韓国映画『ベテラン』は、正義感あふれる刑事と財閥3世の対決を描く痛快アクション。キャスト・あらすじ・配信情報を徹底解説

ベテラン:ネタバレなし感想
密輸1970、モガディシュとスーパーヒットを連発しているリュ・スンワン監督作
4月に公開された新作は見逃したので2015年の前作を鑑賞。
韓国のタブーに切り込んだ社会派刑事モノ、といったところでしょうか。とにかく家族経営の大企業が笑っちゃうほど悪い!ただ、この悪事にはちゃんと元ネタとなる財閥の横暴さが明るみに出た事件があるようで、当時の韓国での大ヒットの裏にはそういうムーブメントがあったようです。とにかく、勧善懲悪、テーマに則って全力でエンタメに振り切るパワーは流石です。
その下敷きの元、名優ファン・ジョンミンの魅力がこれでもかとフィーチャーされているアクションエンターテイメントで大変面白かったです。
悪役じゃないファン・ジョンミンを初めて観ましたw
ベテラン:予告
ベテラン:作品詳細
製作年:2015年 公開日:2015年12月12日(日本公開) 製作国:韓国
上映時間:123分 ジャンル:アクション/サスペンス 配給:CJエンタテインメント
ベテラン:キャスト・スタッフ
- ファン・ジョンミン(ソ・ドチョル)
- ユ・アイン(チョ・テオ)
- オ・ダルス(オ チーム長)
- キム・シフ(ユン刑事)
- ユ・ヘジン(チェ常務)
- チャン・ユンジュ(ミス・ボン)
- オ・デファン(ワン刑事)
- チョン・ウンイン(ペ運転手)
- チャン・ソヨン(運転手夫人)
- キム・ジェヒョン(運転手の息子)
- マ・ドンソク(スポーツ用品店社長)
- 監督・脚本:リュ・スンワン
- プロデューサー:チョ・ソンミン
- 撮影:チェ・ヨンファン
- 音楽:パン・ジュンソク
- 美術:チョ・ファソン
ベテラン:解説
『ベテラン』は、韓国社会のタブーである財閥の横暴に切り込んだアクションドラマで、2015年に公開され大ヒットを記録しました。監督は『ベルリンファイル』『モガディシュ 脱出までの14日間』などで知られるリュ・スンワン。
主人公は、正義感あふれる武闘派のベテラン刑事ソ・ドチョル。彼と個性的な広域捜査隊の仲間たちが、財閥3世チョ・テオの犯罪を暴こうと奔走します。韓国社会で実際に問題視された“ナッツリターン事件”などをモチーフに、金と権力を背景に悪事を重ねる財閥に対し、正義を貫く刑事たちの姿を痛快に描写。
カーチェイスや肉弾戦などアクションの見どころも満載で、ファン・ジョンミンとユ・アインの熱演が高く評価されました。
社会派エンターテインメントとしての完成度が高く、韓国映画史に残る大ヒット作となりました。
ベテラン:あらすじ
ソウル警視庁広域捜査隊のベテラン刑事ソ・ドチョルは、あるパーティーで財閥3世チョ・テオと出会い、彼の周囲に漂う犯罪の匂いを嗅ぎ取る。
まもなくテオの同族会社で社員が飛び降り自殺を図り、ドチョルはこの不可解な自殺の背後にテオが関与していると疑い、単独で捜査を開始。だが、財閥の影響力により警察上層部から捜査の打ち切りを迫られる。
チームとともに事件の核心に迫るドチョルたちに対し、テオは金と権力を駆使して包囲網をすり抜けていく。やがてドチョルは、テオの悪行を暴き出すため、仲間たちと共に命懸けの戦いに挑む。正義と巨悪の対決の行方は――。
ベテラン:関連サイト
- ベテラン公式サイト | KBS World https://www.kbsworld.ne.jp/program/detail?prSn=1235
- 映画.com:https://eiga.com/movie/82929/
- Filmarks:https://filmarks.com/movies/64261
- IMDb:https://www.imdb.com/title/tt4768764/
- ベテラン インタビュー: リュ・スンワン監督×「るろ剣」谷垣健治、アクション談義で共鳴! – 映画.com https://eiga.com/movie/82929/interview/
- なぜ韓国人は『ベテラン』に熱狂したのか? 社会問題をエンタメ化する韓国映画の特性|Real Sound|リアルサウンド 映画部:https://realsound.jp/movie/2015/12/post-580.html
- 『ベテラン』監督が語る、キャストありきのシナリオ術「人間関係から社会問題が浮き上がる」|Real Sound|リアルサウンド 映画部:https://realsound.jp/movie/2015/12/post-592.html
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