SRサイタマノラッパー
初公開から一年半もの月日を経て、ようやくDVDが発売された
SRサイタマノラッパー
大好きな映画がまたひとつ増えました。
詳細は以下より
あらすじ
サイタマ県の片田舎で不器用にラッパーを目指す青年たちの、どこか哀しく、やがて可笑しな日々。
北関東のど真ん中、レコード屋もライブハウスもないサイタマ県北部のフクヤ市。デコボコなヒップホップグループ「SHO-GUNG」の仲間たちは、まずはフクヤ市でライブをやろうと夢見ている。
しかし現実は・・・。
主人公のイックのイック(駒木根隆介)は仕事がなく家族から邪魔者扱いされている「ニートラッパー」
親友のトムはおっぱいパブでのバイトが忙しい「おっぱいパブラッパー」
後輩のマイティは実家のブロッコリー畑で一攫千金を企む「ブロッコリーラッパー」
彼らは「病弱なタケダ先輩」らの力を借りて、自分たちの曲を作りライブをやろうとしている。
そんなある日、高校の同級生の千夏(みひろ)が東京から帰ってきた。千夏は高校を中退して東京でAV女優として活躍し、また地元に帰ってきたのだった。些細なすれ違いから、千夏のことを巡って次第にラッパーたちの夢がバラバラになっていく。やがてイックは夢をあきらめるかどうかの決断を迫られる・・・・。
劇場版予告編
PV
SRサイタマノラッパー
最初に知ったのは先日の記事にも書いたシネマハスラーから。一番信頼のおける映画評が聴けると信者のように思っている僕は宇多丸氏の
号泣メーン!
に完全にノックアウトされて、必ず観たいと思っていました。
が、最初の公開から一年あまりをかけてスタッフが興行する(しかも自費だったらしいです!)という異例(?)の上映形式により、福岡、というか西日本での上映はゼロ。やっぱり福岡って田舎だよなあ、と思う瞬間ですね。
超超低予算な映画のため、DVD化も危うい状況だとのウワサもあり、まだ観ぬ作品への想いは募るばかり。
で、ようやくDVDの発売となったわけです。長かった!
号泣メーーン!
邦画嫌いなヒト、日本語ラップ嫌いなヒトにこそ見て欲しい映画でした。
もう最初っから最後までかっこ悪さ爆発のボンクラ青春映画、どうしようもない、でも何故か好きになってしまう登場人物たちはサイコウなのです。色んな方が言ってますが、公民館でのライブシーン、ラストの焼肉屋さんでのラップは超怒涛の緊張感。素晴らしいシーンに感動です。
物語を補足する仕組みになっているサントラも素晴らしいです。作品内のエピソードが寄り深みを増します
次回作ももうすぐ公開予定です。
サイタマノラッパー2予告編
予告編を観るだけでワクワクです。福岡で上映されるのを祈るばかりですね。ムリかなあ。
映画「SR サイタマノラッパー」公式ブログ
SR サイタマノラッパー [DVD]
SRサイタマノラッパーO.S.T.
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