「ミハルの戦場」(1)最新刊のあらすじ・キャスト・スタッフ・配信情報を徹底解説!第三次世界大戦後の日本を舞台に描かれるスナイパー・バディ・アクション

漫画『ミハルの戦場』は、過激な思想と内なる正義の間で揺れる若き女性・ミハルが、権力者や社会の矛盾と闘いながら自らの生きる意味を模索する社会派ドラマ。多様な人間模様とダークな世界観のなかで、個々の信念が激しくぶつかり合う姿を描く。
あらすじ・キャラクター・制作スタッフ・考察・電子書籍配信情報まで深掘りして紹介します。
ミハルの戦場:ネタバレなし感想
「平和の国の島崎へ」原作者の濱田轟天氏による新作が大変面白いです。
村上龍「5分後の世界」を彷彿とさせる世界大戦後の日本の描写が素晴らしいです。
今まで見たことなかったタイプのディストピアを舞台に描かれるリアルな戦争もの。まだ1巻なので、これからの展開が楽しみです。
ミハルの戦場:あらすじ
第三次世界大戦が勃発し、激しい戦闘の末に日本は列強諸国によって分割統治されることとなった。
戦場と化した日本で、天才的な狙撃技術を持つ少女・ミハルは、“人を撃てない”元狙撃手・ショウと出会う。二人は日本国主権維持軍(SKF)の兵士として、国の命運を懸けた戦いに身を投じていく。
分断された日本の中で、各国の思惑や資源の争奪、そして日本人同士の悲しい戦いが繰り広げられる。ミハルとショウのバディが、絶望的な状況の中でどのような希望や葛藤を見出すのか――。
現代日本の未来を予感させる、社会批評性の高いスナイパー・バディ・アクションが幕を開ける
ミハルの戦場:解説
「ミハルの戦場」は、原作・濱田轟天、作画・藤本ケンシによる新鋭タッグが描く、第三次世界大戦後の日本を舞台にしたディストピア・アクション漫画である。
濱田轟天は『平和の国の島崎へ』で知られ、現代社会や戦争の本質を鋭く描く作家として評価されている。藤本ケンシは『何度、時をくりかえしても本能寺が燃えるんじゃが!?』などで独特の作画力を発揮してきた。
本作では、激戦の末に列強諸国に分割統治された日本を舞台に、天才スナイパー少女ミハルと、過去に傷を持つ元狙撃手ショウが、国家の命運を懸けて戦う姿を描く。
作中では、北はR国(ロシア)、日本海側はC国(中国)、関東はA国(アメリカ)など、現実の国際情勢を想起させる設定が敷かれている。また、戦争や分断、資源争奪など、現代社会への批評性も強く、単なるアクション漫画にとどまらない深みを持つ。
作画面では、藤本ケンシの緻密な描写が戦場の臨場感やキャラクターの心情を巧みに表現し、読者を引き込む力強いビジュアルが特徴的。
現実味のあるディストピア設定と、個々のキャラクターの葛藤や成長が丁寧に描かれ、今後の展開にも大きな期待が寄せられている
ミハルの戦場が無料で読める漫画サイト
- BOOK☆WALKER:https://bookwalker.jp/series/524433/
- 小学館eコミックストア:https://www.shogakukan.co.jp/books/09854087
- マンガワン(WEB/アプリ):https://manga-one.com/viewer/277699
- 裏サンデー(WEB):https://urasunday.com/title/26481
- まんが王国:https://comic.k-manga.jp/title/222085/pv
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