して何とか持ち直した
その後、しばらく自宅療養してから7月に仕事に復帰
親には仕事内容を言わないまま、再び川崎へ
ああ、もうこんな書き出しを見ると僕はもうダメです。大好物です
詳細は以下より
洗脳というと、ずっと前に書いた記事を思い出しました。こちらもオススメです。
自己啓発セミナーの恐怖 – 洗脳体験(当サイト内)
35:28:2013/01/06(日) 10:36:04
その頃、ソープの社長の息子が何かと声をかけてきて色々と物をくれたり優しくして
きたので、何とかなるかという軽い気持ちだった
こいつが全ての元凶
付き合おうとも言われたけど、全く好きなタイプではなかったので断りつつもずるずる
関わってた
そのうちに、指名を伸ばす為とか理由をつけて向こうの方から積極的に近付いてきて、
立場上断ることも出来ずに言いなりになるしかなかった
当時住んでいたのはソープの寮だったんだけど、家賃が上がった、滞納する前に払え
などど言われて疑うこともなく支払っているうちに額が増えていく
そうこうしているうちにあれがこれがと理由が増えてきて、実家に数十万送って貰う
ことも何度かあった
一体何がどうして支払いが増えているんだろう、とも考えたけど、時には脅されたり
したので怖くて逆らえなくなってた
その果てに、様々な金融会社から借金をさせられ、あっと言う間に数百万に膨れ上がる
ソープもその頃には稼げなくなっていて、店を何度か代わったりして、住む場所も
そいつとその妻の住む部屋に転がり込む形を取らされた
36:28:2013/01/06(日) 10:37:01.45 0
奴の妻はまだ20代前半の若い女性で、病院経営の親がいると言ってた
見るからに私以上に世間知らずで金目当てに奴が近付いたのは明らか、とはいえ特に
彼女に対しては何とも思わず、ただひたすらどうしてこんなことになったのかと自分の
浅はかさを呪ってた
休みの日は奴が朝からずっと電話ボックスで拾ってきたチラシや雑誌からあらゆる
金融会社や闇金に電話しまくって、お金を借りさせられた
例に漏れず、奴は相当ずる賢く、また口もやたら達者だったので、何かが原因で私が
不始末をして、その尻拭いをしているから大金が必要だということを執拗に言い聞かせ、
そのせいでどんどん全てが自分のせいだと思うようになっていた
その頃には暴力や恫喝も始まっていたので、怖くて機嫌を損ねないようにするのが
精一杯になってた
奴はよく私をクズ、バカと罵っては蹴飛ばし、叩き、笑っていたけど、もう何が何だか
正常な判断のつかなくなっていたので、黙って耐えるしか出来なかった
38:28:2013/01/06(日) 10:48:00
奴は川崎に拠点のある組の幹部だと吹いていた
もちろん信じてはいなかったが、信じている振りをしないと殴る蹴るされるので黙って
頷くしかなかった
警察も自分たちとグルだから下手なことはするな、何も言うな、何かしたら殺すと
しつこくしつこく言われて、脅されて、信じてはいなかった筈なのに次第に洗脳されて
頭がおかしくなりそうだった
11月になって、奴が実家から150万を引き出せ、それはお前の借金を返すのに必要な
ものだと脅されて嫌々ながら奴やその妻ともども実家近くの温泉宿に泊まり、翌日
実家に行って両親を嘘で説得して150万を振り込んで貰った
これで何とか一安心、と思ったのも束の間、その足で二人と一緒に京都や沖縄に連れて
行かれて観光をさせられた
タクシーの中や居酒屋の中で、突然機嫌が悪くなってこんな気分にさせるお前が
悪い、謝れ、土下座しないとお前の借金を清算してやろうとしてやってる俺はもう
手を引くと脅されて奴隷のように扱われた
気まぐれに機嫌が悪くなって私を罵倒するのは、その頃には当たり前のようになっていた
地獄のような旅行のあと、私だけ一人で返され、奴が飼っていた躾のされていない
犬の世話をする羽目になった
奴らがいないだけ静かで少しは楽しく、その間は心から笑えてた
39:28:2013/01/06(日) 11:00:41
奴らが旅行から帰って来た頃、一緒に公正証書を作りに行かされた
私が奴に数百万もの借金があるという旨の
それを2通作って、借金は絶対に返せ、金がなければ実家から取れと脅され、
一度大金を引き出せたことに味をしめて再び実家からの無心を強要された
その頃にはもうソープも辞めて、より割のいいちょんの間で働くようになって
いたけど、店のママがあいつには気をつけろ、稼いだ金は何割か隠しておけと
アドバイスされた
ママは居酒屋もやっていて、奴は妻と二人でよく通ってたけど、私が変なことを
言い出さないように、恫喝し、足がどす黒く腫れ上がるほど蹴ったりしてた
もうそうとう頭がおかしくなっていた私は、精神的に参っているという演技を
して周囲にそれとなくアピールを始めた
少しして、ママが気付いた
まだ治っていなかった足の腫れも蹴られたものだと察して、根気良く奴に言われた
ことを聞き出し、全部が嘘だと気付かせてくれた
その上である夜、奴らの部屋に行って説得を繰り返してようやく私は解放された
借金は丸ごと残ったけど、それは返せばいいことと笑ってくれた
40:28:2013/01/06(日) 11:06:46.91 0
公正証書もママが取り返してきた
どうやら奴は組の者を名乗って私と一緒に再び実家から金を吸い出す気満々だった
ようで、ヤクザ風の調髪にしてたと教えてくれた
それから
私はママの店で働き、何とか借金は完済してから店を辞め、派遣会社に登録して別の県へ
行った
今でもそこで普通に働いて堅実に暮らしてる
リーマンショックで派遣切りにも遭ったけど、何とか身を持ち崩すことなく普通に生きて
来られているのは全てママのお陰
感謝しているけど、連絡手段がなくなったのでもう伝えることが出来ない
実家の両親にもいまだ合わせる顔がない
でも、頑張っていればいつかはと思ってる
以上、バカな女の身の上話でした
42:28:2013/01/06(日) 11:33:17.61 0
馬鹿だったね
生きていられるだけ幸せだと本当に思うよ
10年前といえば北九州の事件で生き残った女の子が脱出した頃と重なってる
ほぼ同じ時期だっただけに、奇妙なものを感じてはいる
私利私欲の為なら人を踏みにじっても平気な連中は、一定層いるんだなとつくづく
思い知らされた
奴の妻が今どうなっているかは時々考えるけど、最悪パターンしか答えは出ない
私のように助けてくれる人がいたらいいんだけど
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