【ゲーム】ゼルダの伝説 ティアーズオブザキングダム が面白すぎる件
プレイヤーを信じている作品
2023/5/18 TBSラジオ「アフター6ジャンクション」の「ゼルダの伝説という伝説」という特集で、ゲームジャーナリスト、クラベ・エスラさんがゼルダの伝説シリーズのことを「プレイヤーを信じているゲームだ」と評しています。
説明しすぎない、ゼルダのプレイスタイルには「よく見ればわかる」しかけがちゃんと隠されており、試行錯誤で気づいたりすると、「俺って天才じゃね?」と思わせてくれる結果となるのが今回は更に顕著でした。
前作「ブレワイ」からやったほうが良いのか問題
ストーリー上の問題から言っても、プレイ上の問題から言っても、間違いなく前作「ブレスオブザワイルド」から始めた方が吉です。散々あるき回った同じマップに「帰ってくる」感覚は格別だと僕は思いました。ティアキンから始めると操作になれていないため、序盤は結構手こずると思います。
ただ、どちらもトータル100時間オーバーの巨大な作品であるので物理的な時間の問題があります。そんな長い時間を楽しむゲームというエンタメは良くも悪くも、やはり特殊ですね。また、ティアキンからプレイしてもちゃんとお話はわかるように作られてるため、前作をプレイせずとも楽しいことは間違いないです。
奇跡のゲーム「ティアキン」を是非プレイして欲しいです
話は変わりますが、僕が人生で最も遊んだゲームはFallout4です。未だこれを超えるゲームはないと言っても過言ではないと思っています。集めた廃材で武器や拠点を作ったりする部分など共通点も多いし、ストーリーとのバランスや選択肢はティアキンほどわかりやすいものではないけれど、物凄い完成度があり深いゲームです。今でも時々ウェイストランドに行って遊んでいます。
もちろん、名作の誉れ高いCD Projekt REDの「The Witcher3」も、世界一売れたゲームRockstar Gamesの「Grand Theft Auto V」もしかり。「あの世界で暮らすこと」が楽しく思える作り込みが尋常でないレベルで形成されており、キャラクターやNPCがまさにそこにいるかのように息づいているリアリティがオープンワールドの肝だと思います。ゲームを起動することは、あの世界に入っていくような気分になれるかどうか。それこそが名作とそうではない作品の、少しだけ違うところだと思います。
そんな名作たちと完全に肩を並べた、初めての日本製オープンワールドゲームが「ゼルダの伝説 ティアーズオブザキングダム」だと思います。任天堂の偉業は歴史に残ることでしょう。
どんどんやりたいが、クリアしたくないジレンマ。これこそが素晴らしい作品と出会った喜びと言えるのではないでしょうか。
ああ、なにも知らない状態でまたブレスオブザワイルドからプレイしたいと思ってやみません。
9/6、Bethesda Softworksから完全新作「Starfield」が発売されます。きっと恐ろしいボリュームのすんごいゲームなのでしょう。この数年、ちょこちょこはゲームしていたものの、歳を取ってこんなに続けてハマってプレイすることもあるんだなと感慨深い思いです。Starfield発売がなかったらまだハイラルで冒険してたと思います。
ハイラルとはしばらくお別れ。またいつか、ティアキンを最初からプレイすることでしょう。
(続きます)
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