ライアン・ジョンソン監督『ナイブズ・アウト:ウェイク・アップ・デッドマン』ダニエル・クレイグが教会の不可能犯罪に挑む。

ライアン・ジョンソン監督・脚本による人気ミステリーシリーズの最新作『ナイブズ・アウト:ウェイク・アップ・デッドマン』。『007』シリーズで知られるダニエル・クレイグが、名探偵ブノワ・ブランを再び演じ、「これまでで最も危険な事件」に挑む。舞台は田舎町の教会。若き実直な神父ジュド・デュプレンティシーは、カリスマ的な主任司祭モンシニョール・ジェファーソン・ウィックスを補佐するため赴任するが、教会には長年封じられてきた忌まわしい過去が潜んでいた。ウィックスが突然、不可能な方法で殺害され、地元警察長官ジェラルディン・スコットとブノワ・ブランは、超常現象やオカルトの謎を解き明かそうとする。ジョシュ・オコナー、グレン・クローズ、ジョシュ・ブローリン、ミラ・クニス、ジェレミー・レナーら豪華オールスターキャスト集結。
- 1. ナイブズ・アウト:ウェイク・アップ・デッドマン:ネタバレなし感想
- 2. ナイブズ・アウト:ウェイク・アップ・デッドマン:作品詳細
- 3. ナイブズ・アウト:ウェイク・アップ・デッドマン:予告編
- 4. ナイブズ・アウト:ウェイク・アップ・デッドマン:キャスト・スタッフ
- 5. ナイブズ・アウト:ウェイク・アップ・デッドマン:あらすじ
- 6. ナイブズ・アウト:ウェイク・アップ・デッドマン:解説
- 7. ナイブズ・アウト:ウェイク・アップ・デッドマン:関連サイト
- 8. ナイブズ・アウト:ウェイク・アップ・デッドマン:配信
- 9. ナイブズ・アウト:過去作
- 10. ナイブズ・アウト:ウェイク・アップ・デッドマン:SNSでの主なユーザーレビュー
ナイブズ・アウト:ウェイク・アップ・デッドマン:ネタバレなし感想
ライアン・ジョンソンの人気シリーズ第3弾。今回は田舎町の教会の密室殺人もの。
グズグズだった前作と比較すると、格段の観やすさとラストに向けてのカタルシスが楽しめました。
最近めっきり減った気がする王道ミステリー、探偵姿のダニエル・クレイグが馴染んできました。このシリーズ、このくらいの緩い塩梅でずっと続いてほしいです。
ナイブズ・アウト:ウェイク・アップ・デッドマン:作品詳細
原題:Wake Up Dead Man: A Knives Out Mystery 製作年:2025年 製作国:アメリカ
上映時間:144分 ジャンル:ミステリー/ドラマ レーティング:PG12相当
ナイブズ・アウト:ウェイク・アップ・デッドマン:予告編
ナイブズ・アウト:ウェイク・アップ・デッドマン:キャスト・スタッフ
- ブノワ・ブラン(名探偵):ダニエル・クレイグ
- ジュド・デュプレンティシー(若き神父):ジョシュ・オコナー
- モンシニョール・ジェファーソン・ウィックス(主任司祭):ジョシュ・ブローリン
- ジェラルディン・スコット(警察長官):ケリー・ワシントン
- ナット・シャープ(医師):ジェレミー・レナー
- 監督・脚本・製作:ライアン・ジョンソン
- 製作:ラム・バーグマン・プロダクション、T-ストリート
- 配給:Netflix
ナイブズ・アウト:ウェイク・アップ・デッドマン:あらすじ
ある田舎町の教会。若き実直な神父ジュド・デュプレンティシーは、カリスマ的で炎のような主任司祭モンシニョール・ジェファーソン・ウィックスを補佐するために赴任する。教会の外には不協和音が立ち込めている。
その直後、絶対に実行不可能と思われる殺人事件が発生。ウィックスが突然、教会内で殺害されるのだ。事件は「奇跡のように見えた」「だが殺人だ」と語られ、超常現象やオカルトのような様相を呈している。
地元警察長官ジェラルディン・スコットと、最高の名探偵ブノワ・ブランは、この論理では説明できない犯罪を解き明かそうとする。だが、教会には長年、深く、暗く、忌まわしい過去が潜んでいた。その秘密こそが、この不可能な犯罪のカギを握っているのだ。
ナイブズ・アウト:ウェイク・アップ・デッドマン:解説
本作の最大の特徴は、ライアン・ジョンソン監督が『ナイブズ・アウト』『グラス・オニオン』に続く第3作において、「トーン的にも主題的にも、これまでの作品とは異なるものになる」と明言し、シリーズの新境地を開拓した点にある。前2作が、豪華な邸宅や館での密室殺人劇を扱ったのに対し、本作は「教会」という宗教的空間を舞台に、オカルトや超常現象、そして宗教的な闇が物語の核となる。
ジョンソンは2021年、Netflixと2つの続編の権利を4億5000万ドル(史上最高額)で契約。第1作は全世界で3億1200万ドルを、第2作『グラス・オニオン』はNetflix限定配信ながら高く評価された。その信頼関係の下、本作はNetflixとの共同製作で実現された。
主演のダニエル・クレイグは、『007』ジェームズ・ボンド役で5作出演し、映画史を代表する俳優の一人。本作では、長髪の新しいビジュアルで名探偵ブノワ・ブランを演じる。Netflixの公式イベント「Netflix TUDUM 2025」では、青いサングラスをかけたクレイグがサプライズ登壇。「ジョンソンがこのようなクオリティで書き続ける限り、僕は演じ続ける」とコメント。本シリーズが『007』を超える最長シリーズになる可能性も示唆された。
若き神父ジュド・デュプレンティシー役には、『イニシェリン島の精霊』『レッドカーペット』のジョシュ・オコナーが抜擢。主任司祭ウィックス役には『ボーダーライン』『スティッチャー』のジョシュ・ブローリンが、警察長官スコット役には『ジャンゴ 繋がれざる者』『スキャンダル』のケリー・ワシントンが配役された。
さらに、医師ナット・シャープ役でジェレミー・レナーが復帰。レナーは2023年1月の雪かき事故で重傷を負い、映画業界から長期間遠ざかっていた。『アベンジャーズ』シリーズ以来の実写映画出演となる本作について、レナーは「機会をもらえて本当に嬉しい。大きな助けになった」とコメントしている。
タイトル「Wake Up Dead Man」は、U2の1997年の楽曲から取られており、ジョンソン監督の音楽への造詣の深さが感じられる。本作で扱われるオカルト的要素、宗教的な闇、そして不可能犯罪という要素が、タイトルの意味と暗黙のうちに結びついているのだ。
映像表現も秀逸である。舞台が教会という限定的な空間ながらも、ジョンソンは宗教的な象徴性、光と影の対比、そして登場人物たちの複雑な心理を映像化する。オカルトや超常現象という題材は、前作の『グラス・オニオン』における現代的な詐欺とは異なり、より普遍的で根源的な「人間の欲望と秘密」を映し出す。
本作は2025年11月26日に限定的に劇場公開された後、12月12日にNetflixで世界同時配信。Toronto International Film Festival(トロント国際映画祭)での世界プレミアは2025年9月6日に実施された。批評家からは「シリーズの傑作」「新しい境地を開いた」との声も上がっており、業界からの評価は高い。
ナイブズ・アウト:ウェイク・アップ・デッドマン:関連サイト
- 映画.com:https://eiga.com/movie/103355/
- Filmarks:https://filmarks.com/movies/117088
- JustWatch:https://www.justwatch.com/jp/%E6%98%A0%E7%94%BB/naibuzuauto-ueikuatsupudetsudoman
- IMDB:https://www.imdb.com/title/tt14364480
ナイブズ・アウト:ウェイク・アップ・デッドマン:配信
ナイブズ・アウト:過去作
ナイブズ・アウト:ウェイク・アップ・デッドマン:SNSでの主なユーザーレビュー
「ライアン・ジョンソン監督が『トーン的にも主題的にも、これまでの作品とは異なる』と言ったように、本作は新しい境地を開いている。教会という舞台設定、オカルトや超常現象というテーマ——前2作との差別化は見事。ダニエル・クレイグの長髪もいい。」
「ジョシュ・オコナーの若き神父ジュド・デュプレンティシーがいい。実直さと不安が交錯する表情。ジョシュ・ブローリンのウィックス役も、カリスマ的で危険な雰囲気を完璧に表現。」
「ジェレミー・レナーがアベンジャーズ以来の映画出演。事故から復帰した彼の覚悟がこの作品に表れている。業界からも温かく迎えられているのが感じられる素晴らしい作品。」
「Netflix4億5000万ドルという史上最高額の契約で、これまで3作が実現された。第1作、第2作の品質の高さ、第3作の新境地——ジョンソン監督の創作姿勢の一貫性が感じられる。」
「教会が舞台というだけで、すでに『ナイブズ・アウト』と『グラス・オニオン』とは異なる世界観が感じられる。宗教的な象徴性、光と影、登場人物たちの複雑な心理——映像表現の質の高さは映画史に記録されるレベル。」



















ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません