オノ・ナツメによる漫画『BADON』――独特の世界観で描かれる群像劇

『BADON』(バードン)は、オノ・ナツメによる日本の漫画作品。『月刊ビッグガンガン』にて2019年から2024年まで連載され、『ACCA13区監察課』と同じ世界観を引き継ぐ作品。刑務所で出会った4人の前科者が意気投合し、出所後に高級煙草店「プリミエラ」を開いて第2の人生を歩む姿を描く群像劇。再生と絆をテーマに、男たちの友情やトラブルを通じて描くハードボイルドなドラマである。
BADON:ネタバレなし感想
映画のようなカット割りと、細やかな台詞がとってもオシャレ、ハードボイルド風味な群像劇で大変面白かったです。キャラクターが全員魅力的に描かれています。
時代背景不明、ヨーロッパ風の架空の国が舞台、という絶妙なフィクション設定、仲間と一緒に煙草屋さんを立ち上げるストーリー。
9巻までずっと良かった。バードンの物語、もっと読みたいです。
BADON:作品詳細
連載期間:2019年1月~2024年3月(『月刊ビッグガンガン』) 巻数:全9巻 作者:オノ・ナツメ
出版社:スクウェア・エニックス ジャンル:群像劇、ハードボイルド、ドラマ
BADON:あらすじ
首都バードンにて、前科者である4人の男たちが刑務所を出所し、それぞれの過去を背負いながらも新たに高級煙草店を開業することを決意する。ひとりは暴力的で不愛想なハート、ムードメーカーのエルモ、冷静なラズ、そして女性に人気のリコ。彼らは「二度と罪に関わりたくない」と誓いながらも、前科者としての重圧や組織やトラブルに巻き込まれていく。煙草業界の裏社会やマフィア組織との絡み、仲間同士の絆が交錯する群像劇だ。
BADON:解説
前作『ACCA13区監察課』の世界観を踏襲しつつ、ダークで重厚なドラマを展開。オノ・ナツメならではの緻密かつ人間味あふれるキャラクター描写と、煙草を巡る社会的・経済的な問題が複雑に絡み合うストーリーが特徴。刑務所やマフィアという陰の部分に焦点を当て、罪と再生、仲間との絆をテーマにした男たちの再起物語が魅力的に描かれる。読者からは硬質な作風ながらも深い感動を呼び、単巻ごとに中編構成で高い満足度を誇る。
















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