WEAPONS / ウェポンズ:全米大ヒットホラー。深夜2時17分、17人の児童が同時失踪。ザック・クレッガー監督作

全米で大ヒットを記録した『WEAPONS / ウェポンズ』は、深夜2時17分に17人の児童が一斉に失踪する謎の集団事件を中心に展開するミステリーホラー。『バーバリアン』で一躍注目された鬼才ザック・クレッガーが監督・脚本・製作を手掛け、登場人物それぞれの視点でストーリーが構成される革新的な映像表現が特徴。ジョシュ・ブローリン、ジュリア・ガーナーら豪華キャストが織りなす人間ドラマとホラーの見事な融合。Rotten Tomatoes批評家スコア93%、観客スコア86%を記録し、世界中で考察合戦が繰り広げられている考察型ホラーの傑作です。
WEAPONS / ウェポンズ:ネタバレなし感想
謎の多い事件発生から群像劇的にそれぞれの視点で徐々に語られる真実と、中盤あたりで「ああ、そういう話!」と繋がっていく辺りがとても秀逸な脚本。
この手の作品で疎かになりがちな「理由」と「解決」が割と納得いくものになっており、時にはユーモラスにも見えるジャンプスケアに頼りすぎないホラー演出が好感持てる傑作スリラーでした。
ネタバレなしでの鑑賞がきっと楽しめると思います。
WEAPONS / ウェポンズ:作品詳細
原題:WEAPONS 公開日:2025年11月28日 製作国:アメリカ 上映時間:128分
ジャンル:ホラー/ミステリー 配給:ワーナー・ブラザース映画
WEAPONS / ウェポンズ:予告
WEAPONS / ウェポンズ:キャスト・スタッフ
- ジョシュ・ブローリン(アーチャー)
- ジュリア・ガーナー(ジャスティン)
- オールデン・エアエンライク(ポール)
- オースティン・エイブラムズ(ジェームズ)
- ケイリー・クリストファー(アレックス)
- ベネディクト・ウォン(マーカス)
- エイミー・マディガン(グラディス)
- 監督・脚本・製作:ザック・クレッガー
- 撮影監督:ラーキン・サイプル
- 美術監督:トム・ハモック
- 衣装:トリッシュ・サマービル
- 編集:ジョー・マーフィ
- 音楽:ライアン・ホラデイ、ヘイズ・ホラデイ、ザック・クレッガー
- 製作:ロイ・リー、マリ・ユーン、J・D・リフシッツ、ラファエル・マーグレス
- 製作総指揮:ミシェル・モリッシー、ジョシュ・ブローリン
WEAPONS / ウェポンズ:あらすじ
静かな郊外の町メイブルック。ある水曜日の深夜2時17分、突如として17人の子どもたちが同時にベッドから飛び起きて家を飛び出し、暗闇の中へ消えていく。消息を絶ったのは、同じ学校の一つの教室の生徒たちだけだった。なぜ彼らだけが、どうして同じ時刻に、一体何のために姿を消したのか――その謎は深まるばかり。疑いの目を向けられた担任教師ジャスティンは、残された手がかりをもとに事件の真相に迫ろうとするが、この日を境に町で相次ぐ不可解な事件は次第にエスカレート。やがて町全体が狂気に包まれ、人間不信と恐怖が渦巻く中、衝撃の真実が徐々に浮かび上がっていく。物語は複数の視点から描かれ、登場人物ごとに異なる章で展開し、視聴者は謎解きの過程で幾度も予想を裏切られることになる。
WEAPONS / ウェポンズ:解説
本作の最大の特徴は、その緻密で計算された構成と予測不能なストーリーテリングにある。ザック・クレッガー監督は脚本執筆時に先々の展開をあえて決めずに執筆を開始したと語っており、その手法がもたらす不確定性と不気味さが作品全体を貫いている。登場人物それぞれの視点から事件を眺めることで、同じ出来事が全く異なる意味を持つことになり、観客は真実が何かを常に問い直させられる。
ジョシュ・ブローリンは、子どもたちの失踪に直面する親アーチャーを、内なる怒りと困惑を秘めた複雑な感情で演じた。ジュリア・ガーナーは、疑惑の矢面に立つ教師ジャスティンを、揺らぎながらも信念を失わない女性として見事に体現。オールデン・エアエンライクは元恋人にして警官ポールを、道徳性と人間的な弱さの狭間で葛藤する男として表現した。エイミー・マディガンは、事件の鍵を握る謎の存在グラディスを神秘的かつ危険な女性として演じ、その役柄でゴールデングローブ賞で助演女優賞にノミネートされている。
映像は、モキュメンタリーのような手法を採用し、スタイリッシュかつ不安定なカメラワークで観客をシーンに引き込む。撮影監督ラーキン・サイプルは、明るい郊外の風景と不気味な恐怖のコントラストを巧みに表現し、日常の中に潜む狂気を視覚化している。編集者ジョー・マーフィーは、複数の時系列を交錯させることで、観客の理解を常に一歩先に導く。音楽はホラーの常套句を避け、時にユーモラスに、時に不穏に機能し、作品に独特の雰囲気をもたらす。本作はホラーというジャンルの枠を超え、社会ドラマとしての深みも備えており、家庭内の問題、学校における権力関係、大人と子どもの距離感など、現代社会の複雑な課題を映し出している。
WEAPONS / ウェポンズ:関連サイト
- 公式サイト:https://www.warnerbros.co.jp/movie/c8r-63sq936
- 映画.com:https://eiga.com/movie/104442/
- Filmarks:https://filmarks.com/movies/122932
- IMDb:https://www.imdb.com/title/tt26581740/
- JustWatch:https://www.justwatch.com/jp/%E6%98%A0%E7%94%BB/weapons-2025
- RealSound『ホラーとユーモアが見事に融合 『WEAPONS/ウェポンズ』の見事なストーリーテリング』:https://realsound.jp/movie/2025/11/post-2233834.html
- 記録的大ヒットの考察ミステリー「WEAPONS ウェポンズ」 ザック・クレッガー監督「どうかネタバレしないで」と懇願【独占インタビュー】 : 映画.com :https://eiga.com/news/20251122/11/
- ぴあ映画『ホラー映画「WEAPONS」監督ザック・クレッガーは容赦なし』:https://lp.p.pia.jp/article/news/442782/
WEAPONS / ウェポンズ:配信
配信はまだありません
WEAPONS / ウェポンズ:SNSでの主なユーザーレビュー
「楽しめた!ひとつの事件を登場人物の視点を変えながら進んでいく展開、好み。サスペンスみたいだけど、ちゃんとホラーだったし。頭使うホラーは久々。ジャンプスケア連発の映画は避けたいので、その点そんなになかったので全編楽しめた。音楽の使い方もホラーサスペンス一辺倒のだるさから解放されてよかった。怖すぎて夜中に響くレベルじゃないのもいい。」
「家庭内で起きている事がいかに外から見えにくいか、家庭と学校/仕事とプライベートの人間の両面性とかも内包されていて、その上に恐怖やグロは覆い被さってかなり好きなホラー。人間関係の複雑さと不気味さが絶妙に組み合わさっていて、何度も予想を裏切られた。ホラーとは言え、怖いのは人だったり社会だったりもするし、ミステリー的な部分にも惹かれるし面白い。」
「深夜2時17分に同じクラスの子供たちが姿を消す集団失踪事件が発生。1人を除いて、前情報これだけにとどめて良かった。これは没入感アリアリで最後まで飽きずに鑑賞できた。複数の短編が組み合わさり、1本の物語となっていく構成が見事。序盤から謎の連続でぐいぐい引き込まれた。不可解な事件の真相を想像し、ワクワクしながら映画の中へ沈み込んでいくような体験。」
「評判良いので鑑賞したが、想像以上に怖くて完成度が高すぎた。観ないと後悔するホラー爆誕。なんで2時17分?という観客の不安をあおりつつ、チープなまとめ方は絶対にしないのがウェポンズ。続編商法にも走らず、一回の映画として完結させるぞという製作陣の覚悟を感じた。映倫のR18指定のゴア描写もインパクト抜群だが、無意味な残虐描写ではなく、物語の狂気にしっかり機能しセンスの良さが光る。」
「小学校の1クラス分の生徒が失踪し、その謎の解明を登場人物名に分かれた章ごとに展開する仕組みに惹かれた。序盤から謎の連続でぐいぐい引き込まれる。人間関係のねじれから始まる不穏さが次第にエスカレートしていく過程が秀逸。ホラーとユーモアが見事に融合しており、終盤のクライマックスは怖さを通り越して、ちょっと笑ってしまうレベル。娯楽映画としては大満足。」
















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