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スナック刑事物語 episode4 – 街のネオンとビールと上司

2013/01/23

スナック刑事物語
先日、出張中のスナックさんより電話がありました。そこで驚愕の事実が。

スナックさんはここをチェックしていますた(泣

怒るのかと思いきや、そこは温厚なスナックさん、笑って許してくれました。めでたしめでたし、というわけで、

早くも第4弾です。エピソード1を読んでない方、スナックさんとは一体?という方はこちらからどうぞ



スナック刑事物語 episode4 – 街のネオンとビールと上司


その日スナックさんは上司に呼ばれた。一杯飲みながら話があるという。

もう仕事を切り上げようとしていた矢先の出来事だった。

何故呼ばれたのか、検討もつかない。
上司はどうやら飲み屋を予約しているようで、断るに断れない。

スナックさんは焦った。その日は楽しみにしていた合コンの日だったからだ。その時間、本当なら合コンの席で自己紹介をしているはずなのに、どこでどう間違ったのか、スナックさんは


上司と二人きり寂しく乾杯をしていた


一刻も早く帰らなくてはいけない。スナック刑事たるもの合コンを疎かにはできない。ここは上司の話を手短に終わらせてさっさと合コンに向かうしかなかった。

上司
「スナックくん、君には悩みがあるのかね?」
「は?」

わざわざ呼び出して「悩みはないか?」とは一体何事なのか?スナックさんにはさっぱり思い当たるフシはなかった。

「い、いえ・・・一体どうしてですか?」
上司
「いやな、君が毎日遅刻して来るのはきっと悩みがあるからだと踏んだのだが」
「ん?・・・・・」

スナックさんお得意のちょっと聞こえませんよ風ごま
かし
だ。都合の悪い事は今まで何でもこれで切り抜けてきたのだ。

誤魔化しながらもスナックさんは心底慌てたという。というのも、この頃のスナックさんは会社を約8割の確率で遅刻していたからだ。

スナックさんの一日は

朝遅刻 ⇒ 夜帰宅 ⇒ コンビニ弁当withビール ⇒ プロ野球ニュースwithビール ⇒ フロ ⇒ ビール ⇒ ビール ⇒ ビール ⇒ (中略) ⇒ 寝坊

というルーチンを欠かした事がないからだ。

スナックさんは合コンに間に合わせることを最優先に考えた。段々上司もイライラしてきた。この、上司との2ショット状態では適当に誤魔化す事はできない。正直に、正直に・・・

上司
「で、どうなんだ?」
「ん?・・・え・・・あ・・・」
上司
「はっきり言いなさい」
「悩みはないんですが・・・強いて言うなら・・・」


朝起きれないのが悩みなんです!


上司
「!・・・・・・」

このとき上司は開いた口が数分間塞がらなかったという。

しかしまさに「目からウロコ」の発言である。後に語り継がれる名言である。

朝起きれないのが悩み

遅刻の言い訳としてはこれ以上のものはないであろう。

スナックさんは上司の説教ものらりくらりと逃れ、合コン会場へと急いだ。携帯で友人たちに電話するも、

誰も連絡がつかない。

どうやら電波が届かないお店のようだが、事実は定かではない。スナックさんは焦った。これでは折角の合コンが・・・もう二次会から参加でもいいやとの妥協案を自分の中で発足させているスナックさんに更なる衝撃の事実が襲った。

合コンの場所がわからない・・・

何度電話しても繋がらない。小一時間リダイアルするも繋がらず。一週間前から楽しみにしていた合コンだったにもかかわらず、泣く泣く諦めるしか他に方法はなかった。

どこまでもツイてないスナック刑事(泣

その夜は福岡天神の街のネオンがやけに眩しかったという。
行き交う人は全て幸せそうに見えたという。
スナックさんはバス停留所の前のコンビニで大量のビールを買い込んだ。
そして帰りのバスの中で飲んだ。

ちょっぴり泣いた。

スナック今日も収穫無し!

後日談


合コンに参加した友人によると、その日は盛り上がりすぎてスナックさんに連絡するのをすっかり忘れていたという。
また、スナックさんの名誉の為に付け加えておくと、本当に電波が届かない地下のお店だったということだった・・・

どっちにしろツキに見放されてます(泣

スナック刑事物語もくじ

■episode1 – 福岡ドーム編
■episode2 – 大惨事の湯けむり情熱編
■episode3 – 飲み過ぎた合コンとプレイボーイ
■episode4 – 街のネオンとビールと上司
■episode5 – 秋田でモーニングコール