スズメバチ物語 第2話「たらい回しの、電話」
平和な我が家に突如として現れたスズメバチという名の敵。一体これからどうなるのか。刺された二人(母・弟1)の運命はいかに?!呑んだくれてる場合じゃないぞ!
それでは始まります。
たらい回しの、電話
翌日市役所の市民相談窓口(だったと思う)に電話をしてみました。
- ayu
- 「あのう。大きなスズメバチの巣がウチの敷地に出来てしまって、昨日2人も刺されて病院に運び込まれたんですが、駆除のお願いってどこにかけたらいいんでしょうか?」
- 役人
- 「え?あ、ああお宅の地域なら、○○○-○○○○にかけてみて下さい」
- ayu
- 「わかりました。ありがとうございました」
早速言われたとおり、かける。
- 役人
- 「もしもし○○地区市民課ですが」
- ayu
- 「・・・・というわけなんですが、どうしたらよろしいんでしょうか」
- 役人
- 「・・・・ええと、それでしたら市役所の市民相談窓口ですね。番号は×××-××××です」
これはなんと最初にかけた番号でした。どうして役所ってのは(以下略
- ayu
- 「ええと、そこにかけたら、市民課の窓口の番号を教えてくれたので、今かけてるんですが。」
- 役人
- 「ええ?!そんなはずは・・・」
- ayu
- 「あのですね、こちらは二人も刺されてるんです。早急な駆除が必要だと思うんです。駆除を担当してるのはどちらなのかを早急に知りたいんですよ。わかりますか?」
- 役人
- 「・・・・ワタシが今から行きます・・・」
最初からそう言ってくれよ(泣
ただ単にクソ暑い日に外に出たくなかったのではないか…
しかし相変わらずのお役所シゴト。どんな事情があるにせよ、たらい回しは相変わらずお手のものですね。あわよくば自分が出動せずに済めば、というのが見え見えな対応でした。
15分後(早!)二人のおじさんが来ました。スラックスに革靴という姿。そして片手にはアースジェットが。
あの大きなスズメバチの巣をハエや蚊を落とすのに用いるアースジェットでどうにかなるのかよ!
彼らは完全に腰が引けた状態でスズメバチの巣を覗き込みました。
- 役人A
- 「うわ!でか!」
- 役人B
- 「でかいですねえ」
だから電話したんじゃないか!(怒
- 役人A
- 「我々ではどうにもなりませんので明日もう一度担当の者を来させます」
- 役人B
- 「では失礼します」
- ayu
- 「・・・・・」
この間たったの5分。
アンタ達は一体何しに来たのですか(泣
その間にも近所の人が被害に合うかもしれないというのに・・・・
つうか初めてスズメバチの巣を見たとしか思えないリアクションでした。
この日はそれっきりスズメバチの恐怖は収まることもないまま、翌日の「担当の方」の連絡を待つしかなく、庭には一歩も出ずに過ごしました。盆休み中になんとかなるのでしょうか・・・・
ディスカッション
コメント一覧
うわー、ひどい・・・。何を駆除しようとして来たんでしょうかねぇ。「おいおい、またバカ市民がミツバチ程度で騒いでるよ」とか思ったんですかね。
こないだ実家に帰ったら、軒下に蜂の巣が出来てました。スズメじゃないと思いますが、けっこうでかかったです。うちの父ちゃんはハチ取りに行って蜂の子を食べるような人なんで、あまり気にしてないようです。
続き、楽しみにしてます。
へぇ~、役所の人が駆除に来るんですね。てっきり役所からの依頼を受けたプロの業者が駆けつけてくれるのかと思ってた(笑)。だいたい、アースジェット片手に登場した時点で終わってる・・・。
今後役所を利用するときは、ある程度心にゆとりを持たせて行くことにします。(きれそう)
>noysさん
ハチノコ!旨いのでしょうか?
>いのちゃん
役所に頼むのが一番安上がりのようです。通常の業者だと数万円とるところも・・・
>toranpoさん
是非そうしてください。僕もキレそうでした(笑