20周年記念で4Kリマスター公開『リンダ リンダ リンダ』のあらすじ、キャスト、見どころを徹底解説。ザ・ブルーハーツの名曲と共に蘇る青春。

映画『リンダ リンダ リンダ』は、とある地方都市の女子高校生たちが、文化祭を目前に突如バンドのボーカルとギタリストが抜けてしまい、急遽韓国からの留学生をボーカルに迎え「ザ・ブルーハーツ」の曲をコピーしてステージに挑む青春ドラマです。友情や葛藤、成長の痛みを繊細に描き、高校生活最後の文化祭での奮闘と絆を瑞々しく表現した名作です。
リンダリンダリンダ:ネタバレなし感想
公開20周年、4Kリマスター上映で話題でしたので、改めて観てみました。
映画「カラオケ行こ」の山下敦弘監督の原点(このとき27歳だったそう)とも言える作品。とにかく4人と周囲の人々が若くて新鮮です。
今観ると、それほど猛練習してなかったり、恋愛要素は不要だなとか、思うことは色々ですが、オフビートな笑いが散りばめられ、ゼロ年代を感じる学校の風景の空気感に尽きます。沢山の良いシーンがあるのですが、ペ・ドゥナがヘッドフォンでリンダリンダリンダを泣きながら聴いてるシーンはたまりませんし、ラストのカタルシスは絶品!名作青春映画ですね。
作品詳細
原題:リンダ リンダ リンダ 製作年:2005年 公開日:2005年7月23日 上映時間:114分
ジャンル:青春ドラマ 配給:ビターズ・エンド
リンダリンダリンダ:予告
キャスト・スタッフ
- ソン(韓国人留学生・バンドボーカル):ペ・ドゥナ
- 立花恵(ギター):香椎由宇
- 山田響子(ドラム):前田亜季
- 白河望(ベース、Base Ball Bearメンバー):関根史織
- 監督:山下敦弘
- 脚本:向井康介、宮下和雅子、山下敦弘
- 音楽:James Iha
- 製作:『リンダ リンダ リンダ』パートナーズ
解説
『リンダ リンダ リンダ』は、山下敦弘監督が手掛けた2005年の青春映画で、女子高生3人が文化祭のコピーバンドに挑む姿を描いた作品です。
韓国人留学生の登場により、ギターの骨折やボーカル脱退のピンチを乗り越えながら、友情や個々の成長、異文化交流のテーマが盛り込まれています。
主演のペ・ドゥナは本作で日本でも広く知られるようになりました。公開20周年を迎え、2025年には4Kリマスター版が公開され、当時のメインキャストが20年ぶりに顔を揃えるイベントも予定されています。
青春ならではの瑞々しい感情と音楽への情熱が見どころで、ザ・ブルーハーツの名曲「リンダリンダ」を含む名曲の数々が劇中を彩ります。
あらすじ
とある地方都市の芝崎高校の軽音楽部。文化祭の数日前、ギタリストが指を骨折し、ボーカルが脱退してしまい、残されたバンドメンバーの立花恵、山田響子、白河望は途方に暮れる。
だが、偶然通りかかった韓国人留学生のソンをボーカルに迎え入れることにする。ソンは日本語が不自由ながらも必死に歌詞を覚え、ザ・ブルーハーツの楽曲「リンダリンダ」をはじめとする名曲を3日間で猛練習。
4人はそれぞれの葛藤や友情を乗り越えながら、文化祭のライブで本気のステージに挑む。雨の中でも全力を尽くす姿が感動的に描かれる。
公式サイト・関連リンク
- 公式サイト:https://www.bitters.co.jp/linda4k/
- Filmarks:https://filmarks.com/movies/9004
- 映画.com:https://eiga.com/movie/1499/
- JustWatch:https://www.justwatch.com/jp/%E6%98%A0%E7%94%BB/linda-linda-linda
- IMDb:https://www.imdb.com/title/tt0468795
SNSでの主なユーザーレビュー
文化祭3日前でギターとボーカルが抜けたバンドが、韓国人留学生ソンを加えてライブに挑む話。音楽だけじゃなく友情の成長も丁寧に描かれていて胸に響く。ぺ・ドゥナの存在感が光る名作。
ソンが日本語がまだ不自由なのに懸命に歌を覚え、みんなとの絆が深まっていく姿に感動。青春の切なさと音楽の熱さが絶妙に混ざっていて、何度見ても心が温まる。
20年前の作品とは思えない瑞々しさ。山下監督の繊細な演出と4人の俳優の自然な演技が魅力。ザ・ブルーハーツの曲も最高で、音楽ファンにもおすすめです。
友情の芽生えと葛藤、音楽に込めた情熱がリアルに伝わる。舞台裏のリアルな練習風景も、彼女たちの日常感も魅力的。久しぶりに見返してまた泣いた。
4Kリマスターのおかげで画質も良くなり、昔見た時の感動が蘇った。高校生活の甘酸っぱさと、バンドメンバーの成長物語がじんわり心に残る作品です。
















ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません