映画「ドライブ・イン・マンハッタン」ダコタ・ジョンソン×ショーン・ペン珠玉の二人芝居。真夜中のタクシーで人生が動く大人のドラマ

映画『ドライブ・イン・マンハッタン』は、ニューヨークを舞台にしたタクシー車内の密室会話劇。ダコタ・ジョンソンとショーン・ペンが濃密に交錯する人間ドラマ。真夜中のドライブで生き方・恋愛・孤独に向き合う珠玉作。あらすじ・キャスト・配信・解説・レビューを完全網羅。
ドライブ・イン・マンハッタン:ネタバレなし感想
クリスティ・ホールの戯曲を自身が監督した作品。タクシー車内での密室会話劇が大変おもしろかったです。
シーンが一切変わらないとはいえ、車内だけじゃなく、惜しみなく使われるリアルな車外の光景を大変リッチな映像で臨場感たっぷりに撮影されています。
そしてショーン・ペンとダコタ・ジョンソンのウィットでオシャレなやりとりがたまりません。一期一会なタクシー運転手との会話だからこその何でも言える感じと、言葉を包み込むようなショーン・ペンのトーク。こんなタクシーに乗ったら遠回りしてもらっちゃいそうw
大変ぐっと来るラストへ向けての伏線回収も気持ちいい、最高の会話劇でした。
ドライブ・イン・マンハッタン:作品詳細
原題:Daddio 製作年:2023年 公開日:2025年2月14日 製作国:アメリカ
上映時間:100分 ジャンル:ヒューマンドラマ/ワンシチュエーション 配給:東京テアトル
ドライブ・イン・マンハッタン:予告
ドライブ・イン・マンハッタン:キャスト・スタッフ
- 女性客(プログラマー):ダコタ・ジョンソン
- 運転手:ショーン・ペン
- 監督・脚本:クリスティ・ホール
- 撮影:フェドン・パパマイケル
- 編集:リサ・ゼノ・チャージン
- 美術:クリスティ・ズィー
- 衣装:ミレン・ゴードン=クロージャー
- 音楽:ディコン・ハインクリフェ
- 製作:ダコタ・ジョンソン、ロー・ドネリー、エマ・ティリンジャー・コスコフ、クリスティ・ホール、パリス・カシドコスタス=ラトシス
ドライブ・イン・マンハッタン:解説
本作はワンシチュエーションの会話劇で、たった2人の登場人物のみ。真夜中のニューヨーク、ジョン・F・ケネディ空港からマンハッタンへ向かうイエローキャブの中で、年齢差も境遇も大きく異なる女性と男性が偶然乗り合わせる。
シニカルなユーモアで和ませる運転手とキャリア志向の女性は、人生経験や恋愛観、家族にまつわる悩みを語り合う。運転手は幸せと失敗を経験し、女性は本音や秘密—恋人が既婚者である事—を打ち明ける覚悟を決める。
閉ざされた空間・一度きりの出会いだからこそ生まれる赤裸々な対話が、観客の心を揺さぶる。監督・脚本のクリスティ・ホールは舞台劇の脚本をもとに初長編映画化、ダコタ・ジョンソンが主演・製作に参加。ショーン・ペンが役者として久々に情熱を取り戻し、珠玉の二人芝居に挑む。
人生の痛みと愛のかたちに向き合う大人のためのヒューマンドラマ。
ドライブ・イン・マンハッタン:あらすじ
夜のニューヨーク。ジョン・F・ケネディ空港でプログラマーの女性(ダコタ・ジョンソン)がタクシーに乗り込む。シニカルなジョークで和ませる運転手(ショーン・ペン)は、会話のテンポで人生哲学や恋愛観を問う。
運転手は離婚経験者で、幸せも失敗も知っている。一方、女性は仕事で自信を持ちながらも、恋人が既婚者である事実に葛藤中。互いに本音を語り合い、秘密を打ち明けるうちに、偶然の出会いが二人の人生に新たな一夜を刻む。
もう二度と会うことはないだろう—しかしその100分間のドライブは、愛とは何か・幸せとは何かへの静かな問いかけを生む。
ドライブ・イン・マンハッタン:関連サイト
- 公式サイト:https://dim-movie.com
- Filmarks:https://filmarks.com/movies/112333
- 映画.com:https://eiga.com/movie/102928/
- JustWatch:https://www.justwatch.com/jp/movie/daddio
- IMDb.com:https://www.imdb.com/title/tt7461686
- 愛に悩む女と、愛に後悔する運転手の男 2度と会うことのない2人だからこそ明かせる“秘密と本音” 映画『ドライブ・イン・マンハッタン』 – otocoto:https://otocoto.jp/news/drive_in_manhattan1211/
- 『ドライブ・イン・マンハッタン』ヒット映画を楽しむ5つのトリビア|DICE+: https://diceplus.online/feature/518
ドライブ・イン・マンハッタン:配信
ドライブ・イン・マンハッタン:SNSでの主なユーザーレビュー
「100分間ほぼリアルタイムで進行するタクシー内会話劇。ダコタ・ジョンソンとショーン・ペンの演技に釘付け。たった2人きり、でも人生の本音を曝け出すことで観る側も自分の悩みと向き合わざるを得ない構造。」
「会話のテンポ・ユーモアだけじゃなく、意外なほど深く切り込む精神的葛藤が描かれていて、予想以上に感動。密室空間で心がほどけていく過程の臨場感が素晴らしい。」
「舞台演劇のような濃密さと、映画的な映像美。そのまま人生相談が始まったような自然さに共感しかない。“もう会わないからこそ話せる”って本当にあるんだなと思えた。」
「どちらにも感情移入する。男女・年齢違い・職業の壁を乗り越え、他愛ない会話から生まれる真理と人生観。空港〜自宅までの距離が、まるで自分の歩みのように感じられた。」
「ラストの余韻、テーマソング、ニューヨークの夜景――大人にこそ沁みるワンシチュエーション作品。ひとりでじっくり観てほしい映画です。」
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