
異端者の家:ネタバレなし感想
若く敬虔なモルモン教信者に対し、RadioheadのCreep盗作騒動やモノポリーの生い立ちを交えながら、宗教・信仰観を反論する家主。観る人の宗教観によって、違う感想を抱きそうな脚本が実に巧妙でした。
ヒュー・グラントの清々しいまでの怪演と、クロエ・イースト、ソフィー・タッチャーの若手二人による素晴らしい演技が光る、A24らしさ満載の一筋縄ではいかないエンタメ性高めのスリラーでした。面白かった!
グッとくるものを残していきます
若く敬虔なモルモン教信者に対し、RadioheadのCreep盗作騒動やモノポリーの生い立ちを交えながら、宗教・信仰観を反論する家主。観る人の宗教観によって、違う感想を抱きそうな脚本が実に巧妙でした。
ヒュー・グラントの清々しいまでの怪演と、クロエ・イースト、ソフィー・タッチャーの若手二人による素晴らしい演技が光る、A24らしさ満載の一筋縄ではいかないエンタメ性高めのスリラーでした。面白かった!
伝説のハガキ職人、ツチヤタカユキさんの自伝小説を映像化、観終わってから実話であることを知り驚愕しました。
ラジオを心の糧にしていて、職人さんは勿論、MCや構成作家のことを大変リスペクトしている僕には、ほんの少しの光はあるものの、苦し過ぎるストーリーでした。
ツチヤタカユキさんを演じた岡山天音さん、オードリー若林をモデルにしたであろう仲野太賀さん、地元の半グレを演じた菅田将暉さんの渾身の演技が心に響く、素晴らしい作品でした。
「笑えない」「もっとやり方があるだろう」「甘い」と言った、作品の主眼から外れた感想の多いことにびっくりしました。
予想に反して、物流業界を前面にフィーチャーしたお仕事ムービー系サスペンスでした。
流石の野木亜紀子脚本、業界に一石を投じるかのような社会性を組み込みながらも、エンタメ性をしっかりと担保したミステリーになっていて、楽しく鑑賞しました。
犯人像のチープさは御愛嬌、複雑なEC物流の仕組みを端的に説明しながらも、それをミステリーに昇華する手腕は素晴らしかったです。
ただ、ドラマからの大御所出演の大サービスは不要ではと思いました。主役級の役者さんが台詞一言だけ。これを「すごい」と感じるか「いらなくない?」と感じるかは人それぞれなのでしょうか…w
あと、みんな褒めてる満島ひかりさんの演技が、僕はのれませんでした…
来てくださったみなさんありがとうございましたm(_ _)m
「たまにするならこんなDJ」略して「たまこん」好評だった前回に続き、Vol.2開催です。
今回も間違いなく良い曲しかかからない、良い夜になりそうです。
よろしければ乾杯しましょう!
【たまにするならこんなDJ】
@JUKEJOINT
2025/04/04 19:00~
入場料 500円
【DJs】
肥後俊介
渡辺清久
鮎川浩哉
斎藤ふみ
田中ゆき
本西亮尋
下妻宏平
堺真一
嶋瀬陽子
原田真志
竹下素生
安住さん鉄板のデニーズバイト時代の話は何度聴いても面白いです。
泣けるパンダ返還の話、
リスナー投稿「私の勝手な思い込み」、
ゲストのヤマザキマリさんの爆裂トーク
と、聴きどころ満載の神回でした。
登場人物の心の機微が揺れ動き追い詰められる様をじっくりと描く人間描写が、いかにもクリントイーストウッド監督っぽく、正義とは、倫理観とは、と観るものの心が揺さぶられる絶妙な脚本が素晴らしかったです。
観た後の余韻がずしりと来て、どうしても「その後」を考えざるを得ないラストがお見事でした。
十二人の怒れる男(または優しい日本人)を観るのもオススメです。
サンクチュアリで一世を風靡した、江口カン+金沢知樹コンビの2018年の作品が、めちゃくちゃ面白かったです。
フォーマットはサンクチュアリと同じと言える、「努力・友情・勝利」のジャンプ漫画的に熱い、負け犬たちのワンスアゲイン映画!ラストの緊張感はもの凄かったです。
元プロ野球選手、という肩書の時点で普通ではないのですが、すぐに欲に流され堕落する様が自分のことのように思えて仕方ありませんでしたw
相変わらずの北九州ロケと正確な北九州弁、居酒屋や競輪学校など、引き込まれるリアリティある撮影が大変素晴らしかったです。
※テレビ西日本のローカルドラマだったんですね。ここまで書いて知りましたw
役作りのために30kgの減量をした、クリスチャン・ベイルの凄い演技とダークで不穏な演出が相まって、孤独すぎる主人公トレバーのことが終始目が離せませんでした。
あちこちに散りばめられた仕掛けが、ラストに回収する美しい展開、
「あれはどうだったのか」と鑑賞後も尾を引く、ミスリードと余白がたっぷりで観客を翻弄させる素晴らしい脚本が光る傑作スリラーでした。
青みがかったカラーと不可解な出来事の連続で、なぜか傑作ドラマ「セヴェランス」を思い出してしまいました。
面白かった!
話題のNetflixドラマ「ザ・レジデンス」、完走しました。面白かったです!
8話というちょうど良い尺でちゃんと綺麗に完結する超正統派ミステリー。
アクの強い探偵役を演じるウゾ・アドゥーバ(オレンジ・イズ・ニュー・ブラックで好演してました)のいかにもな感じ、唯一の被害者であるジャンカルロ・エスポジートも好演(ようやくブレイキング・バッドのガス役のイメージが抜けてきて良かったw)しているだけでなく、沢山の演者のアンサンブルが本当に素晴らしいです。
テンポよくコメディタッチで語られるミステリーは、その登場人物の多さに反比例して大変わかり易い脚本と構成に毎話驚きながら観ていました。
ラスト近辺に押し寄せる怒涛の伏線回収は、最高のカタルシスを得られること請け合いです。ホワイトハウス内をハイクオリティ撮影でグイグイ動くカメラワークと、オシャレな劇伴もとても良かったです。
とにかく台詞が多くて速いので吹替での鑑賞がオススメです。
名作ミステリーを引用したタイトルも秀逸でした。
世界的企業の御曹司が、500年のコールドスリープからひとり目覚めると地球が荒廃しており、絶望しながらも、そこからサバイバルし日本を目指す…
一見Falloutのような始まりですが、文明が消失した後の、人間社会の成り立ちと進化の礎を辿る描写が大変秀逸で、
どれとも似ていない、観たことのないディストピア設定にワクワクしながら読んでいます。
これは面白い!