朝倉卓弥 / 四日間の奇蹟
■朝倉卓弥 / 四日間の奇蹟(文庫)
「このミステリが凄い大賞」
第一回金賞受賞の作品ということで、かなりの期待でした。以下簡単なレビューを。
朝倉卓弥 / 四日間の奇蹟
以下アマゾンより抜粋
第1回『このミステリーがすごい!』大賞・大賞金賞受賞作として、「描写力抜群、正統派の魅力」「新人離れしたうまさが光る!」「張り巡らされた伏線がラストで感動へと結実する」「ここ十年の新人賞ベスト1」と絶賛された感涙のベストセラーを待望の文庫化。脳に障害を負った少女とピアニストの道を閉ざされた青年が山奥の診療所で遭遇する不思議な出来事を、最高の筆致で描く癒しと再生のファンタジー。
一体この作者どんな方なんでしょうか、と疑ってしまう位、専門的な描写が多くて最初は戸惑うこと間違いなしなんですが、ちょっと回りくどいながらもその細かな描写にグイグイひきこまれます。
このミス大賞作品ながら、ジャンルでいえばミステリーではないとは思います。しかし、前半のゆるやかな展開とは裏腹に、最後の数10ページは圧巻です。随所に出てくるショパンやベートーベン等のクラッシクの原曲を僕は知らないので、知ってればもっと楽しめるだろうなと思いました。今度聴いてみようと思ってます。
脳に障害を持った少女と、ピアニストの道を閉ざされた青年が山奥で・・・という胡散臭い設定も読み進める程にきっと気にならなくなるはず。
是非読んでもらいたい作品です。泣けます。
■朝倉卓弥 / 四日間の奇蹟(文庫)
ちなみに、映画化もされているようです。かなりの豪華キャスト!近いうち観てみようかな
■四日間の奇蹟(DVD)
映画化されてました。結構な豪華キャスト。こちらも観て見たいです。
このミスって何?って方は↓
■『このミステリーがすごい!』大賞
■このミステリーがすごい!とは (はてな)
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