映画『辰巳』のあらすじ・キャスト・見どころを紹介。孤独な男と少女の復讐劇を描くノワールサスペンス

辰巳:ネタバレなし感想
クラウドファンディングによる完全自主制作体制のおかげか、小路紘史 監督がやりたかった事がダイレクトに伝わってくる熱量が凄い。
いつの時代なのかどの地方なのかも曖昧にしている独特の映像がとってもクール!
時々覗くユーモアが、非常に北野映画感があってたまりませんでした。
新たなジャパニーズノワールの傑作!
辰巳を演じる遠藤雄弥さんの佇まいが素晴らしい演技、バディ役としてNHKドラマ「3000万」でも大活躍だった森田想さんの堂々たる演技にも痺れました。
辰巳:作品詳細
製作年:2023年 公開日:2024年4月20日 製作国:日本
上映時間:108分 ジャンル:ノワール/サスペンス/ヒューマンドラマ 配給:インターフィルム
辰巳:予告
辰巳:キャスト・スタッフ
- 遠藤雄弥(成瀬辰巳)
- 森田想(葵)
- 佐藤五郎(兄貴)
- 倉本朋幸(沢村竜二)
- 松本亮(沢村武)
- 藤原季節(成瀬浩太)
- 亀田七海(山岡京子)
- 後藤剛範(後藤)
- 渡部龍平(山岡茂)
- 足立智充
- 監督・脚本:小路紘史
- プロデューサー:鈴木龍
- 撮影:山本周平
- 照明:鳥内宏二
- 録音:大野裕之
- 美術:吉永久美子
- 編集:古川達馬、小路紘史
- 音楽:岡出梨奈、岩本裕司
- 配給:インターフィルム
辰巳:あらすじ
裏社会で死体処理を生業とする孤独な男・辰巳は、ある日、元恋人・京子の殺害現場に遭遇し、その場にいた京子の妹・葵とともに逃亡することになる。
最愛の家族を奪われた葵は、姉を殺した犯人に復讐を誓い、辰巳を巻き込んで犯人を追う旅に出る。生意気で無鉄砲な葵と反発し合いながらも、彼女を助けるうちに辰巳の中に新たな感情が芽生えていく。
復讐の果てに待つものは何か。二人の逃避行が、やがて裏社会の深い闇と人間の情念を浮かび上がらせていく。
辰巳:解説
『辰巳』は、『ケンとカズ』で国内外から高い評価を受けた小路紘史監督が、8年ぶりに手がけた長編自主制作映画である。
主演は、繊細かつ骨太な演技で知られる遠藤雄弥、共演に『アイスと雨音』『タイトル、拒絶』などで注目される森田想。
裏社会で生きる男と復讐を誓う少女が出会い、互いの過去や喪失を背負いながら旅を続ける姿を、ノワールの様式美とリアルな人間描写で描く。
制作は2019年に開始され、コロナ禍による延期や追加撮影を経て2023年に完成。第36回東京国際映画祭「アジアの未来」部門出品を経て、2024年4月に劇場公開された。
スタッフ・キャストの垣根を越えたチームワークとインディペンデント精神が結晶した本作は、日本的な情念と無国籍感が同居する新たなジャパニーズ・ノワールとして高く評価されている。
辰巳:関連サイト
- 公式サイト:https://tatsumi-movie-2024.com4
- 映画.com:https://eiga.com/movie/91997/
- Filmarks:https://filmarks.com/movies/87129
- JustWatch:https://www.justwatch.com/jp/%E6%98%A0%E7%94%BB/tatsumi
- IMDb:https://www.imdb.com/title/tt32607579
- 森田想がクリームソーダから拳銃が似合う俳優へ 小路紘史監督『辰巳』に打ちのめされた|Real Sound: https://realsound.jp/movie/2024/04/post-1636990.html
- 小路紘史監督8年ぶりの新作『辰巳』4月20日公開へ 「インディペンデント魂全開の映画」|Real Sound:https://realsound.jp/movie/2024/01/post-1556657.html
- Bezzy インタビュー(遠藤雄弥×森田想):https://bezzy.jp/2024/04/43560/
- 森田想インタビュー 俳優がその役を演じることで化学反応を起こすと監督が信じた『辰巳』 – otocoto:https://otocoto.jp/interview/cafecinema88/
- 小路紘史監督、後藤剛範インタビュー。決め手は、“この人と一緒に映画を作りたい“ – 1st Generation:https://www.1st-generation.com/?p=18528
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