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管理人ayu

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落ちこぼれ家族が美少女コンテストを目指す――『リトル・ミス・サンシャイン』あらすじ・キャストを徹底解説

映画・ドラマ

リトル・ミス・サンシャイン

美少女コンテストへの出場を夢見るぽっちゃり体形の少女と、人生の落ちこぼれ家族が黄色い老いぼれたミニバスで旅する。家族それぞれが背負う悩み、葛藤、秘密が次々と暴露される中で、彼らは互いに向き合い、心通わせていく。監督デビュー作でアカデミー賞を制覇したハートウォーミングの傑作。

リトル・ミス・サンシャイン:ネタバレなし感想

それぞれ問題を抱えた家族が、娘のミスコンを機に、全員で車に乗って長い旅路に出る、というロードムービーが大変面白かったです。

出かける前から諍いが絶えないどうにもバラバラな家族が、VWのT2マイクロバスをみんなで押しがけする様がたまりません。

オリーヴ役のアビゲイル・ブレスリン(当時6歳!)の素晴らしい演技に悶絶、

おじいちゃんがミスコン前夜にオリーヴを励ますシーンは落涙ものでした。
大傑作!

リトル・ミス・サンシャイン:作品詳細

原題:Little Miss Sunshine 製作年:2006年 日本公開日:2006年12月23日 製作国:アメリカ
上映時間:100分 ジャンル:ロードムービー/コメディ・ドラマ 配給:20世紀フォックス映画

リトル・ミス・サンシャイン:予告

リトル・ミス・サンシャイン:キャスト・スタッフ

キャスト
  • アビゲイル・ブレスリン(オリーヴ・フーヴァー)
  • グレッグ・キニア(リチャード・フーヴァー)
  • トニ・コレット(シェリル・フーヴァー)
  • スティーヴ・カレル(フランク・ギンスバーグ)
  • ポール・ダノ(ドウェーン・フーヴァー)
  • アラン・アーキン(エドウィン・フーヴァー)
スタッフ
  • 監督:ジョナサン・デイトン、ヴァレリー・ファリス
  • 脚本:マイケル・アーント
  • 製作:マーク・タートルトーブ、デビッド・T・フレンドリー、ピーター・サラフ、アルバート・バーガー、ロン・イェルザ
  • 製作総指揮:ジェブ・ブロディ、マイケル・ビューグ
  • 撮影:ティム・サーステッド
  • 美術:カリナ・イワノフ
  • 衣装:ナンシー・スタイナー
  • 編集:パメラ・マーティン
  • 音楽:マイケル・ダナ

リトル・ミス・サンシャイン:あらすじ

落ちこぼれ家族フーヴァー家。ニューメキシコ州アルバカーキに暮らす9歳の娘オリーヴは、美少女コンテスト「リトル・ミス・サンシャイン」の地方予選で繰り上げ優勝した。しかし決勝大会はカリフォルニアで開催される。飛行機代を工面できない家族は、老朽化した黄色いフォルクスワーゲンT2ミニバスに乗り、800マイルの旅に出ることにした。同行するのは、自己啓発ビジネスに失敗した父・リチャード、それを支える母・シェリル、自殺未遂を起こした伯父・フランク、パイロットを目指して沈黙を誓う兄・ドウェーン、そしてヘロイン中毒の祖父・エドウィン。旅の途上で次々と不幸な出来事が起こるが、家族は互いに助け合い、ついにコンテスト会場にたどり着く。

リトル・ミス・サンシャイン:解説

ジョナサン・デイトンとヴァレリー・ファリス夫妻の劇場映画監督デビュー作は、サンダンス映画祭で絶大なスタンディング・オベーションを受けた傑作。脚本のマイケル・アーントはアカデミー脚本賞を獲得、助演男優賞をアラン・アーキンが受賞。第79回アカデミー賞では計4部門にノミネートされた。黄色いバスという象徴的な舞台装置の中で、個性豊かなキャスト陣が家族の再生を見事に演じている。

リトル・ミス・サンシャイン:関連サイト

リトル・ミス・サンシャイン:配信

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リトル・ミス・サンシャイン:SNSでの主なユーザーレビュー

「近年稀に見る完成度の高い家族映画。各キャラクターが抱える問題や葛藤が丹念に描かれ、エンタメとしての楽しさと深い感動が両立している。黄色いバスという象徴的な舞台の中で、個性的な登場人物たちが紡ぐ人間ドラマは、何度見ても新しい発見と涙が止まらない。」

「アラン・アーキンの存在感、スティーヴ・カレルのゲイの伯父という困難な役を見事に演じた表現力、そしてアビゲイル・ブレスリンの無垢な輝きが完璧に調和している。ロードムービーの傑作として、家族とは何かを問い直させる。」

「一見すると悲劇的な状況の中でも、家族が互いに支え合い、笑顔を絶やさない姿勢に感動した。サンダンス受賞作だけあり、脚本の完成度と映像表現のセンスが素晴らしい。」

「黄色いバスという移動舞台が家族の心理変化を巧みに可視化している。各々の問題が旅の中で徐々に解きほぐされ、最後のシーンで全員がともに踊る場面は、涙を流さずにはいられない感動。」

「人間の弱さと強さ、家族の形とは何かを真摯に問いかける傑作。現代社会で疲弊する私たちへ、『そのままでいい』というメッセージを優しく差し出してくれる温かみのある作品。」

映画・ドラマ

Posted by ayu