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管理人ayu

福岡市在住。エンタメ、ラジオ、音楽、ガジェット好きです。2000年頃から長いことやってます。日々の暮らしを豊かにする何かを探しております。
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悪夢のVOODOOツアー episode6「ターミナルカフェ~元祖長浜」

日記

ホントはこんなはずじゃなかった・・・

説明不要(ということにさせて下さい)のVOODOOツアー。管理人のテンションの下がり具合とは裏腹にどうも随分沢山のヒトが楽しみにしているらしいです。完結まであと少し!
いつものように、何だこりゃ?って方はプロローグ編からどうぞ。一度読んだ方も読み返すと一層面白いかもしれません。
コダ君のサイトでも同時進行で更新されています。
それではepisode6!どうぞ。

クチのなかキモチワルイ。

そう言い残して席を立つコダ君。一体なにをしようというのか!
慌てる一同。そう、彼は油性ペンで顔に絵画を描かれていたままトイレに行こうとした。まずいいくらなんでも・・・とヨシト君が止めようとしたそのとき、何を思ったのかコダくんはターミナルカフェの階段を降りてしまったのだ!

何故外へ?みんなは声もでなかったという。

ヨシ
「え?コダ君どこいったんだろ?」
トモ
「ええ?トイレじゃなかったの?」

丁度ターミナルカフェの中から外が見えた。

森口
「こ、コダくん・・・ローソンに入った・・・」
ヨシ
「・・・・ば、ばかやろう・・・」

コダ君は起き抜けに、怒涛のキモチワルサゆえウーロン茶を買いにローソンに迷わず向かってしまったのだ。

顔に沢山の落書きを蓄えて。

マコト
「やばいって!絶対怒るって!」
トモ
「ワタシドウシヨウ(にやけながら)・・・」
ヨシ
「大丈夫だよ!コダくんなれてるから!」
一同
「・・・・・(慣れてるのか?)」

何も知らないコダくんはローソンでちゃんと買い物をし、ターミナルカフェの入り口に座り込んでウーロン茶を飲んでいた。幸せそうに。その後姿はまるで戦士が束の間の休息をしているようだったという。ヨシトくんはコダくんが余りにも不憫に思えたらしく(自分がまいた種だったにも関わらず)コダくんに真実を伝えるべくターミナルカフェの入口に降りていった。

ヨシ
「コダくん!」
コダ
「なんだいヨシトくん?」

満面の笑みで顔中にペイントされた状態で振り向いたコダくんはいつもより輝いて見えたという。ヨシトくんはその余りの滑稽さに3度目のリリースパーティを開きそうになったらしい。

ヨシ
ブッ・・・実は話さなきゃいけない事があるんだよコダくん(ニヤケながら)・・・」
コダ
「・・・・もしや・・・」

その一言でコダくんは全てを理解した。このときばかりは寝キャラを一時返上、一気に目が覚めたという。

コダ
僕全然気付かなかったよヨシトくん」
ヨシ
「うん・・・・」
コダ
「沢山書かれてるねえ・・・」
ヨシ
「うん・・・・」
コダ
「これ皆でやったの?」
ヨシ
「うん・・・・」
コダ
「つうかこれでローソン行ったし!」
ヨシ
「うん・・・・」
コダ
もうローソン絶対行かねえ(怒

なんとか顔の芸術を落としたコダくん。既に放心状態に陥っていた。
そんなとき、さっきまで一緒に狂喜乱舞の祭を繰り広げていた、makoto、yumi、betty、キッチョム、そして悪行の限りを尽くしたtomoko画伯がターミナルカフェから出て来た。

トモ
「コダくんごめんねえ☆」
コダ
「あ、あ・・・・・」
トモ
じゃ、ワタシ達帰るから!うふふふふ☆
コダ
「あ・・・・トモコちゃん?・・・」

颯爽と家路を急ぐ5人。落書きはもう飽きた、アンタなんかに構っているヒマはない、つうか眠い、等という罵倒が今にも聞こえて来そうな後姿だったという。
ちなみに僕のDJが終わったのはこの頃だった。森口さんと交代してソファ席に戻ると、2度のリリースで疲弊したヨシトくんと、目は覚めているにも関わらず憔悴しきっているコダくんが佇んでいた。

ayu
「なんだか大変だったねえ。上から見てたよ」
コダ
「福岡こええすよ。もう絶対ローソン行かねえ(意味不明)」
ayu
「でも良かったよ。みんな楽しそうだったし
コダ
「僕全然楽しくないんすけど(怒)そもそもヨシトくんなんてことすんだよ」
ヨシ
「え?ああ、オレじゃないよ。それ全部トモコちゃんの仕業だから
コダ
トモコ!ぜってえ許さなねえ!つうか明日の朝一の飛行機で帰る(怒
ayu
「まあまあ、とりあえず、ビールで乾杯しようよ」
コダ
「・・・イヤダ・・・」
ヨシ
「まあまあまあまあ。コダくん、ビール呑めば気分も良くなるって」
コダ
「・・・・・・かんぱい(泣」
コダ
つうかなんでみんな眠くなんないんだよお(泣

コダくんの福岡の印象は一体どういうものに変化したのだろう。口ではフクオカサイコーと叫ぶコダくんはきっと全く違う事を考えてるに違いない。
そんなあり得ないターミナルカフェでの大騒動も終わり今日こそはラーメンを食べようと思い、森口さんと相談した。

ayu
「ラーメンどこ行きましょうか?」
森口
「一蘭も一風堂も東京にあるしね」
ayu
「僕はやまちゃんラーメンが好きなんですけど、元祖にしましょう
森口
「が、元祖ね・・・・そうするか」

元祖長浜屋

それは博多ラーメンのスタンダードであり続ける、老舗のラーメン屋だ。福岡在住ならば行った事が無い人の方が少ないと思われる、特別な存在。でも何故か一度しか行った事がない人が続出の不思議なラーメン屋だ。

福岡で「元祖」といえば、ここの他にない。店にラーメン以外のメニューはなく、チャーシュー麺や、卵入りラーメン等の軟弱なメニューは皆無だ。したがって、客は入店=注文という暗黙の了解が成立し、尚且つ、食ったら即店を出るという日本一回転率のいい店として有名だ。成年男性なら入って食って出て3分程しかかからない。

現在は食券制になっており、その回転率はついに世界一になったと言われている。恐ろしい事だ。
そして、入っているチャーシューは

どこの肉かは勿論何の肉かもさっぱり分からない

程クラッシュされたものが使用されている。毎回ドンブリに指がデフォルトで入れて持ってくる店員の首には金のネックレスが光っているという殺伐さ。
ところで、元祖長浜屋での注文はラーメンしかないと書いたが、実は注文のヴァリエーションはそこにはちゃんとある。

麺の固さ・・・、カタ、普通、ヤワ
油の量・・・・ナシ、普通、ベタ
ネギ・・・・・有、無
肉・・・・・・有、無

ここでいう生は、ただ単に湯通ししただけの麺の事をいう。
例えば麺の固さが固麺、油多めだと、

ベタカタ!

と一言だけ怖そうに見える店員さんに声をかける。このタイミングを逃し、後で「あ、今のカタでお願いします」等と言おうものなら、物凄い勢いで睨まれてしまい、店を出るまで肩身の狭い思いをしなければならない。
非常に説明が長くなったが、要は

そんなに美味くないけど、何故か行ってしまう

という意味の分からないラーメン屋だった。ちなみに観光客はまず行きません
ホントなら美味いラーメン屋に連れて行くところだが、やっぱり元祖は一度体験させてあげたかったので連れて行くことにした。
彼らは僕が事前に説明したのがホントだったことがわかり、激しく大喜びしていた。

ヨシ
「すげえ!すげえよ元祖!」
コダ
「あり得ねえ!元祖!味を濃くしすぎて良くわかんなかったけど
ヨシ
「こんな楽しいラーメン屋初めてだ。明日はベタ生喰う!
ayu
「ベタ生だけはやめといたほうが・・・」
コダ
「僕らはやりますよ。あー。目が覚めてきた!
ヨシ
「目覚めるのが遅いよコダくん(怒」
コダ
「・・・・そうだねヨシトくん(泣」

明け方の4時頃帰宅、布団の中でヨシトくんは

ヒゲが生えたコダくんの顔がちらついて全く眠れなかったらしい

2日目終了。彼らのビールは75杯にも登っていた・・・100杯まであとわずか!

TO BE CONTINUED….

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■悪夢のVOODOOツアー episode3「自宅待機」
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日記

Posted by ayu