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管理人ayu

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ジェームズ・マカヴォイ主演『スピーク・ノー・イーブル 異常な家族』のあらすじ・キャスト・感想・配信情報を徹底解説!

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スピークノーイーブル

映画『スピーク・ノー・イーブル 異常な家族』は、旅先で知り合った“親しみやすい”家族と再会した主人公一家が、不穏なおもてなしと予想外の恐怖に巻き込まれていく北欧オリジナル『胸騒ぎ』のハリウッドリメイク。

ジェームズ・マカヴォイ主演によるスリリングな現代サスペンス・ホラーの真髄、あらすじ・キャスト・配信・見どころまで詳しく紹介します。

スピーク・ノー・イーブル:ネタバレなし感想

最強の胸糞映画のひとつ、「胸騒ぎ」の ブラムハウス によるリメイク。これが正しいリメイクだ!と言わんばかりのブラムハウス節たっぷりの作りに感心しました。

徐々にボタンが掛け違えてくる、前半のイヤーな感じは健在、全方位に忖度してエンタメ度を増強していて、とても観やすくなっています。

終盤の改変がポイントになりそうですが、どちらが好きかと言われると、僕は断然デンマーク版のオリジナルです!

スピーク・ノー・イーブル 異常な家族:作品詳細

原題:Speak No Evil 製作年:2024年 公開日:2024年12月13日 製作国:アメリカ 
上映時間:110分 ジャンル:サイコホラー、サスペンス 配給:東宝東和

スピーク・ノー・イーブル 異常な家族:予告

スピーク・ノー・イーブル 異常な家族:キャスト・スタッフ

キャスト
  • ジェームズ・マカヴォイ(パトリック)
  • マッケンジー・デイヴィス(ルイーズ・ダルトン)
  • アシュリン・フランチオージ(キアラ)
  • アリックス・ウェスト・レフラー(アグネス・ダルトン)
  • ダン・ハフ(アント)
  • スクート・マクネイリー(ベン)
スタッフ
  • 監督・脚本:ジェームズ・ワトキンス
  • 製作:ジェイソン・ブラム、ポール・リッチー
  • 製作総指揮:ベアトリス・セケイラ、ヤコブ・ヤレク、クリスチャン・タフドルップ
  • 脚本:クリスチャン・タフドルップ、マッズ・タフドルップ
  • 撮影:ティム・モーリス=ジョーンズ
  • 美術:ジェームズ・プライス
  • 編集:ジョン・ハリス
  • 音楽:ダニー・ベンジー、ソーンダー・ジュリアーンズ
  • 音楽監修:ルーシー・ブライト

スピーク・ノー・イーブル 異常な家族:あらすじ

ロンドン在住のアメリカ人・ベンと妻ルイーズ、娘アグネスの一家はイタリア旅行でイギリス人のパトリック一家と偶然出会い意気投合。ほどなくして、彼らの田舎の家へ週末の招待を受けることになる。

人里離れた自然に囲まれた家で、“親しみやすい”雰囲気のもと楽しい時間を過ごし始めたダルトン一家だったが、やがてパトリックたちの不思議な振る舞いに次々と違和感をおぼえ始める。

食卓でのプレッシャー、奇妙なジョーク、徐々に露わになる家族の秘密。気まずさと拒否感を覚えつつも、常識や遠慮がベンたちの行動を曇らせていく──そして“おもてなし”の裏に隠された本当の目的が、彼らを想像を絶する恐怖へと引きずり込んでいく。

スピーク・ノー・イーブル 異常な家族:解説

本作は北欧発の実話風ヒューマンホラー『胸騒ぎ』(2022年)のハリウッドリメイクで、監督は『ウーマン・イン・ブラック 亡霊の館』などサスペンス分野に定評のあるジェームズ・ワトキンス。

主演は『スプリット』『ミスター・ガラス』で知られるジェームズ・マカヴォイ。その怪演ぶりと、“NOと言えない”“断れない”現代的な人付き合いの皮肉が重なり、観客に強烈なストレスと不安を呼び起こす。

製作は『ゲット・アウト』などで知られるブラムハウス・プロダクションズ。オリジナル監督のクリスチャン・タフドルップも製作総指揮に名を連ねている。

グローバルな消費社会・家族観・異文化摩擦といったテーマをホラー・サスペンスという枠組みでリアルに表現し、絶望感すら漂う結末も話題に。善意や人間関係の「鈍さ」から来る不安と恐怖、その後味の悪さが本作最大の個性となっている。

スピーク・ノー・イーブル 異常な家族:関連サイト

スピーク・ノー・イーブル 異常な家族:配信

スピーク・ノー・イーブル 異常な家族:SNSでの主なユーザーレビュー

「マカヴォイの演技が本当に“怖い”。父親役なのにどこか人間的じゃない異物感が全編に漂う。ちょっとした違和感が確信的な狂気に繋がる展開が秀逸。鑑賞中ずっと背筋が冷たくなった。」

「家族の“善意”や“付き合い”がどこまでも裏目に出てしまうタイプの恐怖。場面や空間の選び方も見事で、観客自身が“NO”と言えない状況に追い詰められていくのが、地味に一番怖かった。」

「オリジナルの『胸騒ぎ』も嫌悪感満点だったが、ハリウッド流の“間”のおもてなしにゾッとした。エンタメ性も高く、俳優陣の演技合戦も必見。じわじわと絶望が押し寄せてくる系ホラー好きには刺さる。」

「“違和感”の蓄積が極致に達する終盤は圧巻。日常のワンシーンのような空気が一転して狂気の沙汰に変わる恐怖体験。絶対に夜中一人で観るのはやめた方がいい映画。」

「元ネタの胸騒ぎ同様、『断れない』日本人の心にもグサグサ刺さる内容。静かな心理サスペンスだが、最終パートの衝撃は今期随一。『普通の人間はこんなときどうするのか…』考えさせられる。」