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管理人ayu

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シドニー・スウィーニー主演、実話を基にFBI尋問音声を完全再現した映画『リアリティ』

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リアリティ

米国家機密リーク事件の実話をもとに、FBI尋問音声記録を忠実に再現した衝撃のワンシチュエーション心理ドラマ。買い物から帰宅したリアリティ・ウィナーが突然FBI捜査官から事情聴取を受け、密室でじわじわと追い詰められていく“本物の緊迫感”が炸裂。若き翻訳官の運命を写し取る圧倒的映像体験。

リアリティ:ネタバレなし感想

アメリカ大統領選のロシアによる不正をリークした主人公の自宅にFBIが突然来訪、逮捕されるまでの緊張の90分を描いたワンシチュエーションドラマが面白かったです。

時々挟み込まれる実際の画像と録音音声の演出がとても効果を醸し出しており、リアリティさんを演じたシドニースウィーニーの静かな演技が素晴らしかったです。

それにしても、重要なシーンでの伏字だったり、働く機関のセキュリティがザルだったり、配属先に不満がたまりまくっていたり、色々な事が重なっての事だったのかと、作品で描かれなかった部分を、鑑賞後色々と妄想してしまいました。

リアリティ:作品詳細

原題:Reality
製作年:2023年
日本公開日:2023年11月18日
製作国:アメリカ
上映時間:83分
ジャンル:サスペンス/実録ドラマ
配給:トランスフォーマー

リアリティ:予告

リアリティ:キャスト・スタッフ

キャスト
  • シドニー・スウィーニー(リアリティ・ウィナー/NSA契約翻訳官、国家機密漏洩で尋問を受ける主人公)
  • ジョシュ・ハミルトン(捜査官ガブリエル/穏やかな口調でリアリティを追い詰めるFBI捜査官)
  • マーチャント・デイヴィス(捜査官ウェイン/ガブリエルと共に捜査を担当)
  • キタ・セビート(特別捜査官/現場監督役)
スタッフ
  • 監督・脚本:ティナ・サッター
  • 共同脚本:ジェームズ・ポール・ダラス
  • 原作:戯曲「Is This a Room」(ティナ・サター作/2019年初演記録)
  • 製作:ノア・スタール、ブラッド・ベッカー=パートン、リヴァ・マーカー
  • 撮影:ポール・イーズ
  • 編集:ブレイデン・キング、ベン・テイラー
  • 音楽:アレックス・オグラディ

リアリティ:あらすじ

2017年、アメリカ南部。国家安全保障局(NSA)の契約翻訳者リアリティ・ウィナー(25歳)が帰宅したところ、見知らぬ男性二人に声をかけられる。彼らはFBI捜査官で「ある事件」の捜査が目的。何気ない会話が密室でじわじわエスカレートし、リアリティは持ち物検査や家宅捜索、執拗な心理質問に晒される。
本作では実際の音声記録を台詞として用い、リアリティが「なぜ機密文書を漏洩したのか」、この“現場の空気感”をリアルタイムに描写する。巧妙な駆け引きと徐々に追い詰められていく主人公の心情が、視聴者に強烈なインパクトを残す。

リアリティ:解説

監督のティナ・サッターは、演劇「Is This A Room」でオフブロードウェイを席巻した新鋭。実在の尋問録音記録をそのまま脚本化することで「報道では伝わらない現場の生々しさ」を表現した。主演のシドニー・スウィーニーは繊細さも迫力もある演技で、リアリティ・ウィナーの心情を全身で体現。社会の不安、理不尽な権力構造に真正面から向き合う実験的かつ痛烈な映画として、各国の映画祭でも高評価。

リアリティ:関連サイト

リアリティ:配信

リアリティ:SNSでの主なユーザーレビュー

「シドニー・スウィーニーの恐ろしいほど自然な演技。密室のやり取りだけなのに、ずっと息を呑む緊張感が続く。」

「実際の尋問録音をそのまま使う発想が斬新で、“何も起きないのに全てが起こっている”という不安感がすごい。」

「主人公がひとつひとつ自分の選択を問われ、知性と弱さが入り混じる展開が見事。エンタメと社会派のバランスが絶妙。」

「密室劇の傑作。観終わった後も“正義と罪”についてずっと考えてしまう。」

「国家、報道、個人の関係をあぶり出す問題作。静かな会話劇なのに最後まで目を離せない緊迫感が最高。」